2004/04/17 (土曜日)

愚痴を書いちゃる。

土曜も無く。日曜も無く。ラリークロスの準備と本番が終るや、長い旅にでて、29時間のフェリーの長旅に、つかの間の休息を覚え、帰ってくるや土曜も無く、日曜も無い。

夜は、いまだに新しくなった、みんなの批判?集まる報道ステーションも見ることも無く。日曜はみんなの批判集まるという新撰組を見ることなく。ああこのまま本番!!ああまだコマ地図が書けてない。イラクの人質のニュースもよく知らず、バイクやサンに預けっぱなしのバイクも、預けたまま車検が切れ今年の春先に着ようと手に入れた革ジャンは、袖を通すことなく「もう暑いかなあ」となり、日曜の楽しみのスポーツカー?は、バッテリーは死んじゃっているし。

もーやだ!こんなの!!と書いてしまってみましたが、本当は満更でもないのですねえ。ちょうど市内の大通りに八重桜が咲いてこの色がとてもいいので、ちょっと写真を撮りに行こうか、とかね。

試走では秘湯の連続。下北半島のサルにしばらく見とれて、仙台を北上するサクラ前線に遭遇。本番ではどこであえるか、なんて楽しみ楽しみ。もうすぐTDN!それは、壮大なお休みじゃないですか。どうか参加される皆様、ぼくにすばらしいGWの壮大な休日を!!退屈で昼寝ばかりする10日間を!で、試走風景の動画をUPしてるのだれも気がついてない?ようですね。へへっ。

 

きょうの一枚
下北のダート、ですが生活道。やっと雪も解けて、久しぶりにおばちゃんはお買い物に行きます。

 

No.0624 – Organisation Voice 2004/04/14 (水)

長い試走から帰ってきました・・・・・・という書き出しで書き始めることの多い僕ですが、コマ図を書かせたらその距離・量共に世界一を自認しています。そんな中で今年のTDNの試走ほど苦難の道程は無かったでしょう。その原因は「雪」とにかく異常。

降雪量全体は例年並なのだけど、遅い時期に降雪があって、山陰、北海道、東北を主舞台に考えていた今回は、「やっぱり10月から11月にやっとけばよかったよぉ」という有様です。やっと越えてきた林道も、最後で雪の壁に阻まれて延々出口側に迂回、徒歩で積雪部分を計測します。たった200mのために100km以上も迂回の連続で、5分の時間を5時間以上かかるということがしばしば。その上GWでも通れるかどうか怪しい!部分もあって「こりゃあ本番でのオペレーションが厳しそう!!」な感じになってきました。

なんと北海道は、4月25日過ぎてから最終試走!!の予定。ラリーが始まっているのにまだ試走が終っていない場所があるという事態に。それでもルートは長崎から東京まで完成しました。距離などの詳細は、まだ発表できませんが、なんていいますか「これが日本だ!!」って感じです。

最近はドイツの環境保護は、大戦後に作った河川の護岸などを、元の自然なものに戻すなどというところも終りかけているそうです。きっと旅をすればいい環境が戻ってきているのでしょう。ところが日本も、多くの河川は美しい水を取り戻し、雪融けの水を流すその姿にたびたび足を止められました。地域の文化や旧きよきものの見直しも進められ、貴重な文化財や旧い町並み、桜堤ありとあらゆる日本文化のルネサンスが進んでいます。美しい私たちのニッポン、どこかの広告のコピーのようですが、まさにそうした旅になることでしょう。

きょうの一枚
山陰ステージ4WD不可ルート計測班から報告が・・・・なんじゃ東北よりもひどいんじゃないの?というところ


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No.0623 – Organisation Voice 2004/04/07

北海道を試走中です。国道、道々以外のところへは除雪が終わっていません。だから入ることができません。北海道ステージは4月末に再び試走する予定です。そんなわけでススキノの夜は春○君とふけていくのでした。今年は鰊がかえってきて捕れたらしくて、ニシンのサシミもウマッ!ニシン焼きもウマッ!!です。雪のおかげで試走が進まず、おかげでグルメがすすみます。さて東北はどうでしょう。

でもルート制作は困った。

 

きょうの一枚

先日行われたSUPER-Nから一枚。OVでもご覧になったように天気も良く絶好のラリークロス日和でしたが、この次の週の美馬は数センチの積雪だったとか。なんともイイ天気の巡り合わせだった今回のSUPER-Nでした。


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No.0622 – Organisation Voice 2004/04/02

「まいった。」

というのはTDNのコース制作のお話。北海道と東北ステージが残っているのですが、いろいろな役場に電話をかけて、

「雪はどうですか?」
「いやあ、今も降っていますよ。除雪は、あきらめています。」
「・・・・・・・」
「まあ25日過ぎれば、除雪に入れるかなあ。今年はとんでもないですよ。」
「・・・・・・・・・」
「まあ国道だけだけど」
「あの県道は?」
「5月だね」
「・・・・・・」これが青森県のある役場。

北海道も「いつもはもうほとんど無いんですけど、今年はひどいねえ。ゴールデンウイーク?ウーーン」だって。

試走隊は急遽「スノータイヤ、ハンドウインチ」などなどを調達に。

「それでも行くんですか?」
「ウン」「北海道とか、まだ無理なんじゃないですか」
「ウン」「じゃあ行っても無駄なんじゃないですか?」
「ウン」「どうするんですか?」
「ウン」「ウンウンって、運を天に任せるってことすか」
「それ面白い!八甲田山で言おう」「なんて?」
「ああ天は我を見離したか!!って」

というような朝、われわれは立ち往生に陥っている。もう残された時間は無い。

「助けてーっ」

きょうの一枚
3/27の1日目はタイムアタックです。ゼッケンの逆順にスタート。コースを2周、コレで翌日のトーナメントの枠組みが決定した。総合成績はSS1に該当します。

※ きょうの一枚のリンク先は動画です(WMV形式 サイズ:11MB)
※ 動画は掲載終了しました


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No.0621「ルネメッジのこと」- Organisation Voice 2004/04/01

