北海道4デイズ2019のエントリーリストを発表します。
充実したエントラントの顔触れに加え、国内初となる大排気量の本物のラリーも大充実。参加する者、観戦する者、いずれも興味津々な大会にはなること間違いありません。
北海道4デイズ2019のエントリーリストを発表します。
充実したエントラントの顔触れに加え、国内初となる大排気量の本物のラリーも大充実。参加する者、観戦する者、いずれも興味津々な大会にはなること間違いありません。
冬の間から関係各方面との調整を進めていますが、実際にルート製作・試走が行われるのは、雪解けを待ってから、毎年この時期からです。山深いところはまだ走ることができませんがまずは平野部から走り始めます。ここ数年は、SSERが試走用に製作したLC70(ランドクルーザー)を使用させていただいています。四国、九州、北海道、それにサハリンも何度も走っているこのLC70は本当にタフなやつで、しかも現在はSSERのラリーの試走は、共通してこのクルマを使用しているので、距離計測の安定性も格段に上がっているのではないかと思います。おかげで試走もストレスなく効率よく進めることができ、その分、楽しいルートの構築ができているのかなとも期待していますが、北海道の場合はどうでしょうか。今年も楽しみにしていてください。そう、ちょうど先ほど、愛媛のSSERオフィスからランクルを小樽に向けて船積みした、との連絡が来ましたら明日には北海道に上陸することてじょう。これで早速週明けには、道東方面に向かうことができます。
今年は、久しぶりに道東のかなりはじっこの方までルートを延ばす計画です。今年のルートは、ダイナミックに、広く、そして自分にとっても新しい発見のあるものにしようと考えています。大地の広さ、空の高さを実感し、そして毎日のビバークで、仲間たちとの時間を楽しんでほしいと思います。今年は、ぼくの仕事の上は後輩になりますが、実に頼りになる仕事のパートナーである稲垣正倫君(今年のダカールでチャレンジングな取材旅行を敢行した男です)が、初めて北海道4デイズをプレスとしてカバーする予定と聞きました。モデル兼レーサーとして活動するREIさん(http://ameblo.jp/rei-pilot/)が初めて北海道4デイズに参加するためその同行取材を兼ねるとのこと。バイクは話題のCRF1000Lアフリカツインで、このバイクのラリーデビューも楽しみにしています。
さて、みなさんのご準備はいかがでしょうか。これまで、第一回の大会から、昨年まで、毎年毎年、それそれを特別な思いで振り返ることができる大会ばかりです。しかし、今、北海道のぼくたちは、今年の大会を過去10年のうちで最高のものにしようと思っています。ぜひ、北海道の夏をご一緒に。
春木久史
10年目の北海道4daysにバイク輸送サービスが登場します。
「バイクヒッチハイクサービスby高栄運輸」による「北海道4days2016 エントリーパック」です。
全国各地から、北海道芦別市のスタート会場まで、参加者のマシンを輸送いたします。そしてラリー後はゴール地点から返送します。
輸送料金は、通常の輸送に比べて、協賛価格設定です。以下のステップでお申し込みください。
STEP(1) エントリーパックをお申込みいただいたラリー参加者のマシンはレース開催前の1~2週間前に、ご自宅などご指定場所にお引き取りに伺います。
STEP(2) 参加者はそれぞれで予約された飛行機とレンタカーなどで会場までお越しください。
STEP(3) マシンは会場にご用意しておきます。到着しすぐにお引き渡しを致します。
STEP(4) ラリー終了後、会場にいるBHSスタッフにマシンを預け、会場を離れ飛行機などでお帰りください。
STEP(5) ラリー終了後にお預かりしたマシンは、1~2週間後お引取り先と同じ場所へお届けします。
※新千歳空港近くのデポまでマシンを運び、デポから会場まで自走する事も可能です。
ラリーマシンの専用価格となり、車両がアドベンチャー系(GS系やカウル付きなど)の場合と、トレール系(トレール車やエンデューロ車)の場合、大きさによる2種類の価格体系となります。
お問い合わせや、申し込みは、下記までお願い致します。
高栄運輸株式会社
担当:林 様
TEL : 090-3979-6330
mail : hayashi@bhs-jp.com
発送元地域 | アドベンチャー系 | トレール系 | |
北海道北部 | 旭川、帯広、釧路ナンバー管轄地域 | ¥59,800 | ¥44,800 |
北海道南部 | 札幌、室蘭、函館ナンバー管轄地域 | ¥49,800 | ¥39,800 |
東北 | 青森、秋田、宮城、山形、福島、新潟 | ¥69,800 | ¥54,800 |
北関東 | 栃木、群馬、茨城 | ¥74,800 | ¥59,800 |
関東地方 | 東京、埼玉、千葉、神奈川 | ¥79,800 | ¥64,800 |
北陸、甲信越 | 長野、山梨、富山、石川、福井 | ¥84,800 | ¥69,800 |
東海地方 | 静岡、愛知、三重、岐阜 | ¥89,800 | ¥74,800 |
近畿地方 | 京都、滋賀、大阪、奈良、和歌山、兵庫 | ¥89,800 | ¥74,800 |
中国地方 | 岡山、広島、鳥取、島根、山口 | ¥94,800 | ¥79,800 |
四国地方 | 徳島、香川、愛媛、高知 | ¥94,800 | ¥79,800 |
九州北部 | 福岡、佐賀 | ¥99,800 | ¥84,800 |
九州南部 | 大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島 | ¥99,800 | ¥84,800 |
沖縄 | 本土のみ | ¥109,800 | ¥94,800 |
北海道4デイズ、輝く夏の北の大地の4日間
夢のような大地と格闘する日々
胸を焦がす、まだ見ぬ風景の中でのライディング
北海道4デイズ、10年
プロモーション映像をご覧ください。
■プレエントリー受付中!!
