10年程昔、僕は「どこでもドアPROJECT」を進めていた。ドラえもんの「どこでもドア」を開発しよう!!というのではない。もしも、あの「どこでもドア」が開発されたらマーケットは?社会は?国際(国と国の際、つまり国境)は?経済効果は?絶滅する企業は?繁栄する企業は?そして、どういうマーケティングをして、どういうふうに社会に下ろして行くか?というプログラムは?などなど、いわゆるケーススタディをやったのであったよ。結論は、開発直前にG13に暗殺されるとか、僕の事務所のまわりに各国の合法・非合法スタッフが溢れて平井町商店街が超発展するとかという面白い案もあったのだが、まあどのアプローチから考えても、おそろしいコトが起きるのは必至。ところが、まてよ、いまのインターネットって、ひょっとしたらその「どこでもドア」に少し近いところにあるんじゃないかと思う。世界中のドコのサイトへでも、誰んとこでもヒョコッと行ける。でバイクの話にしてもナンにしても、「みんなもうバーチャル上(ゲーム上)でいろんな体験をしてるからね。リスクを伴う実体験がダメなんじゃないですか?」なんて言うやつがいる。つまり「どこでもドア」とインターネットの違いはココ。バーチャル上でのコトを体験って言うな。だからMATRIXみたいなヘンな映画がでてきて、自分と社会の実体が正確に把握できない奴らが出てくるんだ。バーチャルなんてコトバはチョット向こうにやっておいて、「グッド エクスペリエンス!」をテーマに、汗を流して、スリ傷つくって、そんな実体験をしに行こうぜ。ラリーレイドモンゴルは、とびっきりのグッド エクスペリエンス。机の上でしか考えられないヒトは、あなたのハートに聞いてごらんなせぇ。あゝラリーレイドモンゴル、僕たちのどこでもドアー。えっNISSANのパクリ?
きょうの1枚
第5回RRM、第2本部隊と「グッド エクスペリエンス!」な人々。 残念ながらリタイヤしてしまったが、彼らもまた「グッド エクスペリエンス!」なモンゴルを体験した戦士であることに間違いない。(…でも「どこでもドア」があったら迷わず使っちゃうだろうな!?)by Kuu
OVバックナンバー
(2022/06)Organisation Voice は現在旧サイトからデータ移行中です。
工事中のところが多数ございますがご了承ください。