ROUTE INFORMATION – HOKKAIDO4DAYS 2017

7/14 fri. DAY1 芦別~日高
TOTAL: 153.71km DIRT: 32.79km

雄大な十勝連峰を正面に富良野盆地を駆け抜けます。走り応えのあるダートの後、まもなく最初のスペシャルステージです。雨が降るとスリッパリーな箇所も出てくるでしょう。SSの開設時間は、少し遅めになっているはずなので、ここまであまりペースを上げないように注意してください。SSが終わったらまもなくビバークです。アウトドアでのBBQを用意しています。

7/15 sat. DAY2 日高~十勝~弟子屈
TOTAL: 473.52km DIRT: 93.71km

長い一日の始まり。スタート時間も早くなっています。スタートしてまもなく最初のスペシャルステージ。その後、峠を越えて、大雪山へと入っていきます。十勝平野のCPを過ぎ、さらに南下しながらダートを走りつないで太平洋岸へ。晴れていると水平線が丸く見えるような雄大な景色。大河の流れ。2つの目のスペシャルステージのあと、まだまだダートを走ってビバークに向かいます。飲料水、携行食の準備は余裕を持ってください。

7/16 sun. DAY3 弟子屈~知床~大雪
TOTAL: 515.19km DIRT: 60.59km

長い行程が続きます。スタートしてまもなくスペシャルステージ。その後北方領土を望む海岸に出ます。112.42kmの漁村では、この季節だけ楽しめる名物のシマエビを賞味するか、あるいは、176.83kmの露天風呂を試すか、または知床の名所を訪ねるか…。それほど時間に余裕はないものの、ひとつぐらいには立ち寄れる程度の時間設定で、知床半島の出口にCPを設定しています。タフな行程は後半に続きます。林道のナビゲーションは慎重!!!489.58km地点は右折のコマ図ですが、燃料に不安がある場合はいったん左折して国道に出て給油してください。SSのあとまもなくビバークです。

7/17 mon. DAY4 大雪~十勝岳~芦別
TOTAL: 170.82km DIRT: 35.66km

ビバークを出てまもなく今年最後のスペシャルステージ。大雪山麓を縫うように走ってやがて十勝岳の懐へ。有名になった「青い池」の近くも通りますが、もうみなさんはフィニッシュへの思いが強くなっているかもしれません。山上の露天風呂も通過します。こっちのほうがおすすめかも。フィニッシュの直前が、なかなかテクニカルなナビゲーションで、ちょっとしたダートも走ります。最後まで安全運転を。

北のまほろばを思う – HOKKAIDO4DAYS 2017

津軽海峡には、本州と北海道を隔てる「ブラキストン線」というものがあります。棲息する動植物の種類がここではっきりと分かれるという生物上の線です。この線より東。つまり北海道、北方領土を含む島々、サハリン(樺太)に分布する動植物群の一部は、本州以西にはいませんよ、ということです。逆にツキノワグマやカモシカは北海道以東にはいません。これは自然相の違いそのものです。その違いがよりはっきりと感じられるのは、北海道でも北の地方、また東側になるでしょう。太古から変わらずに吹き付ける貿易風は、総じて地球の陸地の西側を断崖のように削り、東側を、ゆるやかで幅広い砂地にしてきました。そのためにオホーツクに面した海岸には砂嘴や汽水湖が多く見られます。アムール川に発し、毎年北海道に接岸する流氷は、ユーラシア大陸の滋養をたっぷりと運んできて、多くの海の幸を育み、人々の暮らしを豊かにしています。広い道東の内陸部は寒冷で畑作に適していないため、その代わりに酪農が盛んで、見渡す限り牧草地という風景を、みなさんは走ります。ですが、海岸に出ると、人々の営みが盛んであることに気がつくでしょう。司馬遼太郎は、縄文時代のオホーツクを「これほど人が暮らしやすいところはなかっただろう」とし、これを「北のまほろば」と呼んでいます。まほろば、とは、素晴らしい場所、豊かな土地というほどの意味です。当時と同じ恵みを人々は受けて暮らしています。時代は変わり、生活様式も大きく変わったように見えますが、私たちは結局は、大地と海の恵みによってしか生きられないのだということを感じざるを得ません。

北海道は昨年8月に大規模な水害に見舞われました。主要な幹線道路も多くが寸断。石狩地方と十勝地方をつなぐ大動脈である国道274号線日勝峠は、現在も通行止めが続き秋の開通を目指して懸命の復旧工事が続けられています。災害の爪痕は、特に山間部に多く見られ、そのため今年のラリーのルートも、おもうような設定ができなかったというのが正直なところです。が、それでも全体としては、充分に北海道の旅、オフロードライディングを楽しんでいただけるものになっていると思います。ルート設定にご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。それでは、安全運転で良い旅を。

No.225 – 菅原さんからの手紙 2017/06/15 17:28

なんだか慌ただしくなってきました。照仁がシルクウエイラリーに使う2号車は12日に工場を出て行き、ラリーレイドモンゴルに使う1号車は部品が出来てきたので、組み付け作業が大変です。

来年のダカールの販社メカさんも決まり、日野さんの工場で車作りから作業が始まっております。

今週の週末は松山でモンゴルの車検と荷物の積み込みがあり、私の乗る1号車の輸送はロシア経由ではなく、中国経由なので車載工具などの盗難に備えて、車載品はSSERの便で運ぶようです。

月末には北海道4DAYS用のバイクを芦別に送ったりと、忙しくなります。

HINO TEAM SUGAWARAのこれからの予定が日野さんのホームページで発表されました。良かったら覗いてみてください。

[日野自動車のニュースページはこちら]

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

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No.224「出来ました。」- 菅原さんからの手紙 2017/05/15 14:38

TBIでは、HONDA XR230に乗って出場したのですが、長い事使っていたので、ミッションが入りづらくなり、北海道4DAYS用にYAMAHA セローで、作ってみました。

写真1 横からの全体像で、エンジンの前側に付いてる工具箱は今回のTBIで知り合った、鹿児島の大下本さんが北海道には行けないので、せめて工具箱を連れて行って欲しいとお送ってくれました。

ヘッドランプはLEDをやめて、HIDにしたのでライトのカウルに入りきれない部品が外に出てしまいました。

リアーには純正のキャリヤーが付いてましたが、重い物を載せないのでキャリーを外しバックを直接取り付けました。

写真2 マップケースまわりですが、右上はGPSで作動するICOを付けてみました。純正のメーター類はそのままにしてあるので時計やトリップや燃料メーターなどが見れて便利です。携帯電話などの充電が出来るUSBのソケットが付いてるシガーライターもついてます。ウインカーも軽いのに変更してあります。

写真3 大下本さんがお送ってくれた工具箱ですが、改良して400グラムを軽量して取り付けました。純正の工具入れは高い位置にあるのでこちらの箱に入れる事により、重心が低くなりましたが、最初に作った大下本さんに感謝です。

北海道が楽しみです。

菅原 義正


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No.223「TBI用のヘッドランプ」- 菅原さんからの手紙 2017/04/14 18:33

湯布院ラリーでは写真1のようなLEDランプを取り付けての参戦でした。

このランプは競技用に作られているのか、ハイピームとロービームの切り替えがありません。仕方がないのでこのランプを下に向けて 対向車に眩しくないようにして、さらに上(写真には写ってない)にハイビーム専用のLEDランプを2ケ付けて走りました。

実際に夜、使ってみましたが、明るさはあるのですが、スポット的になり、想像と違っており、次回のTBIは夜間走行が多いと山田さんに脅かされているのでシビエのランブケースにHIDを組み込んでみましたがピント来ないので、タガールでも私が使っているジェビルのランプケースの部品を取り寄せてく組むことにしました。

HIDも古くなったので、新しいのを買おうとネットで見たら、今はLEDが主流になりHIDはたったの2900円でした。早速、注文して取り付けたら「安物買いの銭失い」のとおりH4なので電球がマグネットで前後に動くのですが、芯がづれて動き、不良品です。

色々と考えてLEDはロービムが普段点いていて、ハイビームにするとロービームを消さないで、その上にハイビームが点くので、夜間の林道には最高だと思い、今朝(14日)3時に起きて、バイクを置いてある御殿場の工場に行き、LEDを組み込んでガラス面に黄色を塗ってきました。TBIがたのしみです。

追伸 色々と相談にのってくれた三好慶一さんありがとう。

菅原 義正


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忘れ物のお知らせ – YUFUIN 3DAYS 2017