今日のこと、オフィスに2004RALLYE D’ ORIENTのインフォメーションが届きました。主催団体名は「Rene Metge Concept」とあります。そう、あのルネメッジさんです。メッジさん、やっています。ご存知の方も多いとは思いますが、彼は1981年レンジローバーでパリダカ初優勝。その後ポルシェのワークスドライバーとして1984年にロスマンスカラーの911で優勝。ちょうどガストンもこの年BMWで優勝!で水平対向エンジンのアベック優勝!って今日の話には関係ないか。でもついでだから書いちゃう。この年オリオールはBMWで2位、R・ロワゾーもBMWで5位、と僕はすっかりBMWやら砂漠やらにはまってしまったのがこの年でした。ビックリしたのは翌年1985年、僕がSSERを立ち上げる年の正月、ポルシェはプロトタイプ959を投入。悲願の初優勝に燃えるミツビシは進化したプロトパジェロを投入、いよいよ新しいパリダカールの幕開けを感じさせます。勝ったのはP・ザニロリのパジェロ、959は失敗だったかと思われた翌年!再びルネメッジは959を駆って総合優勝!!ああ、なんとロスマンスカラーの959のかっこよかったことでしょう。しかしこの年は史上最悪の完走率だったはず、確か15%ティエリー・サビーヌも帰らぬ人に。

話が大脱線!僕が書きたいのは、メッジが少年のようにロマンを持ち続けている!?ということです。1988年ティエリー亡き後のTSOに迎え入れられた彼は、気合の入ったパリダカを作りますが、終るや大反発の嵐。静かにメッジはTSOを去りました。理由は彼の理想とするところと現実のギャップだったかも知れません。そして彼の後半生を決定付けた出来事はパリ・北京のディレクターになったことです。終ってからのひと悶着も、なぜだか間違いFAXで、うちのオフィスにも届き「なるほど、そんなことでもめているのか」なんて一幕もありましたが・・・。

企業の思惑と、為す者の思いは時として大きな蹉跌を生みます。自分に置き換えてみるほどに実感するわけですが。そこで昨日書いた「六分の侠気四分の熱」を思い出すのです。メッジはパリ北京を続けたかった。そしてロシアのマスター社とマスターラリーをつくり、やがてそれも大きく成長することなく、今のオリエントラリーになってきたわけなのです。

彼は熱心にマルコ・ポーロの東方見聞録を読み、オリエントへの憧憬を子供のように高めて行きます。僕は僕で西域への憧憬を深めてゆき、やがて僕とメッジは、ゴビ砂漠で邂逅するというわけです。いまだに理想とするラリー作りに燃え続けるのは、いったいどういうモチベーションなのか。ああ、こうしたテーマで書き出すと終りそうにありません。難しいものです。理想に妥協することの出来ない者は。

きょうの一枚 (昨日と同じです。もうすぐパート2登場)
ファイナルクロス進出を決めたのは9名。トーナメントを勝ち抜いたゼッケン1池田秀仁(高知)ゼッケン8後藤勝彦(高知)ゼッケン50 辻本勝行(兵庫)そしてワイルドカードからはセミファイナルクロス第1レースの4名、Wワイルドカードからは2名がファイナルに。そのファイナルクロスの動画。第1コーナーの混乱がリザルトを決定付けるのか。
*きょうの一枚のリンク先は動画です(WMV形式 サイズ:9.5Mb)


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No.0620 – Organisation Voice 2004/03/31

※上記動画は掲載終了しました

このHPに「パリダカールのディープな世界」というタイトルで菅原照仁さんに文章を書いていただくようになって、思いがけない反響が寄せられ始めています。

最新のコラムで「アンヌマリー去る」と書き出した彼の、ものの見方考え方に興味を覚え半ば驚かされているところです。というのも菅原邸には10年以上前からお邪魔を繰り返していたわけですから、彼はまだ子供だったという印象が強く、そういえばいまはGKデザインUSでバリバリやっている彼のお兄さんでもまだ美大生だったか?と記憶しているくらいですから。

で、彼の部屋をのぞくと実に僕とよく似た読書傾向があって池波正太郎から陳舜臣。ことに中央アジアや中国の歴史なんかに傾倒しているのが伺えます。「耶律楚材」なんてなかなか読まないなあ、なんて思ったり、案外チンギスハーンやフビライなんかも読んでて、きっと話をちゃんとすると、大きな引き出しを持ってるんではないかいな、と思っていたものでした。そんな彼の読書傾向が、パリダカに向かう彼の精神を鍛錬させ、彼の独特の鑑識眼のようなものが確実に芽吹いて行っているのもまた感じ取れたわけです。

そして文章を書くということは、出来ても思いつきにくく。思いついても書きにくいものなのです。書いていて、考えつき書き悩んでは考えが至るというものだと思います。さらに書くということに自分の行動への責任さえ生まれてくるように思います。言うはやすしなすは難し、とよく言いますが。言うのは難しく言った通りの行動を自身に課すのは、さらに難しいものなのです。それが証拠に日本の言論界は、まあ言論界なんて言葉もどうかと思うのですが、底が浅くて言葉の重みよりも声の大きさを競っているように思えて仕方ありません。

これから彼らの世代に期待すべきことは、真のリーダーシップとかキャプテンシーを持つことだと思います。真のリーダーシップは、と二宮清純がよくJリーグの川渕三郎を例にとって話しています。「それが出来ないという者は100年しても出来ない、前例がないという者は・・・・」と続くのです。情熱と知識と行動力がリーダーの条件だと言います。僕は最近になって悟ったのですが、ほんとうは与謝野のいう「りくぶのきょうきしぶのねつ(六分の侠気、四分の熱)」だと思い始めています。情熱は時として人を裏切ったり、置き去りにしてしまいかねません。情熱よりも少しそれを上回るだけの義理人情を持たなければならないのだと、作詞した与謝野はそう気がついているのです。そしてその前には、友をえらばば書を読みて・・なわけです。リーダーの条件ではありませんが、そんなリーダーに成長して欲しい人がたくさんいます。今日はこんなところです(筑紫さんのまねなんだけど・・・)

