最後の大会となったラリーレイドモンゴル2002の北日本自動車工学専門学校チームが制作したビデオが届いていたので、観た。ナビを務めた斉木雅弘さんの手によるもので、主催者側の空撮などの映像の提供も受けているものの、多くは自分たちのカメラと、車載カメラの映像によるものだ。
良く出来ている。競技者の目で作られた自分たちの主催する映像作品を見るのは初めてだった。主催者が多くの人に向けて作られたものとはまったく違う。リアリティがある。僕たちが主催しているこのイベントが、こんなに素晴らしいもんだとは!なんて感想を抱いたくらいだ。
それほどに競技者の目と、そういう状態にあるがゆえの感受性はいいなあ、と思った。仲間内でカメラを向け合ってるから、当然に照れもあるのだが。ああ、こうしたラリーを主催してて良かった。そう思った。競技者であること、それと同じ重みがあることとして競技会を開催することがあるんだなあ。としみじみ。
きょうの一枚
フォレスター!このクルマがその北日本チーム。その奮闘振りは鮮やかです。