湯布院3デイズに参加された皆様お疲れ様でした。
今回の会場で忘れ物がございました。お心当たりのある方はお名前、ゼッケンと共に忘れた場所などヒントになるものをご記入の上、support@sser.org までお問い合わせ下さい。

1 FOXのブーツ


USAサイズ m9
EUサイズ 42.5

2ジーンズ(ベルト付き)
 

エドウィン ED503
サイズ31

 

3 タイヤチューブ


ビニール袋でパッキングしてあります。梱包テープにR-18と記入

 

No.222「湯布院3DAYSに出てきました。」- 菅原さんからの手紙 2017/03/21 18:00

昨年はジムニーで出たので、バイクでの出場は1年ぶりです。

バイクはKTM EXC-F SIXDAYSからホンダXR230に乗り換えての出場です。

理由はひとサイズ下げる事で、今の自分に一番合ってると思ってチョイスしたのですが、エンジンのトルクバンドが広いのと、シートが厚くお尻が痛くなくベストチョイスでしたが、製造が10年も前のなので、KTMのようなサスの追従性はありませんでした。。

今回のコースは石が多かったので、フロントが跳ねて走りづらかったので最終日は空気圧を0.8まで落として使いましたが、私のスピードではリム打ちもなく走れました。

「川床の道」は昨年走れなかったので、楽しみに入って行きましたら、韓国からの選手が二人入ってすぐに転んでおり、私は昔、トライアルもやっていたので自信を持って転んでいる二人の間をすり抜けて、5メートルくらい進んだ所で苔にやられてすってんころりでした。親切な選手に起こすのを手伝ってもらい、両足を出してゆっくり進むのですが、いくら行っても川が続きます。

あるところで、フロントが引っかかって前進できないでいたら、すぐ横に選手の人が川岸に座って居て「バックしたらどうですか」と言うんで、「すいませんが、ちょっと前に押してもらえませんか?」と言ったら、彼は「すいません、私、骨折しているんで」

との事でした。対岸にバイクが置いてあり、転んで足を骨折したようです。

私は65か国も行ってますが、あんな所は、初めての経験です。

コースには「東洋のナイヤガラ」や「東洋のマチュピチュ」などがあり、素晴らしい大会でした。夢のような3日間を終えて大分空港から1時間10分で羽田空港に着ました。

オフィシャルの皆さんへ「ありがとうございました」

菅原 義正


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湯布院ラリー2017総括

ロゴデザインも一新、何か新しい方向性を感じさせる「湯布院ラリー2017」韓国からも3人のライダーにTV撮影チームを含め14名が参加。会場周辺にカメラマンの数が多い大会となりました。

また大会も少しずつ浸透し、ほんとんどのSSは施錠されていて通常は進入できないルートばかりで、DAY2のSS6は非常に標高の高いエリア、登山道の脇から駆け上がる気持ちの良いテクニカルなルートとなりました。
それぞれに魅力あふれるSS構成は、来年度以降はさらに「あそこの許可も取れる」と大張り切りの九州チームです。


   

さて勝負の行方を占う初日Day1。
SS-1、SS-2を先取したのは#31池町佳生KTM250EXC-E、#15加地守KTM250EXC、#51泉本拓也 Husqvama FE350、#22岡本薫GASGAS 250F、この辺りが総合優勝を争う展開だ。
SS-3は#51泉本が池町に1秒差でトップ、SS-4は#15加地が取った、5位に甘んじた池町に19秒差。この間に#33大内田もtm450Fiで気を吐いた。
Day-1、4本のSSを終えて池町が首位29分58秒、2位に岡本薫30分13秒、3位に加地30分22秒、泉本は4位30分49秒、ここまで池町に1分以内のタイムでピタリ。
注目されたCRF250Rallyは常勝#16福岡秀行が9位首位に1分53秒差で挽回の位置に着けた。


Day2、好天が続いた、この日は宮崎高千穂まで行くロングステージ。
朝のSS-6も少し順位に動きが見られた。このSSを制したのは#15加地、5分22秒、続いて#51泉本、5分24秒、#39小池良平CRF450Xが5分28秒で3位に飛び込んだ。
池町は首位に15秒遅れの4位。なんとなく波乱の展開が予見された。
SS-7は非常にタイム差の出やすい標高1300mの高地のテクニカルなルート。取ったのは#51泉本、2位に加地、3位に池町、しかしこの3人は1秒差。
SS-8は再び湯布院まで戻って、8kmのルート、ここで池町がトップ、加地が2位、3位には#26位頭和治YAMAHA WR250Fというオーダー。
この日終わってみると池町、岡本、加地というトップ3、池町は1時間01分38秒、2位の岡本は1時間02分21秒、その差は43秒。3位の加地は1時間02分35秒、差はわずかに14秒。4位泉本は1時間02分43秒、明日は午後からは雨の予報。残すSSは3本だが25km のトータル。まだまだ順位の変動は起きるかもしれないし、最後にはミスコースの罠が仕掛けられている。


Day3、心配された天候は朝のスタート時は雲が多いものの時折日差しも見える。
総合優勝争いは、SS-9から始まる。まず池町が先勝、5分53秒に続いて泉本+02秒、3位に加地+03秒、しかし岡本が7位と遅れた、それでも加地に遅れること+10秒。まだ天候は持っていた。SS-10、11のロングSSで高いパフォーマンスを見せてスパートをしたのは加地、この2つのSSを連取。最後のSSは雨が降り出していた。そしてナビが難しく変更されていたことに気が付いたかが問われた。そして岡本はこの罠に陥ちたのかSS-11を13位とした。

終わってみれば、こうした僅差の痺れるような優勝争いは興味深かった。総合優勝は新しいテスト用のタイヤを持ち込んだ池町が優勝1時間34分45秒、2位に最終日のパフォーマンスを見せた加地が1時間35分33秒、3位に泉本が1時間35分57秒、4位に岡本1時間37分36秒。

そのほかにも随所でラリーらしい戦いが展開した。早い春の九州湯布院と久住連山そして阿蘇を舞台とした湯布院ラリー。さらに面白さが増していく。

 

 

DAY1からDAY3まで順番にご覧頂けます

参加された皆様お疲れ様でした。
大会最終リザルトがこちらからご覧頂けます

「湯布院、ラリーというカタチの、時間旅行」- 湯布院ラリー3デイズ2017

ボクはつねづね、ラリーをラリーとしてだけ見ればそれは競技としての面白さはあるけど、素敵な時間旅行だと思うようにしてきた。

それはスタートしてからゴールするだけの時間ではなくて、さあ参加しようと思った時からはじまっている。いや、そう決めた時から自分の時間を巻き戻して「去年のこと」や「ずっと前のこと」「バイクを乗り始めたころのこと」などなどさまざまな記憶の糸を辿って行く。すると、そこにはもちろん経験としての知見や、憧れていたのに忘れていた幾つかのことが、モザイクのように宝物のように埋め込まれていることに気が付く。

ラリーに参加しているときには、不思議な感覚になる。たとえば普段見るものが、生き生きと色づいて見えたり、なんでもないことが増幅して感じられる。

つまり、参加した者の感受性を引き上げている。

なぜならそれはマシンのこと、ルートのこと、この先に待ち構えているだろうさまざまな罠や、見落としたら失敗するであろうファクターを全身で感じ取ろうとする機能が高められているからにほかならない。

この身体の機能を知ることはとても大切だ。このラリーを機会にこの1年間の、こうした危機管理や、風景を増幅して感じる能力を高めに維持していくことが出来る。

目に入るものは、相当なボリウムの情報だ。それを整理しながら進む行為は、実はかなり高度であり、尊いと思う。

湯布院。単に湯煙舞う温泉地、美しい草原や美しい山々。それだけを堪能するのも良いかもしれないが、もっと違う、今までに感じたことのない自分に出会って見れるかもしれない。

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スケジュール – 湯布院ラリー3デイズ2017

3/18(土) DAY1

1) 到着受付 7:00~8:45
2) 車両検査・装備品検査 7:00~9:00
3) ブリーフィング、開会式 9:00~
4) グランドスタート 9:30~
※スタートは30秒間隔にて1台ずつスタート