きょうの一枚
ファイナルクロス進出を決めたのは9名。トーナメントを勝ち抜いたゼッケン1池田秀仁(高知)ゼッケン8後藤勝彦(高知)ゼッケン50 辻本勝行(兵庫)そしてワイルドカードからはセミファイナルクロス第1レースの4名、Wワイルドカードからは2名がファイナルに。そのファイナルクロスの動画。第1コーナーの混乱がリザルトを決定付けるのか。
*きょうの一枚のリンク先は動画です(WMV形式 サイズ:9.5Mb)

No.0619 – Organisation Voice 2004/03/30

さてと、土曜日曜の2日間、参加された皆さん!オフィシャルの皆さん!大変お疲れさま。

そしてまれに見るほどの良い週末でした。初めての試みのラリークロスも、なかなか上々の出来ではないですか。やっぱり主催冥利に尽きるのは、参加されている皆さんの真剣なまなざしと、心からの笑い声。会場には心地よい緊張と、同じ時間空間を共有する一体感のようなものが、春の日の好天のように会場を包んでいました。

いずれにしても新提案・新企画のラリークロス、評価するのは参加された方で、主催者の論評こそは、ほどほどにですが、セミファイナル以降のあのホコリ、終った後で役場の課長さんたら「ここには散水栓があって、消防と同じシステムで会場に水が撒けます」はよ言わんかー!集計用のパソコンといわず放送機器といわず、パリダカ、みたくなってしまいました。

さて、次はTDN。何かと忙しく、花を愛でる暇もないのですが、どうも気になるのはサクラの咲き方の異常さです。卒業式にはサクラが満開!入学式の頃は、もう散ってしまっているというこの数年。このまま年々温暖化が歳時記にもおかしなものを感じさせそうです。でTDN、今年のGWに北の大地でサクラに会えるでしょうか?今日はこんなところです。

きょうの一枚
ラリークロスはトーナメントを無敗で勝ち上がった3名に、ワイルドカードなどで勝ち残ったもので行われたセミファイナル第1レースから4名、同じく第2レースから2名の計9名によるファイナルクロスで争われることになりました。1枚目はファイナリストの集合写真。不思議と背格好がみんな同じ!年はいろいろですけど?で2枚目はそのファイナルクロスの第1コーナー。ホールショットを決めるのはやはりこの人池田選手でした。

No.0618 – Organisation Voice 2004/03/25

最近「パリダカに行く!」とか「行きたいと思ってるんです」または「いつかはパリダカに」というメールをたくさん頂くようになりました。

いつかはパリダカ!クーーッ、ナカセマス。だって、これは20年近く前の、僕たちの身の回りにあった常套句です。もちあの頃はTVもNHKが連日放送していて、4WDブームと共に大きな盛り上がりを見せました。男の子は「いつかはパリダカ」アンケート結果も、カラオケの映像もパリダカパリダカ、パリダカ行っているってだけで講演も引っ張りだこ。

「いやあパリダカやってるんですって、どうです今晩あたりご一献」

「行きましょ行きましょ」

「いやあ、いい店があるんですよ」

「いい店って、いい店ですよねえ」

「いい店ですよ」

時、バブルの絶頂期!!!もちろんその恩恵に浴したことは無かったんですが、そう考えてみればあったのかなあ。なんかパリダカのそれを思い出すと、まさかバブルの再来じゃないのか!!なんて変に勘ぐってみたりなんてしていません。やっぱり遅れて成熟してきた日本社会の、何かやり忘れたことがあるとしたら心の開放や、未知への憧れ冒険などなどです。よっしゃあ、今夜も冒険の旅に行きますか!!いい店ありますか?

きょうの一枚
こりゃあ景気がいいやい。長崎の夜を走るパリならバトームーシュ。その明るさと走る速さは異常!でも普段はいません。

No.0617 – Organisation Voice 2004/03/24

「打たれ強い」について考える。小沢正一的心だああ。

僕は今日、打たれ強いと言われたのでございます。えっ、「打たれているの僕?」「そうですよ」「いやあ、打たれているって感じがしないけど」などと話をしていて思い出したのでございますよ。

それは忘れもしない先々週の日曜日の夜、場所は菅原邸の常設宴会場。メンバーはそうそうたるもの。このメンバーについてはまたの機会とさせていただければと思うのでありますが、その中に世界スーパーバンタム級で数度の世界戦を闘っている石井広三という現役のプロボクサーがいらっしゃったのであります。その戦績たるや見事なもので、世界3位、まあ世界チャンピオンに一番近いとこにいる方なのですよ。その彼は「打たれているのに気がつかない」と言うではないですか。それほど闘うことに夢中になっているのでしょうか、敵を仕留めること以外に、やられるという事は考えないのでしょうか。

僕はあまりボクシングに興味は無かったのですが、こりゃあ彼の試合が見たい!とそう思った次第です。つまるところ、何度も彼に「打たれ強いんだ?」と聞くのですが「そうなんですよ」とは絶対に言わないではありませんか。逆に「打たれたことは無い」と言い張る始末。周囲は爆笑なのでありますから、やっぱり実は打たれているのでしょう。

つまり打たれ強いということは、逆境を逆境とも感じない、むしろそれに幸福感を見出すことなのか、そのとき僕は植村直巳を思い出したのであります。んでその石井選手の風貌も、植村さんに似ているのであります。真のスポーツマンは冒険家に似ているのか。いや冒険家はもうちょっと冷静じゃないといけないのですから、つまり打たれ強いということは、冒険+スポーツのこころを持つラリーレイドの心ではありませんか。つまりまあなんですが、パリダカなんかをやっている人というのは「打たれていることに気がつかない幸せな人たちなのである」と言う結論に達したのであります。

ほんじつはこれまで。

きょうの一枚
打ち合わせで出かけた内子町の、どこよりも早い?枝垂れ桜、いいでしょ。で、もう一枚は事務所のすぐ近くの菜の花畑、いいにおいが充満していて、春たけなわでございますよ。

No.0616 – Organisation Voice 2004/03/23

ラリーマシンを貸してくださいな。という昨日のお願いに早くも数名の方から「ありがたい申し出」本当にありがとうございます。でもまだまだ連れてきそうなガストンさん。なんか外国人比率が多くなりそうな今年のTDN。選手ではフランス人3、アメリカ人1、スタッフではモンゴル人2、計6人のフォーリナー!美しい日本を、たっぷりっ、と堪能してくださいな。

