スコティッシュな、と言われた久住連山の標高1000mを越えるエリアで行われたSS会場。役場の方々や新聞社の記者も見えて、そしてドローンの撮影も。こうしたエリアが、このようにラリーなど競技に使えるということに喜びと責任も感じますね。まずはドローンからの映像をお楽しみください。
スコティッシュな、と言われた久住連山の標高1000mを越えるエリアで行われたSS会場。役場の方々や新聞社の記者も見えて、そしてドローンの撮影も。こうしたエリアが、このようにラリーなど競技に使えるということに喜びと責任も感じますね。まずはドローンからの映像をお楽しみください。
このラリーを祝福するような快晴は、この季節には珍しく大気も透き通っていました。そして複雑に構成されたルートは、13本ものSSを擁し、競技としての魅力も格段のものとなりました。そしてこの大会ならではの旅としての楽しさも忘れられません。
閉会式の無い大会ですが、最終にゴールする選手を待って集計表彰という時間を省き、各自のゴール後にさまざまなもう一つの目的地(温泉や、岩下コレクションやらと)出掛けて行く姿がとても印象的です。
ここにご参加のみなさまには、その健闘を讃え心よりの賛辞をお送りいたします。
また九州からばかりか、全国からお集まりいただきました競技役員のみなさまにも、併せて御礼を申し上げます。
また大会には由布市長、市会議員のご臨席の栄を賜りまして、本大会が地域に確実の受け入れられて来ていると実感することも出来ました。
さて、この湯布院を初戦としてはじまるツールドニッポンシリーズ、ますます充実を図りたいと考えております。
また、今後は競技のレギュレーションの運用を少し厳正化する方針を取って参ります。
特に競技会場内での喫煙などは、この数年間はパーソナルなモラルに任せようということとし「注意」をしないようにいたしましたが、車検会場やCPでの喫煙、くわえタバコなどを見るにつれ、非喫煙者への配慮ばかりか、安全面なども含めモラルを高めたいと考えます。
またコントロールゾーンへの侵入または逆侵入。
SSのFCPでのゴール済みの選手がその場に留まり、計測作業中のCPスタッフに自身のタイムや前後の選手のタイムを聞きにコントロールゾーン内を歩き回る姿は、モータースポーツ、特にラリーの現場ではあるべき姿ではありません。
こうしたことをこれからは厳しくコントロールをし、競技としての質を高めていかなければなりません。
今回は本大会の運営にご協力頂きましたことを御礼申し上げます。
4戦になったツールドニッポンシリーズのこと
だれかに「日本シリーズって4戦になったんですよね」と聞かれた時に不覚にも「そうじゃなくて先に4勝した方が勝ちじゃなかった?」なんて答えたりするくらい間抜けだが「日本シリーズとはねえ」なニッポンシリーズが、湯布院、TBI、北海道、東北のシリーズで開幕します。それぞれ通算回数で見ると、湯布院は4回大会、TBIは30回大会。北海道は12回大会。そして東北は第1回大会ということだ。こうしてSSERは、いつも変化と次のことを求め続けてきた。変化とは進化だ。易経にも「窮すれば変ず、変ずれば通ず」とある。進化論の話しだ。ボクの持論だけど「世の中で変わらないものはひとつしかない」さてそのひとつは何だろうか?それは「世の中で変わらないただ一つのこととは、変わらないものは何一つないという定理だけだ」というもの。しかしである。なにも変化だけがいいわけでは無かろうと思う。マシンの変化というか進化も凄まじい。さすがにここが到達点だろう、と思ってからだけでも相当に進化する。
ラリーも進化しなければならないかもしれないけど、これでも進化しているつもりなので許してほしい。
ラリーに参加するということは、さまざまな要因によって構成されるだろうから、同じ大会に毎年出ても全く同じということはないだろう。
さて湯布院。ボクは由布岳の姿が大好きだ。なんとも言えぬ気品がある。富士山のようにシンメトリーじゃないほうが好きだ。そんな美しい山の中を走るのは心が躍る。
ラリーの長い行程の中ではうまくいかないこともあるし、しまったとか悔しいとか思うことがある。そんな時は由布岳だ。たおやかで豊かで悠々としている。
こんなふうに生きたい、というような形を表している。
さらに阿蘇も行くんだ。
ROUTE INFORMATION
■DAY1 3/16 FRI
■TOTAL 201.41km DIRT 36.44km
■SS-1: 4.02km SS-2: 11.58km SS-3: 4.97km SS-4: 7.00km
さあ、開幕戦のスタート。
グランド・スタートをするとすぐにSS-1、全体的上りで後半が少しガレている。
ここを抜けリエゾン、景観を楽しんでほしい。温泉の脇を抜けSS-2へ、ここは標高約1000mの山をほぼ1周する高低差のある10kmハイスピード。程なくSS-3。分岐も殆ど無くタイトコーナーも少ないここもハイスピード。これまでとは違う温泉街を抜け、この日4本目のSS。ここは唯一のスタート・ゴールが同一の周回コース。さあ、風呂に入りBBQだ。
■DAY2 3/17 SAT
■TOTAL 378.55km DIRT 31.66km
■SS-5: 6.61km SS-6: 7.00km SS-7: 2.00km SS-8: 2.00km SS-9: 6.83km
2日目の朝は、どんな天気だろうか。スタートしてすぐのGSで給油。そしてSS-5へ。前半は上り、全体がガレていて面白いコース。リエゾンを少し走りSS-6。温泉の湯煙を見ながら、湖をはるかに見下ろしSS-7へ。標高のある国立公園内テクニカルなコースだ。野焼きをしたばかりの高原をぬけ、古い城下町に。歌いたくなるような素敵なところだ。東洋のナイアガラを観るCP-1へ。