3/19(日) DAY2

~日程2日目~

3/20(月・祝) DAY3

リザルトの発表と表彰はWeb上で行います。
ゴールしたあとラリーは完全に終了します。
そのあとの行動は全く自由(自由解散)です。

ルートインフォメーション – 湯布院ラリー3デイズ 2017

ご覧になるには下のリンクをクリックしてください
DAY1 3/18 「美しき由布岳を愛でる 」
TOTAL 232.55km, DIRT 44.37km
SS-1: 4.05km, SS-2: 9.80km, SS-3: 4.96km, SS-4: 4.01km

 

いよいよ湯布院3デイズ2017のDAY-1だ。それにふさわしいとっておきのルートは、SS4本にCPはなし。そして232kmとやや物足りない走行距離なのだが、ダートは44.3km。
グランド・スタートをするとすぐにSS-1がある。湯布院の常連参加者にはおなじみのルートだが、今年は少し違う。地元の方々の協力により、少し距離が延長されている。登りの山道は、前半は整備されているが、後半はガレていて大きいマシンは少し苦労するかも。
SS-1の終了後には、もう一本のダートを走り、温泉、高原を越え、また山に入る。そして大昔の火山を一廻りする約10kmのSS-2。このSS-2は、高低差があり、コーナーは多いが、走りやすいダート。
そして、やまなみハイウェイでSS-3へ向う。SS-3のあとは、やまなみハイウェイに戻り、眼下に由布院の街並みと湯けむりを眺めながら山道に。高速道と併走しながら、由布岳、鶴見岳の裾野を走り、しばしその雄大な姿を愛でることに。
SS-4はゴールの近くだ。今夜は、星空の下でバーベキューパーティー!

 

DAY2 3/19「雄大な九重のグッド・ロケーションディ」
TOTAL 300.32km, DIRT 27.45km
SS-5: 6.79km, SS-6: 2.00km, SS-7: 2.74km, SS-8: 7.97km

 

行程300kmの最長ディスタンス。ロケーションは最高の一日、素晴らしいバランス感覚を愉しむ。スタート後は必ず燃料補給をすませ、SS-5。コーナーの多い登りで一部ガレている。SS-5を出て、38.15kmのゲートまで進む。このあとコースマークを追いかけてSS-6のスタートへ。
SS入口までの800m程の舗装路は、登山道で登山者も少なくない。特に注意すること。ここは「阿蘇くじゅう国立公園」内であり、湯布院2017の特別許可を受けて進入するエリア。九州本土では最高峰の山々の在る場所で、スタート地点の標高は1200m。
「下界を眺めれば悩みも何も吹っ飛んでしまう(カオル談)」ほどの素晴らしい景観。SSは、高低差の有るテクニカルなもの。SS終了後は先程のゲートで、0.00kmにメーターをリセットし、再スタート。
リエゾンの高原は空気も風景もグッド、そんなロケーションを楽しめる好天を祈るのみ。野焼きをしたばかりなのであたりは黒色ですが、4月になれば緑の絨毯となるよ。
しばらく走しり「東洋の〇〇〇〇〇*1」の上を通り、石のめがね橋を渡る。このあたりは肥後の石工で有名な古い石橋の多いところ。
次はSS-7。ここは数ヶ月前まではガレガレだったが、地元の人達が、このラリーのために整備して下さった。嬉しいような、残念なような「〇〇〇ベルグ*2」とは程遠くなった。
県道を登り詰めれば県境、宮崎県だ。10kmほどの下りのフラットダートを抜けていくと国道に出る。しばらくこの道を西へ進めば、また県境、熊本県。阿蘇の外輪山を下り、噴火している山の東側の峠1000m近くまで登る。正面の景色はこれまた絶景。
町に下り、やや上り、黒い高原のなかを走りぬけ、ここらで一休みコーヒータイム。一服したら湯煙を浴びながら山の温泉場を通過して、今日のラストSS-8へ。ここは今朝の逆走。最後に燃料を補給してビバークへ。今晩は、大分の郷土料理で、おもてなし。

 

DAY3 3/20「水ぬるむ、川床の道へ」
TOTAL 201.39km, DIRT 37.47km
SS-9: 4.99km, SS-10: 9.84km, SS-11: 11.53km

 

あっという間の3日間、最終日。燃料補給は確実に。国道を西へ温泉町を通り抜け、ゴルフ場を掠めてSS-9へ。フラットな走りやすいスピードコース。SS終了後は県道を経由してダート林道。国道へ出て、SS-10へ、やや高低差のある走りやすいスピードコース。
ここを抜け、山の舗装路、県道、国道を進む。
119km過ぎの左前方の眺めは「東洋の〇〇〇〇〇〇*3」と言われている。
そこを通過し、間もなく、待ちに待ったあの場所へ。春とはいえ、まだ水は冷たい。これを出れば国道。GSも道の駅もある。さあ最後のスペシャルステージSS-11。
これで750km、湯布院ラリー2017を走りきる。

 

 
注意
今回のSSの11本は、通常は閉鎖されている道です。
行政、国、特に村の人達の協力があって開催できました。
地域の人に会ったときは軽くでいいので、頭をさげて下さい。
田舎の人の受ける印象が、今後の開催に大きく響きます。

質問
以下の〇〇に入る言葉を選べ
設問1「東洋の〇〇〇〇〇*1」
(1.マチュピチュ 2.ナイアガラ 3.ナポリ)
設問2「〇〇〇ベルグ*2」
(1.エルツ 2.カオルズ 3.ザルツ)
設問3「東洋の〇〇〇〇〇〇*3」
(1..魔女 2.マチュピチュ 3.ナイアガラ)

エントリーリスト – 湯布院ラリー3デイズ 2017

いよいよ湯布院。エントリーリストを発表いたします。
11本のSSと夢のようなオフロードライディング、九州の雄大でしかしたおやかな美しさを堪能します。
注目の川床も健在。さらに特別許可を得て山々の中に広がる防火帯を駆け巡ります。

 

ご覧になるにはこちらをクリックして下さい(別ウインドウで開きます)

No.221「YAMAHA YXZ 1000R」- 菅原さんからの手紙 2017/02/20 10:30

昨年のラリーレイドモンゴルに私が使用したYAMAHA YXZ 1000Rが今年のダカールラリーに3台出場しました。

今までは、このサイドバイサイドの車両は4輪のクラスに入れられていたので、ATVとは別に扱われていて、アメリカのポラリスが良く出ておりました。4輪と同じクラスになるとロールゲージの太さが違っており、ポラリスはフレームを完全に作り直して、ホイールベースも長くして、そこに燃料タンクを付けたりして、出場するには大変な改造が必要でしたが、今年からこのサイドバイサイドのクラスが新しく出来たようです。

スペインヤマハさんが写真の車両を作っての出場のようでした。気になったのでそこのチームを訪ねて聞いてきました。燃料の規定は4輪と同じなので、800KMは無給油で走らなければいけません。

後ろのタンクの容量は250リッターだそうです。ヤマハさんのはフレームは伸ばしてないので、スペアータイヤの置く場所が無いので床下に積んでました。使用しているタイヤは外径を大きくして4輪共に同じタイヤにしてますが、これではどうしても最低地上高が低くなり過ぎです。

写真はスペインのラリーに事前に出ている写真ですが、リアータイヤにはドロ除けが付いており、4輪のレギュレーションの通りに作られております。

毎日、頑張ってましたが、最終的には3台とも完走で出来ませんでしたが、このクラスが安定してきたら、4輪よりも費用の面では安く出れるので、ぜひこのクラスが増えると良いですね。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

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公式発表 – 2017年01月27日

ラリーモンゴリアを代表するライダー、モンゴルの国民的英雄であるガントルガ・ビャンバー氏が逝去されましたので慎んでご報告申し上げます。
2017年1月24日午後4時、長く患っていた腰部の手術のためフランスの病院に入院しておりましたが病院にて急逝。詳細な状況はまだ伝わっておりませんが、その日は朝から「気分が悪い」と言っていたそうです。
同氏はラリーモンゴリア第1回大会(ラリーレイドモンゴル1995)に初出場し総合2位で表彰台に立ち、以降連続出場し常に表彰台にいました。1998年念願の初優勝1999年に2連覇。3連覇に挑んだ2000年は三橋淳に敗れ2位、2007年まで11回連続出場し総合優勝5回、リタイアは1回。優勝回数はボルドバートルの6回に続いて2番目。
2010年にAUTOのナビとして出場が最後で、腰痛に悩まされながら復帰を常に考えていました。
1996年に行われたパリ-北京(MASTER RALLY)ではXR250でヨーロッパのトップライダーに割って入り最終日まで総合2位、最終は総合3位と世界を驚かせました。
ガントルガ氏の栄光とモンゴルでのモータースポーツの発展に寄与されたことをここにご報告申し上げるとともに深く哀悼の意を表します。