それにつけても気がかりなのは、世界の安全。やっぱり人類というのはダメなんですかねえ。もうやっていることが絶望的。パレスチナもイラクもアフガンも、でもってそれらが飛び火して世界中のどこにいても危険だという昨今。「テロにけっして屈することなく」なんていうのは簡単ですが、根治療法にはなっていないように思います。それに出兵していく、いや出征していく日本軍!日の丸の小旗が打ち振られ「行って参ります!!」と、なんか言うことと実はやっていることがここでも違うような気がしてなりません。本当はサッカーの日本代表みたく応援したいんですけど、なんか応援しにくい。なんていうか少し手法に難あり。あの観光バスもおかしい。じゃあどうすればいいかって言うと「わからない」としか答えられないけど、なんか違う。

まあ平和を希求する?当サイトとしては、祈るしかないんですが、祈るだけではうまく行ったためしがない。ということも知っています。そんな長崎が出発点。平和を祈るささやかなきっかけにしましょうか。

きょうの一枚
試走中に見つけたヘンな茅葺!近づいてみてパチリ「なんでしょう?」

No.0615 – Organisation Voice 2004/03/22

植村直巳記念館へ行ってきました。といっても試走のついでに寄ったものです。ありゃルートが分っちゃう?まあ、それは良いとして。その建物が実に素晴らしくて、当然のように学会賞を受賞されていて、例によって誇らしげにプレートがはめ込んでありました。いや、実は真に素晴らしいのか?というと疑問が残らなくは無いのですが、そんなことより彼の足跡を伝えるには見事だと思うのです。とくにアプローチと建物を取り囲むランドスケープが秀逸でした。まるでエベレストのアイスフォールを(ってったって行ったこと無いけど)髣髴させるような、あるいは乱氷帯を行くような、話しながら進むと声が近距離で反射しあって、それを知る人、または想像できる人にはたっぷりの緊張を伴って臨場感を与えます。知っている人が設計している、という感じでしょうか。で、今ならともかくですが当時の装備にはやはり脱帽です。ヒラリーやマロリーの頃の装備にも驚かされますが60年代は、それにわずかな毛が生えたようなものです。なんといってもゴアテックスなどの新素材系がまだ生まれていません。又さまざまなものが小型化軽量化される過程だったのでしょうか。その植村さん、ご存命なら今年63歳です。マッキンレーで消息を絶って20年が経ちます。

そういえば、今回のTDNには、3人の60才代が参加されています。彼らもまた冒険家たちなのでしょうか、尊敬するアルピニスト長谷川恒男は、彼の著書「北壁に舞う」のなかで父親の言葉として「生きることは大変だよ、生きることは冒険だ」と記しました。つまるところ生ある者、みな冒険者ってところです。

太陽系に新天体が発見されたというニュース。イヌイットの言葉を取って「セドナ」海の神の意、と名づけられたそうです。何が言いたいのかというと、その公転周期は1万500年だそうで、地球上の時間で言うと105世紀かかるんです。今の地球は文明らしきものが生まれてまだ40世紀ほど。この間にセドナ時間では、まだ半年しか経っていないということですね。なんか人類こそが宇宙の囚われ者で、冒険家なのかとも思ってしまいます。

きょうの一枚
そんな植村さんの記念館のアプローチをパチリ

お願い!

今回のTDNに、海外から参加のフランス人選手のマシンが用意できなくて困っています。ガストンライエと同行して来日される選手で、ガストンには提供が受けられることが決まっておりますが、彼には用意できなくて困っています。よし俺がスポンサーになって、自分のラリーマシンを貸与してやろう!なんて方居ましたらご連絡ください!薄謝進呈。

No.0614 – Organisation Voice 2004/03/19

なーんか最近、このOVって面白くなくなーい?いやいや面白いよ、という方はYESに、面白くないぞ!という方はNOに、なんてやったらやる気なくなっちゃいそうなんで、ここは自主再建と行きたいと思います。

なぜ自分で面白くないと感じるようになったか?を分析したいと思います。まず (1)年を取って理屈が多くなった。 (2)なんか世相に疲れている。 (3)ひらめきが弱くなってきている、などなど本業の広告屋さん的にも同じことが言えて「無理をしたがらない、無茶をしたがらない、無駄をしない」という素晴らしい真人間に生まれ変わりつつあるのです。というのは真っ赤なうそ。

やっぱり僕は歩く不条理、4.6LのV8極悪燃費チョー高級4WDを林道で走らせ、「うーむ、大体地球温暖効果ガス削減には、当面は省燃費車の普及に頼らざるを得ないのです」なんて会議の席でぶちまけ、言うこととやることが違っていて、それでも「夢」ばかりやけに持っててってな具合で。

このサイトを楽しみにしていてくれる人がいるとすれば、その人は「あいつはいくつになったら懲りるんだろう」とか「いつになったら言っていることとやっていることがかみ合うんだろうか」とか「いつまで、あんなことやってられるんだろう」とかとかって絶対思っているに違いない。とだんだん被害妄想みたいになってきていて、まあそういいながら、またもTDNのルート制作の旅に出る週末なのでした。

なんかせめてツキイチで、イベントじゃなくって面白いことしたいなあ!って思ってるんですけんど。なんかアイデアないですか?MY BIKE情報:BMW80G/Sいまだ退院せず。入院先のBMWのショップでちょっと試運転したら、やっぱりフルーイ!1200GSまだ来ないかなって頼んでいるわけではない。やっぱHPNかなあ。でも950ADVなんか良さそうじゃん。ORANGE DAYって四国じゃやんないの!!まあ四国だからねえ。

きょうの一枚
いつか「彼方へ」のなかに登場させたいRRMの聖地!なんて思い込んでるゾーモッド!の木々です。本当にこの土地には強いインスピレーションがあるのです。

No.0613 – Organisation Voice 2004/03/18

松島です。西日本では松枯れで、もう美しい白砂青松や風情をかもす美しい松を見ることが少なくなりました。そんな身には、この地の日本の美の象徴のような松の見事さが心にしみました。それにしても酸性雨だか松くい虫だか?による西日本の松枯れは、ちょうど黄砂と同じように偏西風に乗ってくる中国の世界一になった製鋼場などからの排気によるものだというニュースには、腹が立つじゃあないですか。途上国?ということもあって京都議定書には調印しなくていいし、でもなあ。あまりにやりたい放題だ。