日本1と日本2の何かがある。喉を潤し長いリエゾンへ。距離はあるが飽きることの無い愉快な道。16kmのダート、神話の街、世界一のカルデラ、今は黒い草原だが、4月になれば一面の緑の絨毯。規制解除であれば僅かの距離で火口も見れる。春の草原を気持ちよく、美味しい空気を吸ってCP-2へ。旨いコーヒーでも飲んで湯煙を楽しんでSS-8、ここはSS-7と同じ国立公園内だがコースは違う。リエゾンでミネラルウォターが噴出しているそばを通り、さあ今日はあと1本帰り道のSS-9。ゴールはすぐそこ、慎重に。
■DAY3 3/18 SUN
■TOTAL 185.14km DIRT 46.22km
■SS-10: 4.98km SS-11: 13.83km SS-12: 9.78km SS-13: 4.16km
今日は左にスタート。見覚えのある温泉を通りSS-10へ。ハイスピード、少しのリエゾンを走りSS-11。ここは一部作業路に入るのでコマ数が多く凹凸も多いテクニカルなルート。終了後、国道と県道で由布院の街を抜け山の方に、マチュピチュを眺め名物「川底の道」まだ水は冷たい。CPを通過、SS-12へスタートとゴールはSS-11と同じなのだがルートが違うんで要注意だ。由布院の街を眺め、今大会最後のSS-13。最後に汗をかけば間もなくグランドゴール。充実の3日間だ。
TIME SCHEDULE
DAY1 3/16(金)
1)到着受付
2)車両検査・装備品検査 7:00~9:00
3)ブリーフィング、開会式 9:00~
4)グランドスタート 9:30~
※スタートは30秒間隔にて1台ずつスタート
DAY3 3/18(日)
リザルトの発表と表彰はWeb上で行います。 ゴールしたあとラリーは完全に終了します。 そのあとの行動は全く自由(自由解散)です。
ENTRY LIST
TIMING CHART
速報
期間中は、SSER BLOG、twitter、facebookなどで情報をお伝えしていきます。電波事情で更新頻度は変わりますのでご了承ください。
ツールドニッポン・シリーズ2018は、九州-四国-北海道-東北の全4戦の合計17日間、総距離約6500kmの壮大なクロスカントリーラリーとなり、ボリウム共に充実。
そして開幕の春を彩る第1戦は大分県由布市で開催!「湯布院ラリー3デイズ」湯布院・九重阿蘇山系を、回を追うごとに新しいSSも加わり、このラリーに限った面白いフォーマットで展開してまいります。
湯布院は、春の訪れを告げる美しい山里で。自然災害の続く九州。
九重連山に設けられた驚きの特設ステージをはじめ、地元九州勢の渾身のルートは、とても楽しい。あの川の中の道や、阿蘇の外輪山とその周辺に連なる林道群。由布市の協力も大きな魅力に。巨木の庭の古い小学校跡地、そこがこの大会の集合場所で2泊する会場になるからテント、シュラフの要らない気軽なもの。
Total SS12(予定)に増設されて競技性もさらに向上。3days 12SSは1日4本の濃度。素晴らしい九重連山にはCafeのCPもあるかも?。。。そして最後のSSのフィニッシュでラリーは自動的に終わり。グランドゴールも閉会式もない。そこからツーリングに出ても良いし、温泉行くのもいい。翌日にはWeb上でRESULTSが発表されてネット表彰式。新しいスタイルのクロスカントリーラリーを模索したカタチの4年目の大会にしてシリーズの第1戦。
大会名称
The 4th YUFUIN RALLY 3DAYS 2018
第4回湯布院ラリー3デイズ2018
開催日
2018年3月16日(金)~3月18日(日)3日間
開催場所
大分県由布市 ゆうゆう館
SCHEDULE – 日程
1. | エントリー書類受付締切 必着 | 3月1日 | |
2. | 公式通知発送 | 3月7日 | |
3. | 受付・メディカルチェック- ※ | 3月16日 | 07:00 – 08:45 |
4. | 車検 – ※ | 3月16日 | 07:00 – 09:00 |
5. | ライダースブリーフィング – ※ | 3月16日 | 09:00 |
6. | 第1日目 スタート – 約250km | 3月16日 | 09:30 |
7. | 第1日目 BBQパーティ – ※ | 3月16日 | 19:30 |
8. | 第2日目 スタート – 約300km | 3月17日 | 08:00 |
9. | 第3日目 スタート – 約200km | 3月18日 | 08:00 |
10. | リザルトの発表と表彰は Web上で行う。 |
3月18日 | 14:00まで |
※ 場所:大分県由布市 庄内ゆうゆう館
ENTRY AND ITS FEES – 申込み登録及び費用
エントリー費 32,400円
*第4回湯布院ラリー3デイズ2018はプレエントリー申込みを設けておりません。エントリー受付締切日にご注意ください。
Download – エントリー書類 ダウンロード
申込書に必要事項を全て記載の上、エントリー費を添えて申し込む。
■SSER ツールドニッポン・シリーズ2018_レギュレーション (PDF)
■ 第4回湯布院ラリー3DAYS 2018 大会概要 (PDF)
■第4回湯布院ラリー3DAYS 2018 申込書 (PDF)
Entry List – エントリーリスト
Entry – オンラインエントリー
オンラインエントリーは終了しました。ありがとうございました。