SSER ORGANISATION

1, 1995年はじめてラリーレイドモンゴルに出場、初めてのコマ地図に苦しみながら堂々の2位。
2, 1998年4年目にして念願の初優勝、シャンパンファイトに笑顔がはじけていました。
3, 2005年は復活のラリー「BEIJING-ULANBAATAR」モンゴル国境の町で山田のスタートのカウントダウンを受ける。
4, 2010年最後にナビゲーターとして出場。このあと本格的な治療に取り組むことに。

1995

1999

2005

2010

No.220「無事に帰国しました。」- 菅原さんからの手紙 2017/01/23 10:20

letter_220_20170123_1020-01今年のダカール・ラリーは初めてパラクアイの首都アスンシオンを出発して、アルゼンチンに入り、その後、ボリビアに入り、再びアルゼンチンに入って首都のブエノスアイレスがゴールでした。

出発前の情報ではボリビアは干ばつが続いており、水不足なので洗車はしないようにとの連絡でしたが、行ってみたら、大洪水でSSのコースではドロの中に埋まっているトラックが居たりで大混乱でした。

注意していたのですが、私の車も前後デフが地面に着く程埋めてしまい、仲間が助けに来てくれたのですが我々の用意していた牽引ロープは砂用なので、深く埋まった車には通用しなくてすぐに切れてしまいます。

他の車も助けに来てくれて、彼たちのは丈夫な牽引ロープなので後ろから引っ張ってもらい脱出したのですがこの日はマックスタイムを30分超えてしまい2時間のペナルティでした。

この場所の標高は4200メーターだったので、動きすぎたのか、翌日嘔吐して完全に高山病になってしまいました。ちょうどこの日はSSがキャンセルになり、リエゾンで次のキャンプ地に向かう事になり、お医者さんに注射を打ってもらい命拾いをした次第です。

そんなこんなで色々とありましたが2号車の照が頑張って8位になり、私も完走出来て10000cc以下クラスの1.2を取る事が出来ました。

この場をお借りして応援して頂いた皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

写真は昨年の4月7日にオープンした、日野アルゼンチンさんの工場をお借りして出発前の準備をさせて頂き、パラクアイに向かう前の記念写真です。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

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No.219「今年もよろしくお願いします」- 菅原さんからの手紙 2017/01/04 11:33

letter_219_20170104_1133-01お陰様で、無事に2台とも人検と車検をパスし昨日、パルクフェルメに入れました。夜にもかかわらず観客が居て、我々が歩いてたら拍手が起きました。

この国の人たちにとってダカールラリーが来た事がとても嬉しそうに感じました。こんな歓迎は初めての事です。

スタートは1月2日で、この町の東側で39kmのSSがあり、450m先のキャンプ地に向かいます。

毎日、暑いのと夕方にはスコールのような夕立があり、SSのコースが気になります。

競技が始まると、手紙を書く時間が無くなるので、ラリーの様子は日野さんのホームぺージ見て下さい。

応援よろしく御願いします。

菅原 義正

日野自動車ダカールラリー
http://www.hino.co.jp/dakar/index.html

写真1はホテルの窓から見た景色です。河幅は約3kmもあります。

写真2は今日こちらのトヨタさんで行われた、トヨタ車体さんと我々チームの記者発表の会場です。

写真3は2日のコースです。

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謹賀新年

旧年中のご高配に心より感謝申し上げます。本年もまた倍旧のお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

さて新しい年2017は、この数年掲げ続けてきた「大きな変化」の集大成の年としてSSERをさらにクリエイティヴで魅力的なものとすべく一層の努力を重ねて参ります。

みなさんの協力で実現するモンゴルの南ゴビのゾーモットのラリービバークをはじめ、これまでに見たことのない風景を求める旅はこれからも続いて参ります。
また10月のタクラマカンへの旅は、その深度を追求してまいります。

ハードになった分はホスピタリティ性の向上で、より高みにある歓びに資していきたいと考えています。
どうぞこの1年の新しい挑戦ご支援を頂きますと共にさまざまな形でのご参加をお待ち申し上げております。

末尾ながら一層の発展と壮大な夢の実現へのお手伝いを。

2017年元旦

SSER ORGANISATION
スタッフ一同


OVバックナンバー

(2022/06)Organisation Voice は現在旧サイトからデータ移行中です。
工事中のところが多数ございますがご了承ください。

2015年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2014年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2013年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2012年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2011年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2010年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2009年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2008年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2007年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 01 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2006年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2005年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2004年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2003年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2002年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2001年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2000年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
1999年 | 10 : 11 : 12月
旧Organisation Voiceはこちらからご覧いただけます。

No.218「2台共無事に着きました。」- 菅原さんからの手紙 2016/12/19 11:43

letter_218_20161219_1143_0110月末に日本を発った2台のレンジャーは無事にブエノスアイレスに到着です。何時もは引き取りに手間取るのですが、今回は日野さんの努力もあり、予定通りなのでほっとしております。

運ぶのは、やはり低床のトレラーで運ぶのですね。その後、ブエノスアイレスの郊外に新しく出来た、日野アルゼンチンの販売店に運ばれました。

メカさん達は20日に着くので、こちらの工場をお借りして、事前の整備をさせて頂きます。

社屋も新しいので気持ちがいいですね。

私はと言うと時差との闘いと、運動の為、歩いたり、ホテルのトレーニングルームで頑張ってます。

今日、お昼を食べに小さなレストランに行ったら、HINOの帽子を見て判ったのか、お前の事はテレビで見てたよ、と言われました。

こちらでラリーをやるようになって早いもので8年にもなり、HINOを覚えてくれとても嬉しいですね。

こちらの気温ですが、お昼は31度で夜は18度ですが、室内を冷房しているので長袖のシャツを着ております。毎日、空は真っ青です。

菅原 義正

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著者紹介 菅原義正氏

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◇◆◇好例!SSER大忘年会◇◆◇ 

 2016%e5%bf%98%e5%b9%b4%e4%bc%9a%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab

今年も1年間お世話になりました。
好例のSSER大忘年会を今年も開催します!!

◆と き:

□12/29(木) 朝から大餅つき大会
□12/29(木) 午後から年越しそばを打ちに富そばさんがやって来る
□12/29(木) 18:00ごろからSSER大忘年会
      19:00 スタート!「宮崎ユウのヒットメドレー!」
      ギター 山本太郎

◆ところ:

SSER 事務所と裏の鎮守の森

◆参加費:

無料・・・ただし以下のもののいずれか

ビンゴ大会に出したい商品!オークションに出したい商品など!!
最低でも自分が飲むだけのお酒、自分が温まるだけの薪、
美味しい刺身、そのほか珍しいか美味しいか?!何か食べるもの適量。
宿泊希望の方はシュラフ。
もちつき:カオルさんがこのイベント用に育てたモチ米!!

参加は全く自由です。
SSERの選手・関係者、そのほかどなたでもご自由に・・・
今回も面白いです。

○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜

▼SSER大忘年会のお申込みはコチラをクリック▼

お誘いあわせの上お越し頂きますようにお願いいたします。

○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜。。‥○゜

No.217「無事に着きました。」- 菅原さんからの手紙 2016/12/15 13:26

letter_217_20161215_1326_01東京でのSSERの発表会では我々チームの壮行会までやって頂きありがとうございました。チームの第一陣として日野さんの広報の方とで13 日にブエノスアイレスに到着しました。

今年の4月7日からアルゼンチンで創業した日野アルゼンチンの社長さんにも出迎えて頂きありがたい事です。今年から事前整備は日野アルゼンチンの工場をお借りしてやらせて頂きます。今までお借りしていたトヨタさんにもとても良くして頂き感謝しておりますが、やはり日野さんの工場ですから嬉しいです。

ホテルは長期滞在型でキッチンも付いており、快適で、私は11階ですぐ上の12 階にはトレーニングルームとプールが付いてます。

日本では9月からトレーニングの先生に付き体幹をしっかりさせる事に集中してました。最後に計測したら体内脂肪が減り、筋力が増加してました。75歳からでも遅くないので山田さんもやってくださいね。

2009年からこちらに来て8年目になりますが、毎年新しい発見があり、わくわくの生活です。

これからゆっくりと報告しますね。お楽しみに。

菅原 義正


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FA-coat Rally Mongolia 2017 – English

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FA-coat Rally Mongolia 2017
BROAD-RANGING MAGNIFICENT MEMORIES

Onward to Zoumod in the Southern Gobi
On hearing someone say, “I want to go to Zoumod again” I felt a pulse of excitement like a mild electric shock.
That’s right, when you think of Rally Mongolia, you think of Zoumod, the Mongolian oasis.
Amid ever changing situations, we find ourselves in areas like this that kept themselves safe from trouble by way of a harsh land and long distances.
However the hospitality they offer rally participants has gotten totally better in every way.
Well now we want to take up the rally challenge one more time.
This will be a route like crossing the open ocean.
Then, SSER has completely reorganized the route again to allow seriously challenging among other things, the mysterious dry lake widening to the west of Zoumod in the “Valley of Dinosaurs” which is full of strange shaped rock formations.
The climb along these tough roads will only end when find ourselves standing on the vast plains where the special gods reside.