一方、なんかテロの脅威が足音を立てて日本に迫っているような気がしますが、みなさんはいかがお感じですか。かたや国立競技場では、サッカー日本代表U-23がアジア最終予選で見事アテネへの切符をゲットしました。それは、とても素晴らしいことです。文化やスポーツは、政治や宗教や、そして恩讐や国境を越えて世界を包むものだと思いますが。そうあり続けて欲しいものです。モンゴルからの便りには、今の脅威がかなりグローバルなものになっているということを再認識せざるを得ません。グッドニュースはバッドニュースを上回ることが出来ないのでしょうかねえ。

いよいよラリークロス!参加台数は少し寂しいんですが「おもしろいですよう!」システム新しくて!!

No.0612 – Organisation Voice 2004/03/17

「持続可能な社会」それは、国が(というか世界が)声高に叫ぶ、件のサスティナビリティというやつのことです。そういえば、2月にこのOVにも書きました。愛知万博(愛・地球博)ウッ、サブッ!のテーマ「自然の叡智(えいち)」(・・・・これもアイチにかけている!サブッサブッ!!いったいどういうオヤジ達がやってるんだ!!!)に沿って、持続可能な社会の実現に役立つ技術や、その開発者たちに光を当てようと、愛知万博協会は16日、100の地球環境技術を表彰する「EXPO2005愛・地球賞」を創設すると発表した。 というんです。(アサヒ・コム)そんで僕は思うです。平家物語を読みましたか?と。もう一度平家物語を読んで御覧なさいと!!これまで変革、技術革新こそが人類の発展と信奉していた科学技術は、なんと持続可能な技術!という風に変化を遂げてきました。このことからも分るとおり「変化する」ということのみが唯一変化しない事実だ!というのが僕の持論です。「今地球はこれ以上の変化を恐れています」という言葉はウソです。「人類は人類の生存に適した環境が失われることに恐れているに過ぎないのです。」どんなに環境が破壊されつくしても大丈夫!5000万年から1億年もかけた循環で、地球は元の美しく青い地球を取り戻すでしょう!!と、僕は安心していました。すると火星!にはかつて水と大気が存在していた!ということだと地球もいつかは火星みたいになるのか!と不安でたまりません。でも大丈夫。50億年後には巨大化した太陽に地球も火星も飲み込まれてしまうじゃあないですか。ということは「持続可能な社会」とはいったい何を意味するのでしょうか。なんてばっかり考えているのは、もうやめようかなあ。

さて、いよいよ春も本番!!花見の宴も忘れて僕たちはSUPER-NとTDNに邁進してまいしんます(アイチ万博級のダジャレ)走るよん!

きょうの一枚
サクラ・・・というのは、本当に日本人の気分を象徴しているのでしょうか。ラストサムライに平家物語の滅びの美学に、同期のサクラに、敷島の大和心をひと問わば・・・に、えっと寅さんの妹に、最近はそうして「サクラ」が日本人の気分になっています。

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

そう、サクラです。

No.0611 – Organisation Voice 2004/03/16

すっかり春めいてきた先の週末は、お察しのとおりTDNのルート制作。

それも主に東北方面!!そして東京までひとまずゴール!というと全て終ったみたいですが、まだまだ雪に閉ざされた北海道や下北半島が残っているではありませんか。日本海側では、中国地方といえども残雪に行く手を阻まれ、逆に東北では明るい陽光で快適な林道に「キャッホー」を連発するといった按配。ことほどさように日本とは広い!わけです。広大な国土を持つ国なら、どこでも気候風土は一様ではないでしょう。大きな時差のある国だってあります。時には言葉だって違う場合があります。しかしそれらを繋ぐ「道」はいつも魅力的で、古くからさまざまなものやことが行き交ったものです。その道でつながるものは季節感が違えば違うほどに、文化や言葉が微妙にでも違うほどにそれには尽きぬ興味をそそられるというわけです。異文化に対する憧憬を、温度差にこそ風が起きるという理屈で言いくくることが出来るでしょうか。こうして人生の真ん中に「旅」とか「道」というキーワードを置くと、かなりなことを整理して考えることができます。自分と世界の位置付け、歩んできた道とこれから歩もうとする道。その道の果てに何に到達するのか?

ああ、松尾芭蕉の心境です。これってTDNのヒントだ!!

きょうの一枚
四国といえば雨?SSERの第2回大会1986年モノの3枚。マシンが垂涎モノと思い出したアナタ、トシですよ。

No.0610 – Organisation Voice 2004/03/10

やっと日本列島に春がやってきました。桜の開花もまもなくです。皆さんの地域はいかがですか。さて「そのとき、とんでもない出来事が襲います。絶体絶命です。」と安物の連載モノのような終わり方をした昨日のこのコーナー、そのトンでもない出来事とは・・・・ゴメンなさい、想像していた人も多いと思うけど・・・・たいしたことじゃないんです。

でもビックリ!空からジェリ缶が降ってきてフロントガラスに激突!ドッカーン!!フロントガラスは粉々かと思いきやひびが入った程度。「なんだなんだ」気がつくとルーフキャリアに積んであったスペアの燃料20Lが、フルブレーキングのときに飛んできただけのことです。しかし遭難しかけたときなどはこうしたトラブルはよくあります。

ミスコースして分らなくなったときにパンク!とか・・ショートカットを狙って山越えに挑戦しててミッション壊して動けなくなったり、山登ってる時は「このままじゃあやばいぞ」となったときに限ってアイゼンを反対の足のパンツに引っ掛けて滑落とか・・・。あるんです。それがさらに心理的な負荷をかけます。そのときの僕は、心臓が口から飛び出るほどビックリ!!で告白