第10回クロスカントリーラリー北海道4デイズ 2016
開催日:2016年7月15日(金)〜7月18日(月/祝)
http://www.sser.org/h4d/
■オンライン申し込みはコチラ:
https://pro.form-mailer.jp/fms/da75416987849
北海道で初めてSSERの運営によるラリーが開催されたのは2002年、第1回のツールドニッポンで、すでに芦別市が開催地となっていました。
山田さんのお声掛かりのため、ぼくはこのツールドニッポンの北海道でのルートメイキングをお手伝いしていましたから、ツールドニッポンの記憶と、北海道4デイズの記憶は、幾分、入り混じっているかもしれません。
それがどのような意味を持つかということとは別に、北海道4デイズの源流は、そのツールドニッポンにあり、即ち、菅原義正氏、故ガスト・ライエ氏、山田さん、そして故斎木達雄先生の交流とラリーに向けた情熱によって生まれたものだということを忘れるわけにはいきません。
もちろん、これまでこのラリーに参加してきたライダーのひとりひとり、また誰ひとりとして欠くことのできないオフィシャルスタッフのひとりひとりが、このラリーを作り育ててきました。
ぼくにとって、みなさんと一緒に過ごす4日間は、この10年の間、もっとも大きな楽しみのひとつでした。許されるならば、これからもそうしていきたいと強く願っています。
夏の北海道ほど素晴らしいところはない。緑は輝き、空は青く、空気はどこまでも清々しく、そこに暮らす人々も、短い夏を謳歌しようと、面を上げて大空に手を拡げているように見えます。
その素晴らしい季節を、ラリーというフォーマットを活かして、目いっぱい楽しんでもらいたい。 Continue reading
2015年に開催されました北海道4デイズ2015の模様がご覧頂けます(DAY1-DAY4まで通しでご覧頂けます).
夏の観光客で賑わう富良野〜美瑛だが、ラリーのルートはなるべく郊外をたどり、十勝連峰の麓を巡っていく。すぐに大雪山の懐へ。この日は、短いルートながらダート走行が多い。当麻のスペシャルステージは、北海道4デイズの初期に使っていたテクニカルコース。ビバークに入る前に市街のGSで給油が推奨される。
朝は北海道らしいハイスピードのスペシャルステージで始まる。北大雪からは、長く、テクニカルなナビゲーションが求められるダートライディングが続く。雄大な十勝平野から、かつて難所と言われた峠越え。日高では、豪快なライディングが楽しめるスペシャルステージが待っている。この日は走行距離も長く、燃料ほかの補給計画はしっかりと行いたい。
この日は、恵庭までのリエゾンから始まる。恵庭エンデューロで使用されるスペシャルステージを、そのまま北海道4デイズのスペシャルステージとして走る、コラボレーション。ハイスピードのグラベルロードは40kmに及び、今回のハイライトとなるのは間違いない。恵庭郊外のスタート会場に再集合し、SSのスタートまで短いリエゾン。SSをフィニッシュした後は、恵庭エンデューロと別れて、風光明媚な湖を巡るライディングの始まり。ルスツでは全日本ラリー選手権で使用されたばかりの、ハイスピードかつ、コーナーが連続する豪快なSSが楽しみだ。ビバークは近い。
朝は、前日と同じスペシャルステージでスタート。その後は、尻別岳〜羊蹄山、ニセコアンヌプリなど、美しい山々の眺望を楽しみながらのライディング。高台から望む石狩湾の絶景。午後早くには芦別に到着する。
奇しくも、今年の試走は、つい先日終了した、サハリンでの「ノースアイランドラリー」の試走と相前後して行われていました。日本列島と、地勢的には連続し、かつて樺太と呼ばれたその島は、まだまた開発の進んでいないウィルダネスが広がる大地。オフロードライダーにとっては、目指して後悔のないロケーションだろうと思います。しかし、サハリンから戻って再び走り出した北海道の美しさはどうでしょう。十勝、東大雪、支笏湖、洞爺湖、留寿都、森の中にはトレイルが走り、まだまだライダーたちを歓迎しているように見えます。この島もまた、目指して後悔のない土地だと、再発見の思いを抱きました。かつて初めてラリーというものを体験した、四国のツールドブルーアイランドを思い出します。それは、ぼくにとっては日本の再発見でした。北海道でのラリーもまた、誰かにとっての再発見の旅になることを願っています。 つい先日、松山を訪問した折、北海道4デイズも来年で10年になる、と山田さんがおっしゃっていました。それは「早いものだ」という感慨なのか、あるいは、何か次への一歩を踏み出すべきとの意味なのか…。ぼくは勝手に後者と思っています。とにかく、2016年は記念の大会として、新しい北海道4デイズの姿をお見せすることになると思います。ぜひ、来年のカレンダーにチェックをお願いします。 とにかく、今年の北海道4デイズも、四国、九州の仲間たちがそうであるのと同じく、ローカルのライダー、モータースポーツ愛好家たちが、北海道の最高の季節をめいっぱい楽しんでほしいと準備をし、みなさんをお迎えするものです。ぜひ思いっきり楽しんでください。最後になりますが、この4日間は、お互いにスポーツマンとしてフェアに、安全第一で競技に向き合いましょう。