 

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No.216「フランスでの車検」- 菅原さんからの手紙 2016/11/29 11:33

letter_216_20161129_1128-12017のダカール・ラリーのスタートが迫ってきました。

ラリーの舞台が南米に変わってから、毎年車検はフランスのルアーブル港で行われます。ヨーロッパから出る、全ての参加車両はこの港で車検が行われ、主催者手配の船に乗せられて南米に向かいます。人検は全員、次回はスタート地点であるパラグアイの会場でやる事になるのです。

我々チームはサービスカーの3台はルマンの工場で保管しているので、社員3名がフランスの工場に出張して、事前の整備などをやって、ルアーブル港までは運びこんで車検を受けてくれました。

11月24日にルアーブル港に運び込み、アルゼンチンで受け取るのが12月20日頃で、今年から日野さんの販売会社がアルゼンチンに出来たので、日本から直接送ったラリーカミオン2台とサービスカー3台がこちらでドッキングして。販売会社の工場をお借りして、さらに事前整備をして、スタート地点のパラグアイまで自走して向かいます。

毎年の事ですが、予定通りにはいかないもので、ある年には日本から直接乗せた船が故障してしまったり、船長さんが途中で亡くなったりしました。

スタートは1月2日ですので、応援してください。

写真の説明
1 は弊社のフランス・ガレージの前で写したもので、低床のトレーラに乗せられた6輪のサービス・カミオンです。全長がとても長いですね。
2 は車検会場に集まったカミオンですが、ゼッケンの台紙が白でないので、サービス・カミオンで左がカマズで右はジナフです。
3 は車検が無事に通過した、サービス車両の3台です。

 

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FA-coat Rally Mongolia 2017

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南ゴビ、ゾーモットへ。
「もう一度ゾーモットへ行きたいなあ」と、誰かのつぶやきを聞いた時、軽い電気ショックのようなものを受けた。
そうなのだ、やはりラリーモンゴルはゾーモットなのだ。
さまざまにフォーマットを進化させていく中で、不用意に長い距離や困難なエリアへの進入が、自粛されてきた数年。
しかし全体的に競技参加者へのホスピタリティ性は向上した。
それならばもう一度、チャレンジをしよう。
ほんとうに大海原を渡るようなルート
あの奇岩奇石「恐竜の谷」ゾーモットの西に広がる不思議なドライレイクや先ずはこの地を本格的に攻略するためにSSERは再び立ち上がった。
困難への道のりは、あの神々の棲む大地に立って充たされるはずだ。 Continue reading

No.215「船に乗って向かいました」- 菅原さんからの手紙 2016/11/02 13:46

0215_letter_215_20161102_1346-1来年のダカール・ラリーは、初めてパラグアイの首都アスンシォンを出発して、アルゼンチンを通り、ボリビアに入りアルゼンチンに再入国して首都のブエノスアイレスがゴールになるそうです。

我々チームは2号車を新造し、挑戦いたします。

写真1は日野さんの挑戦、26年目になるので、決意も新たにレーシングスーツを新しくしたのですが、内ももの部分が白いので、0脚に見えますね。一人何着も用意するので、その部分は既製品なので我慢です。

写真2は日野さんのテストコースで最終のテストを行いました。馬力も650に上がり、上々の仕上がりでした。コースの上は照が運転している2号車で、下は私が運転している1号車です。

写真3はオープンコンテナーに乗せられたレンジャーで、しっかりと固定されてます。

写真4は全体をブルーシートに包まれて、この状態でアルゼンチンまで船に乗って、2ケ月後に現地で荷ほどきをします。

今年は、2号車の照と今年、選考された販売会社のメカさん4名がモスクワをスタートし、北京ゴールのシルクウエイ・ラリーに出て、実戦テストをして来たので、その経験を生かしたラリーが出来るので、今から楽しみです。

1月2日にスタートなので応援して下さい。

菅原 義正

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著者紹介 菅原義正氏

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SSER CROSS COUNTRY CHAMPIONSHIP SERIES 2016 シリーズ戦ランキング

SSER2016シリーズ戦ランキングがご覧頂けます。 

PDF形式でもご覧頂けます。(こちらをクリック)

 

3戦分合計
Pos Name 第1戦 第2戦 第3戦 合計
1 尾島 嘉男 10 12 15 37
2 福岡 秀之 8 10   18
2 小栗 伸幸   8 10 18
4 前田 啓介 15     15
4 田島 裕志   15   15
6 池町 佳生 12     12
6 田端 啓伸     12 12
8 菊池 雄二     8 8
9 江連 忠男 6     6
9 佐藤 直美   6   6
9 鬼頭 信彦     6 6
12 大内田 理一 5     5
12 小川 泰伸   5   5
12 原 豪志     5 5
15 川口 政秀 4     4
15 上西 康彦   4   4
15 加原 裕士     4 4

 

第1戦 第2回湯布院ラリー3デイズ2016
Pos Name Point
1 前田 啓介 15
2 池町 佳生 12
3 尾島 嘉男 10
4 福岡 秀之 8
5 江連 忠男 6
6 大内田 理一 5
7 川口 政秀 4
8 眞田 豊弘 3
9 島田 和幸 2
10 松本 典久 1

 

第2戦 第28回ツールドブルーアイランド2016
Pos Name Point
1 田島 裕志 15
2 尾島 嘉男 12
3 福岡 秀之 10
4 小栗 伸幸 8
5 佐藤 直美 6
6 小川 泰伸 5
7 上西 康彦 4
8 工藤 直樹 3
9 石川 悌 2
10 太田 真人 1

 

第3戦 第10回クロスカントリーラリー北海道4デイズ2016
Pos Name Point
1 尾島 嘉男 15
2 田端 啓伸 12
3 小栗 伸幸 10
4 菊池 雄二 8
5 鬼頭 信彦 6
6 原 豪志 5
7 加原 裕士 4
8 古城 康全 3
9 今井 良幸 2
10 篠原 祐二 1

The 3rd YUFUIN RALLY 3DAYS 2017 概要

yufuin2017-hphead

ツールドニッポン・シリーズ2017は、九州-四国-北海道の合計14日間、総距離約4500㎞の壮大なクロスカントリーラリー。第1戦は湯布院で開催!「湯布院ラリー3デイズ」湯布院・九重阿蘇山系を、このラリーに限った面白いフォーマットで展開してまいります。

No1からNo3まで連続でご覧頂けます

 

 

大会名称

The 3rd YUFUIN RALLY 3DAYS 2017
第3回湯布院ラリー3デイズ2017

開催日

2017年3月18日(土)~3月20日(月・祝日)3日間

会場

大分県由布市 ゆうゆう館

湯布院は、春の訪れを告げる美しい山里で。魅力つきない美しい九州の山々。あの川の中の道や、阿蘇の外輪山とその周辺に連なる林道群。由布市の協力も大きな魅力に。巨木の庭の古い小学校跡地、そこがこの大会の集合場所で2泊する会場になるからテントシュラフの要らない気軽なもの。Total SS10(予定)には、草原のCafeがあるかも?。。。そしてこのSSのフィニッシュでラリーは自動的に終わり。この大会は終了。つまりグランドゴールも閉会式もない。そこからツーリングに出ても良いし、温泉行くのもいい。翌日にはWeb上でRESULTSが発表されてネット表彰式。新しいスタイルのクロスカントリーラリーを模索したカタチの3年目の大会。