「ゴメンね、実はミスコースしてて、今どこに居るのか分らないんだ」

「:::::::::::::」

通訳はなんと言ったのか反応は「へー」くらいなものですっかり拍子抜け。僕は禁を破ってショートカットして、さらに事態を悪くしていた。「ここに居たのでは、ヘリで捜索しても分らないだろうなあ。」それほど思いっきりオンコースから外れていた。全く訳がわからなくなった。プラトーに上がって大きな円を描きながら無線でカミオンバレイを呼んだ。全く無反応。もちろん本部も無反応だ。「しゃあねえなあ」残りのガスと後続距離を計算する。食料と水も計算する。「まずゲルを探そう、だから人間の痕跡を探すんだ。」と思った。

そのとき無線機のメーターがわずかばかりノイズを拾った。すかさずスケルチを開く。音声が乗っているようだった。さらにCAP300くらいで30kmほど移動する。「カミオンバレイ!」と呼ぶと「はあい、はあいどこにいるんですかね?」とのんびりした菅原さんの声。「実は・・・・・」とそこを動かずに無線で呼び続けてもらうことにしました。そして最初は小さくだんだん大きくといった渦巻状の半径5kmくらいの円運動をして、おおよそ無線の受信強度から方向を割り出したのでした。フーッ。とため息をついて、「こっちだ」と思うその角度に一直線で向かいました。

GPS、マップツイン。現代の利器も必ず壊れます。そのときに人間の頭も壊れてしまう可能性があります。壊れたときの事を考えておかなかったり、このときの僕のように、まあいいか何とかなるだろう、という判断は危ういものです。今までそれで何とかなっていたというのは偶然なのです。

人も企業も、こうしたリスクへの想像力を高めておくことが必要だと思います。○インフルエンザの養鶏業者も、ジャパネット○かた、もその想像力と実際の危機にあっての対応力が問われています。一緒に乗っているモンゴル人医師は、カミオンバレイが見えるや「パトロールの走破性はすごいなあ、これ買おうかなあ」だって。のんびりと考えて危機を危機と考えないのも一つの効果的な方法かとも思うのですが、いかがでしょうか。

きょうの一枚
この時代(1985年ころから)はヤマハDT200の全盛期です。みんなこれでしたね。僕も買って毎日のように走っていました。大会本部のスタートステージも懐かしいもの。それにしてもこの年からの車体ゼッケン、今と同じです。

No.0609 – Organisation Voice 2004/03/09

昨日からの続き。遭難とは、自分が今どこに居るか分らない状態のことを言います。もちろんそれだけでもないけど・・・そんで、どこに居るのか分らないことも分類されていて「全く見当もつかない状況」なのか「おおよそ見当はついている状態か」でしょうか。前者でやみくもに動くことは危険ですし、後者の場合は、おおよそで動くことによって、さらに危険なことになりかねないということが言えます。まあどちらにしても「今自分がどこに居るのか」がわから無いということは、危険な状態であるという認識が必要でしょう。企業にも同じことが言えます。

さて、モンゴルの奥地しかも遊牧民も居ないゴビの奥で、遭難したわれわれメディカルカーの運命はいかに。続きは明日だ・・・・・・・・・って引っ張るねえ。んでホントはどうなったかというと、「おそらく南下しすぎている。途中で西に向かう広いピストを見落とした」と判断しました。つまり目的地の方向は、今の進行方向に対して3時の方向だろうと見当を付けました。で、なんと禁じ手のショートカットに出たわけです。進行方向に対して4時の方向にステアリングをきりました。そしてこのCAPをはずさないために、とりあえず遠くに見える小山のピークを目標に定めたのです。「こんなことをしていていいのだろうか」だれも不安な顔ひとつしません「まあ、分ってやっているのだろう」と。ぼくは「実はと、告白しようか」と悩み始めました・・・・・・なんか「彼方へ」を書いているみたいになりましたねえ。・・・・・・・と、その時、とんでもない出来事が襲います。絶体絶命です。

へへっ。マジで続きは明日だ。メディカルカーの運命はいかに!果たして無事生還できるのか?まあ、していますけどね。

きょうの一枚
20年前の第2回大会風景シリーズの今週!一枚は町内パレードに向かうの図、このクラシカルなスタイルをマシン、ウエアともに分析をしてみたら実に面白く興味深いものです。明日からもありったけの 当時の写真をご紹介、昔を懐かしむようになったらトシですかねえ。

No.0608 – Organisation Voice 2004/03/08

「北の島」に対抗「方向感覚について」

僕は子供の頃山によく登っていて、地図とかコンパスとかが大好きで「大きくなったら地図やさんになろう」なんて考えたときもありました。過去のパリダカ、まだGPSの無い時代、それにモンゴルのコース制作(試走)の時、僕は「頭の中にジャイロがある」なんて言い放っていました。世界中のどこの都市でも「北はあっちだな」と認識して、確認のために手元のコンパスを見て「よっし、合っている」としていたものです。そうすれば、おおむねその都市の性格も把握できて、風水じゃないけど、そういう地政学的なこともおおよそ見当がついたものでした。

まあ、それでこそ未知の大地に飛び込んでいく勇気もあったわけでしたが・・・・・ところが最近「方向感覚が、とても狂い始めた」のです。これは老化の一種かと片付けているのですが、本人としてはとても怖いのです。それは方向・・・のみならず美的感覚や、マーケティング的な感覚やらにも連動しているように思えて仕方ないからです。

2001年のモンゴルの大会中のことです。体調不良を訴えるメディカルカーのドライバーに代わって1日だけ運転をしました。目的地は砂漠の真ん中「バロンバヤンウラン」という町。クルマは二ッサンサファリ輸出モデルだから正しくは「パトロール」乗っているのは僕のほかは通訳、医者の3人。スタートしてしばらくすると距離を示すマップツインが止まった。CP1の到着は最後尾。カミオンバレイはひとやま東のルートで行っちゃったみたい。「まあいいか」とGPSを頼りに走っていると「どうもGPSがおかしい」ことが判明。いったいここはどこなのか、どちらの方向に行けばいいのかわからなくなった。しかし、そんなことを言える相手はだれも乗っていない。信頼しきってぼんやり外を眺めながら「けが人とかマシントラブルでストップしてないなあ」と考えているか寝てるかだ。「まいった。」思い描いたルートは狂ったGPSで修正したものだから自分の中でまったく分らなくなったのだ。せいぜい天頂にある太陽が頼りなくらいだ。遊牧民の居るようなエリアならいいのだが、それも望めない。