スケジュール(日付はすべて2017年)

No. 内容 日付 時刻 備考
1. エントリー書類受付締切 必着 3/01    
2. 公式通知発送 3/07    
3. 受付・メディカルチェック 3/18 07:00-08:45 大分県由布市
庄内ゆうゆう館
4. 車検   07:00-09:00
5. ライダースブリーフィング   09:00
6. 第1日目 スタート   09:30 約250km
7. 第1日目 BBQパーティ 庄内ゆうゆう館   19:30  
8. 第2日目 スタート 3/19 08:00 約300km
9. 第3日目 スタート 3/20 08:00 約200km
10. リザルトの発表と表彰はWeb上で行う。 3/20 14:00まで  

エントリー費

32,400円

*第3回湯布院ラリー3デイズ2017はプレエントリー申込みを設けておりません。
エントリー受付締切日にご注意ください。

NEWS 

■第3回湯布院ラリー3DAYS 2017のサイトがオープンしました。(2016/10/21)


オンラインエントリー

エントリーは終了しました。

 


エントリー書類ダウンロード

申込書に必要事項を全て記載の上、エントリー費を添えてお申込みください。

■SSER ツールドニッポン・シリーズ2017_レギュレーション(PDF形式)

■第3回湯布院ラリー3DAYS 2017_大会概要(PDF形式)

■第3回湯布院ラリー3DAYS 2017_申込書(PDF形式)

No.214「宝もの」- 菅原さんからの手紙 2016/10/14 11:43

letter_214_20161014_1143_1写真1はとても大切にしているHONDA XL125R PARIS-DAKARです。このバイクの発売は1983年の3月の中旬だと記憶しております。

私はこの車両の発売予定も知らずに1983年の1月1日スタートのPARIS-DAKAR.RALLYにHONDA XL400Rで初出場をして、途中で写してきたフイルムをHONDAさんに差し上げたらHONDA XL125R PARIS-DAKARのカタログに使って頂きました。帰国したのが1月末だったので3月発売のカタロクに良く間に合ったと感心してました。

記念なので最初はカタログを入れる額を注文して部屋に飾ってたのですが、本物が欲しくなり、ヤフオクで探していたら1台を見つけたのですが、あまり程度が良くなかったので、ベースはXL125Rと一緒なのでXL125Rを2台買い、3台を1台にまとめて作り上げました。

フレームやエンジンには粉体塗装をしてもらうのですが、フレームをばらすのは簡単なのですが、エンジンは全部ばらして外側の部分だけにして、塗装屋さんに持っていくので、大変でした。

実際に走らせる事を目的にエンジンミッションなどを自分で組んだので、結構時間もかけて完成させたバイクです。

このバイクを置いてある部屋は4階なので、ピアノを運ぶ業者さんに釣り上げてもらいました。

写真2はカタロクが入っている額です。
写真3は私が逆光で自分のバイクをサハラ砂漠で写した写真です。

この壁に実際に付けて走ったフロントゼッケンと背中に付けていた布製のゼッケンを飾る予定です。

菅原 義正

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著者紹介 菅原義正氏

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No.213「菅原からの手紙」- 菅原さんからの手紙 2016/09/15 14:49

我々チームのマネージャーさんが今回のラリーレイドモンゴルの動画を編集してくれました。
雰囲気があってとても素晴らしい出来なので見て下さいね。

やはり、モンゴルの大地は最高ですね。
菅原 義正


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No.212「菅原からの手紙」- 菅原さんからの手紙 2016/08/22 10:40

 今日(26日)の東京は雲一つない快晴でした。こんな大都会で青い空が見れるのは、東京位だと思っております。
 先日、ウランバートルで見た空は都心の上だけ埃で曇ってました。東京の道路の舗装率は、ほぼ100パーセントで車や人が移動しても埃が立たないのですね。その代り雨の吸水性が無いので、大雨が降ると大変です。渋谷の地下に一時的に雨水を溜める大きなタンクを作っているそうです。
北海道の川が氾濫したり、異常気象ですね。

4X4マガジン社さんが、動画をアップしてくれましたので見て下さい。

菅原 義正


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No.211「菅原からの手紙」- 菅原さんからの手紙 2016/08/22 10:40

letter_211_20160822_1040-01この写真を見てどんな事を感じますか?

場所はシャンゼ通りです。
私は自由と挑戦を強く感じました。

先に見える凱旋門にその後、軽飛行機が
縦になって 通過して警察にパイロットは拘束されます。
その後、同じパイロットがまた、凱旋門を飛行機で通過するのです。
私は偶然その場にいました。市民は大きな拍手をしてました。

日本では考えられない光景でした。

自己責任でやるのは危ないほど楽しいのです。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

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Overall Look

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This rally presented a “landscapes no one has ever seen” theme and the finding of new routes for it took over a year. The weather during the rally itself was extremely good however the heavy downpours in Hanggai just before the rally caused a huge rise in water levels in valleys and gullies leading to cancellation of the SS for Etap 5. Driving along paved roads in good weather was in one sense a fresh experience. The cancellation notice given the night before the SS allowed taking action such as moving up tire changing times. Anyway, the new trials and experiences encountered along the entire course were a huge success. The new course changes this year allowed us to enter areas that were difficult to include in the route up to now. During the drive, by the time we started thinking, “Okay, let’s go meet some moose and reindeer” and “back to dinosaur valley” the ZoonMod plan was already taking effect! The next rally may likely take a route in the form of a big circle joining the northernmost and southernmost areas. That feeling of “we’re going to find something we never saw before” is likely to continue. Finally, both the participants and rally officials felt the same thing, namely that the route this year helped us enjoy the real beauty our planet has to offer!

 


RESULTS

General Result

Group Standings

 


PHOTO

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RM2016-表彰式

 

 

 
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総評

このページは過去に開催されたイベントの情報です。
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本大会は「まだ誰も見たことのない風景を」を標榜して、新たなルートファインディングを1年がかりで行った。大会期間中は非常に良好な天候に恵まれたが、その直前までハンガイに降った雨が涸川に大量の水を運び、直前までの調査でEtap5はSSの中止が決定された。快晴の舗装路は痴愚意味で新鮮だった。前夜の発表としたためタイヤ交換のタイミングをずらすなど対応ができたようだ。しかし全行程を通じて新しい試みはとてもうまく行った。

このことにより、これまでルートに組み込むことが難しかったエリアへも進入できる。「そうだ、トナカイやヘラジカに会いに行こう。」という思いと、「恐竜の谷へ再び」というゾーモット計画もすでに活発化。おそらく次は最北端と最南端をつなぐ0字ルートになる見込みだ。さらに「まだ見ぬ風景を目指して」は続きそうな予感だ。

最後に、本当に今回のルートは地球の美しさを堪能できた。それは選手も役員も同じ思いだ。

 


RESULTS

総合成績

グループ別成績

 


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RM2016-表彰式

 

 

 
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ETAP-8 14 AUG. 2016 (EN)

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wp-title_featured-1050x350-ETAP8

BAYANGOBI⇒ULAANBAATAR

S:246.08km L:81.87km P:25.87km TOTAL:353.82km
L:260.28km P:25.87km TOTAL:286.15km【SM_class】

 ETAP8-REPORT

 We are now in the final stage of our long battle. Last year on this day the Hino Team had to retire and you can guess that today will bring a lot of trouble. Teruhito Sugawara and the Hino Ranger racing truck who didn’t arrive from the Silk Way Rally from Russia in time for this year’s Rally Mongolia, came in today in a show of support. A low morning fog rolls over the sand dunes creating a unique almost mystical scene.

All vehicles rush toward the dunes in a headlong attack.

Finally they reach their goal which is the afternoon victory parade in Ulan Bator (Ulaanbaatar). The KTM450 Rally bikes rank 1, 2, 3, 4 at the goal standing. Many cars however have had to retire but the Yoshimasa Sugawara/Yoko Wakayashi team in their Yamaha YXZ1000R held on to win their place on the victory stand. They are the only Japanese to participate in the champagne fight at the conclusion of this rally. The curtain finally closes quietly on this battle held over the Mongolian grasslands and all come for tonight’s closing ceremony.


ROUTE INFORMATION

 「Sunday—the day of our victorious return」

The rally SS starts from the bivouac. The cars take off and enter the dunes. After getting through the dunes they proceed along the riverside. The dunes and river and grass plain all overlap into an astounding visual frame. This splendid spectacle is very likely something you will only get to see in Mongolia. We make constant CAP adjustments during the drive and cross over pistes. We pass over a number of small smooth green hills and cross a bridge. There before us is the old main piste. The old main piste somehow has a sad desolate look to it because of the paved road built there. We gradually veer away from alongside the old main piste and the course reveals continual smoothly sloping beautiful green mountains. After passing over a number of mountains we see a small town right before our eyes. That is the SS finish point. We drive along the paved road to the regroupment point. There the SM class will join along with us for parade to the goal.


Results

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ETAP-8 14 AUG. 2016

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BAYANGOBI⇒ULAANBAATAR

S:246.08km L:81.87km P:25.87km TOTAL:353.82km
L:260.28km P:25.87km TOTAL:286.15km【SM_class】

 ETAP8-REPORT

 長い戦いも最後のステージ。昨年はこの日に首位を走るHINOがリタイアした日。波乱が予見できる。シルクウェイから到着が遅れラリーに間に合わなかった菅原照仁とHINOレンジャーレーシングカミオンも応援に訪れた。砂丘には低い朝霧が流れて特別に神秘的な風景。そこに向かって全車アタックを開始。そして、午後にはウランバートルにパレードでゴールした。KTM450Rallyが1.2.3,4でゴール。AUTOは多くのリタイアを生み、菅原義正、若林洋子組YAMAHA YXZ1000Rが耐えに耐えて表彰台をゲットした。今大会シャンパンファイトに参加できた唯一の日本人となった。こうして静かに大草原の戦いは幕を下ろし、今夜の閉会式を迎えるに至った。


ROUTE INFORMATION

「凱旋は、日曜日。」

SMクラスはラリーのスタートを見学した後、舗装路でリグループメントのポイントまで移動。ラリーはビバークからSSがスタートする。スタートし、デューンに入る。デューンを抜けた後、川沿いに進む。デューンと川と草原がワンフレームに納まる、そんな素晴らしい光景はモンゴルだけでしか見られないのではないだろうか?何度かのCAP走行でピストを乗り換えて進む。穏やかな緑の丘を幾つか越え、橋を渡る。そこは古のメインピスト。舗装路が出来て寂れた様子が感じられる。その古いメインピストを脇に逸れると緩やかな緑の美しい山が続く。幾つかの山を越えると眼下に小さな町が見え、そこがSS FINISH。舗装路でリグループメントポイントに進む。そこからはSMクラスも一緒にゴールまでパレード。


Results

  http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-8.pdf

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ETAP-7 13 AUG. 2016 (EN)

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wp-title_featured-1050x350-ETAP7

IHTAMIR⇒BAYANGOBI

L:51.92km S:182.13km L:25.11km S:244.00km L:26.92km TOTAL:530.08km
L:51.92km S:182.13km L:26.45km TOTAL:260.50km【SM_class】

 ETAP7-REPORT

Now at Etap7 the final round of the rally has arrived, we travel along a landscape that seems like something out of a dream. The opening moves of this rally involved really rugged terrain and harsh driving and now the accumulated wear and fatigue on the machines has suddenly reached a crisis stage that is starting to strike hard on the rally competitors. A lot of them have already, retired from the race, I wonder how many machines will actually finish?

Yoshimasa Sugawara fought bravely in his Yamaha buggy and stayed in the race dueling with tough rivals while others in the auto class retired. He eventually won third place on the trophy stand. Also, Teruhito Sugawara in his Hino Ranger, from Russia kept on going to add an extra boost to this final day. Tomorrow we will finally see the grand finale!


 ROUTE INFORMATION

 「The final stage where you can’t even relax for a second!」

Leaving the bivouac we drive along the paved road. After refueling, the rally cars start out on SS-1 from the side of the paved road. Crossing the river, we travel along an even more beautiful grass plain. After passing through an area with a lot of bumps, we come upon a concrete bridge. Crossing the bridge we see a large beautiful lake. After driving along the lake’s levee, we cross a mountain and large prairie. There are a lot of branch roads and piste crossings but after proceeding along a piste with good driving conditions we reach the town. Passing the main town boulevard, we turn at a corner where some shops stand and drive along another good piste. A paved road suddenly appears far off in the grass plain and we finally finish the SS-1.

We proceed along a paved road, and refuel at a gasoline stand at a 3-way road junction. After refueling at the gasoline stand, the rally cars turn around and proceed onwards. Starting out in SS-2 the rally cars proceed along the river side with a sand dune visible on their left. After crossing the river several times, we enter an area of low hills and a large grassy plain. Passing through two small towns we proceed to the CP. We then drive intently across the grassy plain. We drive over a number of gently sloping mountains. The valleys between the mountains are also beautiful with gentle slopes.
We then pass over several mountains and see the SS finish point right before our eyes. Only one SS still remains before completing the rally.Results


Result

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-7.pdf

 

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SSER-RM2016-ETAP7

 

 
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ETAP-7 13 AUG. 2016

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wp-title_featured-1050x350-ETAP7

IHTAMIR⇒BAYANGOBI

L:51.92km S:182.13km L:25.11km S:244.00km L:26.92km TOTAL:530.08km
L:51.92km S:182.13km L:26.45km TOTAL:260.50km【SM_class】

 ETAP7-REPORT

いよいよ最終盤を迎えたEtap7は、夢のような風景の中を行く。今大会は序盤のハードな設定のため、いきなりサバイバルな展開になりマシンに溜めた疲労は、ここにきて多くの参加者を襲い始めた。

リタイアも多く、いったい何台が完走するのか。
菅原義正はYAMAHAのバギーで闘っていて、並み居るAuto部門のリタイアもあって部門3位の表彰台に届いてきた。さらにロシアからHINOレンジャー菅原照仁も合流し最終日に花を添える形になった。いよいよ明日のフイナーレを迎える。

 


ROUTE INFORMATION

「最終盤の、気の抜けない戦い」

ビバークを出て舗装路で移動。給油の後、舗装路の脇からSS-1がスタート。川を渡り、更に美しくなった緑の草原を行く。凸凹が多いエリアを抜けるとコンクリートの橋。橋を渡ると大きな美しい湖が見えてくる。湖の畔を走りひと山越えると大草原。分岐やピストクロスは多いが、走り易いピストを進むと町に辿り着く。町の大通りを抜け、商店の角を曲がり、走り易いピストで進む。草原の遠くに突然現れた舗装路で、SS-1はFINISHする。
.
舗装路で進み、三叉路のGSで給油。SMクラスはそのままビバークへ。ラリーはGSで給油後、引き返し先に進む。SS-2は左手に砂丘を見ながら川沿いに進む。何度か川を渡った後、低山と大草原のエリアを進む。2つの小さな町を抜け、進むとCP。その後は、草原をひたすら進む。山を幾つか越えるがなだらかな山々。山の谷間も緩やかで美しい。その後、いくつかの山を越えれば目の前にSS FINISH。ラリーは残すところあと1つのSSのみとなった。


Results

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-7.pdf

 


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SSER-RM2016-ETAP7

 
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ETAP-6 12 AUG. 2016 (EN)

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wp-title_featured-1050x350-ETAP6

HARHORIN⇒IHTAMIR

L:31.20km S:109.03km L:96.24km S:207.58km L:8.82km TOTAL:452.87km
L:31.20km S:109.03km L:51.06km TOTAL:191.29km【SM_class】

ETAP6-REPORT

ETAP 6 The rally is in its final period and at long last the scene shifts to southern Siberia where after a 10 year hiatus the course runs from Tsetserleg further north where a whole new spectacle opens up before one’s eyes. Here there are two SS and undulations start to appear on the grasslands in the first SS with the route suddenly taking on a new face. However the perfect weather continues and these are ideal riding conditions. Boldbaatar is running in the lead and aiming for a chance to break free from the fierce pursuit of Battur Baatar in second place. There are only two ETAP and three SS remaining until the grand finish of this long rally. Hideyuki Fukuoka, a Japanese participant in the motorcycle class (Honda) put up a great fight but can’t seem to overcome the severe effects from an error in the first half of the rally and jump ahead in the standings. Well, tomorrow will prove the final highlight of the rally and will also be a completely new route. The tiny differences in the race standings and fierce class competition will bring rally fever to a climax!