遭難とはこんな感覚なのかなあ、さあどうなったのでしょうか、事の顛末は次回。

きょうの一枚
なんと第1回SSERの写真が2点!町内パレードに向かうカットと、新設なった林道での走行風景。「僕が写っているう」という方にはLEDのランタンとフラッシュライトになる2WAYのランプなどをプレゼント。でも次に更新されるまでの1日だけの間にお申し込みくださいね。でもさすがに第1回大会では・・・ですねえ。

No.0607 – Organisation Voice 2004/03/05

さて、シルバーエイジにはまだ間があると思っていたのに、老眼がひどくてやっと今日から、目に優しい大型のディスプレイがデビューしました。デビューといえば、BMWの1200GS!!間もなくですね。KTMの950ADVもバイク雑誌ではインプレッションが盛んで、気になります。

もともと「旅」をすることをキーワードに始まったわれわれの20年。例えばパリダカやパリ北京、モンゴルなどの準備やら本番やら、またツールドブルーアイランドやガストンライエモノにしても。はたまたTDNしかり。いったいこれまでの20年間に、どれほど旅をし、どれほどテント暮らしをしたかちょっと数えてみようかなあ、と考えました。それほどに、この桃の花の咲く頃は、そぞろ旅に惹かれるのですねえ。で、今年は特に忙しいのですがバイク全国行脚がしたい!と思っています。

さて、きょうの2枚はSSERから。これからしばらくこれらの写真をUPして行く計画だそうで、あなたの写真もUPされるかもだよ。お楽しみに。今日から1週間UPされた写真に「写っているのは俺だ!」という方にステキなステキなプレゼント!を贈りますので即メールください。但し次のがUPされるまでです。プレゼントは?これから考えて、毎日発表。ちなみに選んでいる人は、かっこよさのみをテーマに選んでいるそうで、趣味がばれるかもですねえ。昔々の写真も登場するかもです。

PS・・SSER SUPER-Nに早期お申し込みの方にお届けする「ラジオ」遅くなりましたが本日発送いたしました。「ちょっとチューニングが・・・」なんてやってるうちに3月!

PS2・・プレゼントはなに?にするのかと早くも大騒ぎになった「今日のイチマイ、この写真はだーれ」って勝手にタイトルつけてますが、今日からですよ!今日のプレゼントは・・ヒミツ

No.0606 – Organisation Voice 2004/03/04

ひさしぶリ、というか初めての感じがしたんだけど、第8回ラリーレイドモンゴル2002のポジフィルムの山を見ました。1枚ずつ丹念に見ていくと、昨日のことのように思い出されることばかりです。いつ何度みてもモンゴルは美しいなあ。とそう思います。

かつてラリーが最も足を延ばしている時代に行ったウブス湖は、いま世界遺産に登録されています。あの美しいモンゴルの中で唯一1箇所なのです。また行きたいなあ。6月くらいにヘリのツアー組んで行こう!って言ったら大反対されましたが・・・まあモンゴルの水辺の風景は、なんというか筆舌に尽くしがたいのです。

で今スーパーNの会場の美馬の会場から見下ろす吉野川の風景もなかなかです。桜も早いということで、お楽しみに。

きょうの一枚
今日の一枚は2枚、スーパーN2001のときの模様です。

No.0605 – Organisation Voice 2004/03/03

今日の日経新聞の全面広告には、カラーでHONDA RC211Vの勇姿が、といってもカウリングなど取り外されたセミヌード、なぜこんなビジュアルがこんな新聞に、というミスマッチ感覚がインパクト大!そのコピーには「驚きを、歓びを、開放を生め。快感を、未来を、自由を生め。・・・・」むむむ、良いのだが分りにくい。しかしその写真の持つ迫力、HONDAは本当は何が言いたくて、こんな広告を3月3日付で出稿したのか!

その新聞の一面には「韓国現代自動車ホンダ抜く」と、記事を読むほどに、紙面を見回すほどに、困難な時代にもかかわらず利益とかシェア拡大とか、最高益だとかだという言葉が踊る。経済という名の世界大戦は、恐ろしいほどの段階に入っている。中国国民が、かりに米国国民と同じ生活をするためには、あと地球3個分の資源が必要だといわれている。まあそれはアメリカの雑誌に載っていたので、その表現はいかがかとは思うけど。だれもがこぞって「中国!中国!」と叫ぶ今の風潮もいかがかと。

今朝未明に、NASAが重大発表として、かつて火星には水が大量に存在した証拠を発見した。そこは温暖で湿潤な土地、そして温泉だったらしいって。それを生命があった可能性としている。もうちょっと行くと有人探査!火星の表面で倒れた自由の女神像を見つけたアメリカ人は、ふと空を見上げると火星のようになった地球。「いや待て、今ここにいるのが地球で、あれは火星?」なんてことにならないように。みんなスローライフ、スローフードを心がけましょうよ。

で、今朝のHONDAの広告、最先端のテクノロジーを謳いながらも、何かこう共感できたのはなぜだろう。TOYOTA的なことが何か中国的で、HONDA的なことが「ちょうど今の日本的」なような気がしたのはなぜかしら。と説いた口も渇かないうちに、

「さて、ランクル乗って飯食いにいくか!」

「やっぱ100かなあ」

「ガソリンの4500でしょ、燃費なんて気にしないでねえ。」

「上海蟹が食べたーい」

訳が分かりません。

きょうの一枚
これがラリークロスの模様。写真は昨年のTDNのときのものですが、今度の美馬のSSER SUPER-Nでは、あのトップグループの走りが白日の下に晒されてしまいます。いよいよです。


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No.0604 – Organisation Voice 2004/03/02

「彼方へ」ってタイトルでノンフィクションを書きながら、このタイトルってどこかで聞いたことがあるなあって考えていたら、なんとパリ北京の時のテーマソング!もちろん記憶の片隅にあったのだけど、で旧いCDのサイトから探し出して発見。注文しちゃった。