 


ROUTE INFORMATION

「South of Siberia, the northern part of the grassy plain looks just like Northern Europe」

Driving a short way from the bivouac, we reach the start of SS-1.The piste was substantial but we had to proceed along a river-side road with many crevices, dry riverbeds, streams, and lots of harsh bumpy terrain. After going around the town and traveling further along and passing through a small village, we crossed a river and came upon a tree-lined road of conifers (needle-leaved trees). The scenery beyond it revealed an entire field completely covered by flowers. After running along the riverside on a route that reminds one of flower fields in the Northern Europe, we completed the short SS after about a 100 kilometer drive to the town. From here the liason is a paved road.
After refueling, the rally cars proceed farther down the paved road. Next after running along a lush green area along the river, SS-2 starts. Passing through a number of gently rolling hills we proceed into another area of even more lush greenery. We make a turn just before the town and run along an elevated levee of a beautiful lake and cross over an irrigation canal for farms. We then enter a mountain with thickly growing conifer trees. The ancient rising road is rough-looking as if denying entry to those who enter it. After about 1.5 kilometers we come upon the peak of a mountain pass. At a gap in the woods we are greeted by a magnificent spectacle in a forest of fir trees. It seems as if the giant ‘Ovoos’ or in other words, sacred Mongolian domes are trying to welcome us there. Below the pass we make a gentle circle in what proves to be a beautiful spectacle. Passing over the large, gently sloping mountain of greenery, we drive on a piste along a river bordering thickly growing trees. We complete the SS at point where the town is now visible. Driving along the paved road we cross a river and reach the bivouac.

 


Results

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-6.pdf 

 


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ETAP-6 12 AUG. 2016

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wp-title_featured-1050x350-ETAP6

HARHORIN⇒IHTAMIR

L:31.20km S:109.03km L:96.24km S:207.58km L:8.82km TOTAL:452.87km
L:31.20km S:109.03km L:51.06km TOTAL:191.29km【SM_class】

ETAP6-REPORT

ラリーは終盤、いよいよ南シベリア、10年ぶりのツエッツェルレグからさらに北に上がれば、新しい景観がひろがる。SSは2本、SS1では草原に大きな起伏が始まる。ルートの様相が一変した。しかし完璧な好天が続きライディングはベストコンディション。首位を行くボルドバートルは、2位バーターバートルの猛追を受けつつも、先行させる展開で逃げ切りを目指す。
長かったラリーもグランドフイニッシュまであと2ETAP 3SSを残すのみとなった。日本人参加者は、Moto部門では、福岡秀行HONDAが一人気を吐いているが前半のミスが響き大きくジャンプアップができない。
いよいよ明日は最後のハイライト、こちらも完全なニュールートで、微妙な順位・クラス争いは最高潮に達する。

 

ROUTE INFORMATION

 

「シベリアの南、草原の北方はまるで北欧のようだ。」

ビバークから少し舗装路を行けばSS-1のスタート。ピストははっきりしているのだがクレバス、枯れ川、小川と、凸凹が多いルートを川沿いに進まなければならない。町を迂回し更に進んだ奥にある小さな集落を超え、川を渡ると針葉樹の並木道が現れる。その先は一面に花が咲くお花畑のような光景。川沿いの北欧のようなルートを進めば100km程の短いSSは町でFINISHする。ここから舗装路のリエゾン。SMクラスはビバークに向かう。

ラリーは給油の後、更に舗装路を進む。川沿いの緑が濃いエリアからSS-2がスタート。幾つかの緩やかな山を超えて、更に緑が濃いエリアへと進む。町の手前でターンし、美しい湖の畔を走り、農園への用水路を渡る。そして、針葉樹が生い茂る山に入る。古い登り道は、来るものを拒むように荒れている。1.5km程登れば峠のピーク。モミの木の森が開けて素晴らしい光景。巨大なオボーが歓迎してくれているようだ。峠の下りは一転、緩やか。なんとも美しい光景。大きく緩やかな緑の山を超え、木々が生い茂る川沿いのピストを進む。町が見えたところでSS FINISH。舗装路で川を渡るとビバークだ。

 


Results

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-6.pdf 

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ETAP-5 11 AUG. 2016 (EN)

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BAYANHONGOR⇒HARHORIN

L:10.94km S:271.13km L:56.15km TOTAL:338.40km
L:10.94km S:271.31km L:56.15km TOTAL:338.40km【SM_class】

ETAP5-REPORT

In spite of the superb weather over these last two days, the yet unseen landscapes and experiences of ETAP 5 which were to be the highlight of this rally will not happen. The heavy concentrated rain from several days ago raised the water level so high that it made the river crossing impossible. Though officials waited as long as they could for a drop in water levels, it just didn’t happen and the river crossing had to be cancelled. This was really a heartbreaking turn of events.

The rally continues across the exhilarating Mongolian plains over a single paved road to Xaraxorin over a distance of 425 kilometers with six hours allowed to complete the liason. Tomorrow will prove the full-on competition for the final part of this rally.

 


ROUTE INFORMATION

「Climbing straight up Sugawara Pass,  shooting through the ultramarine blue sky」

Today was truly one of the highlights of the rally. Crossing a bridge a little ways from town and going down a road along the river leads to the start of the next SS. You have to stay cool and calm even after driving across streams, marshy areas, dried riverbeds, and rough and bumpy roads and finding that your average time is still too high. Passing through a valley town, we climb a mountain beyond a monument of children riding a cow. We keep climbing directly to the top of the Sugawara Pass reaching a peak some 2900 meters above sea level. After that we keep descending, make our way through a technical route, and reach the CP at a point after the CP where the route has transformed into a high speed piste. After that the navigation gets difficult. We cross a river, and after making a CAP adjustment, pass through a valley, keep going further and finally finish the SS. We refuel and head along a slightly long paved liason towards the bivouac.

 


Results

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-5.pdf 
※ ETAP-5の競技はキャンセルされました。

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ETAP-5 11 AUG. 2016

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BAYANHONGOR⇒HARHORIN

L:10.94km S:271.13km L:56.15km TOTAL:338.40km
L:10.94km S:271.31km L:56.15km TOTAL:338.40km【SM_class】

ETAP5-REPORT

本大会のハイライト、まだ見ぬ風景へのETAP5は、この二日間の圧倒的な好天にも関わらず、数日前にあった集中豪雨で川渡が困難なほどの水量になった。ぎりぎりまで水位が下がるのをまったものの、やむなくキャンセルとした。まさに断腸の思い。晴れ渡る快適なモンゴルの大地を貫く1本の舗装路を使ってハラホリンまで425kmタイムアロウド6時間のリエゾン。いよいよ明日から本格的な後半戦が始まる。
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ROUTE INFORMATION

「スガワラ峠直登、群青の空に突き抜ける」

この日はハイライトのひとつだ。町はずれにある橋を渡り川沿いの道を行けばその先からSSがはじまる。いくつもの小川を渡り、沼地、枯れ川、凸凹、走行は厳しくアベレージが上がらないことに焦りを覚えてはいけない。谷間の町を通過し、牛に跨がった子供のモニュメントの先で山に登る。どんどんと登っていき、スガワラ峠に直登。ピークは2900mに達する。その後は下り続けテクニカルなルートを抜け、ハイスピードになってきたところでCP。その後はナビゲーションが難しい。川を渡り、CAPチェンジの後、谷を抜け、更に進めばSSはFINISH。給油したあと、少し長い舗装路のリエゾンでビバークに向かう。

「Climbing straight up Sugawara Pass,  shooting through the ultramarine blue sky」

Today was truly one of the highlights of the rally. Crossing a bridge a little ways from town and going down a road along the river leads to the start of the next SS. You have to stay cool and calm even after driving across streams, marshy areas, dried riverbeds, and rough and bumpy roads and finding that your average time is still too high. Passing through a valley town, we climb a mountain beyond a monument of children riding a cow. We keep climbing directly to the top of the Sugawara Pass reaching a peak some 2900 meters above sea level. After that we keep descending, make our way through a technical route, and reach the CP at a point after the CP where the route has transformed into a high speed piste. After that the navigation gets difficult. We cross a river, and after making a CAP adjustment, pass through a valley, keep going further and finally finish the SS. We refuel and head along a slightly long paved liason towards the bivouac.

 


Results

http://www.sser.org/hpp/2016_rm2016/res-pdf/RM2016_ETAP-5.pdf 
※ ETAP-5の競技はキャンセルされました。

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SSER-RM2016-ETAP5

 
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