まあ、人の記憶力なんて頼りないものなんですが、この「彼方へ」を書いていると、みるみる思い出すのです、山ちゃんは「日記つけていた?」とか「誰か横について摘録していた?」なんて聞くんです。残念ながらすべて記憶!最近のことは良く覚えていないのですが、昔のことほどよく覚えているというのは、もう老境に差し掛かったということかしらねえ。

きょうの一枚
1996年第2回大会まで使用されたSSERの大テント。これが2セット、天幕は4セットあるから驚き。翌年からは、強風対策でゲル型を開発して、このテントは国内専用となった。1996年エタップ8サインシャンドのビバーク。GPSポイントが間違っていたいわくつきのビバーク。


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No.0603 – Organisation Voice 2004/03/01

雪でした。山陰の山々には、たっぷりの残雪。そればかりか雪害の倒木に行く手を阻まれ「チェーンソーもって出直してこよう。」みたいな林道。こりゃあ4月に集中してやらナきゃあ。とスケジュールを考えて、暗くなっています。考えてみれば今年のTDNのルートは、九州を除けば豪雪地帯?ばかりではないですか。よっしゃー、それならそれで、徹底的にやりますよ。でも問題はルートブックの印刷日数。それに、注目のスーパーN!!手が足らない!です。

といいながらスーパーNは、どうぞお楽しみに。徳島道美馬IC下りてすぐに主会場があります。どこから来るのも便利ですよ。もうすぐ締め切りぜひお早めに。

きょうの一枚
ご覧のとおりの残雪!です。コノ調子じゃあね、トホホホホ

 


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No.0602 – Organisation Voice 2004/02/27

週末試走と書こうと思ったら、終末思想だなんて変換されて、「ハルマゲドンがやって来るゥ」みたいなやつですねえ。まあそれはともかく、まだ雪の深い山陰北陸あたりの試走に出かけます。行ってキマース!ので、見かけたら声をかけてくださいね。さあ、最後の寒波ですが、もうすぐ春本格的です。スーパーN,TDNともどもよろしくお願いします。

と書いていると、駐車場に見慣れない神戸ナンバーの車が入ってきて、「だれだろう?」と見ていると降りてきたのは池町君!相変わらずふらりっと旅をしてきていました。パリダカの話も面白おかしく聞けて、裏話も面白くて、「しゃべりたい」衝動を抑えてキーボードに向かっています、彼は初めてブルーアイランドに来たのは19歳のときだそうで、それからひたむきに走ってきて、今充実した域に、いまだ若くして到達しています。ただ残念なのは「ルーキー」とか「若手育成」プログラムとかで、もっと適切な表現はないものかと思ったりします。

ああ、早く出かけないと日が暮れるう。

きょうの一枚
愛媛は佐田岬付近の一枚です。愛媛から九州に渡るときはよくこの佐田岬をよく通ります。右も左も海なので魚介類がおいしく、じゃこてんなんてのもおすすめの1品です。


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No.0601 – Organisation Voice 2004/02/25

メルマガ100回記念!!

昨日はOVに継続するということを書きましたが、なにも継続することが「えらい!」とは思いません。人間は、常に変化を恐れ、そして変化を求めます。普遍の真理があるとすればそれは、「変わらないものはない。唯一変わらないのは、変わらないものはないという事実である。」とそう思います。ゆえに持続性、持続可能性が大切にされるのであって、サスティナビリティという掛け声も、変化を恐れる経営者や国の心の闇のようなものです。こうして、実にスローガンほど危ういものはありません。

例えばあなたが旅をして、ある町につきました。町役場には「暴力追放の町」と書いて懸垂幕が下がっていたら「この町は、きっと暴力団の巣窟なんだ。」と思いませんか?「売り上げを上げよう」と会社に貼ってあるところは、きっと売り上げが上がらなくて、「よっし」と書いて貼ったそのスローガンだけでは永久に売り上げは上がらないでしょう。それは社会主義の、旧ソ連や、もちろんモンゴルもそうでしたが、町のいたるところにそうしたポスターやスローガンが掲げられています。キュービズムという20世紀が生んだ変な画風が特徴的ですが、それは怠けることを恐れる指導者の生産性向上のキャンペーンだったのでしょうか。その答えは、ご存知のとおり。

「変わって良かった物は、将来には変わらなかったら良かった物になります。変わらなくて良かった!って物は、将来には、変えてれば良かった!」と思うようになります。何が言いたいのか?すべては思うようにならない事だということです。

さて、おめでたい100回に、またなんや訳のわからないことを書いて!ごめんなさい。今年のコンセプト!まあスローガンです。

「To be continue!」

笑うとこですよ。

きょうの一枚
これは、いったい何を意味する一枚でしょう。パリダカでは良くみかけますよね。バリース、みんなの轍。1台だけ違う方向に行く。勇気なのかミスなのか?


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No.0600 – Organisation Voice 2004/02/24

「彼方へ」が終りましたねえ。と、今日もやって来た山ちゃんがしみじみと言うではありませんか。なんか自らの、この10数年をあからさまに書いてしまったので、充実感ありです。ってウソ。まだまだ続いているのです。

毎日30分だけ、この原稿とOVの執筆に当てるのですが、毎日書くというのは、なかなか大変です。でも書くこと、という行為は自らを少しずつ磨くような気がします。バイクも、毎日仕事が終ると川原に行って、走り回っていた頃は、とてもよく乗れていて、今はもうどうしようもないくらい乗れません。つまり継続すると言うことの偉大さを、感じるわけです。

ところで企業や国がこぞって掲げる「持続性のある発展」Sustainability持続力とか持続能力とかのコトです。ことさらにそれを掲げるのは、破綻におびえている証拠です。逆説的には、さまざまなものが破綻に向かっているのを認識すればこそという言葉が出てくる訳なのです。覚えておいてください「サスティナビリティ」ってそんなんとっくに知っているよ、という方はごめん。

まあ持続可能性って言ったって。50億年後には、地球は超巨大化した太陽に飲み込まれてしまうんです。「そんな先のことしるか」とか「人類がそんなに存在しない、恐竜でも2億5千万年くらいで人類なんて、たかだがまだ500万年くらいでしょ」とか、結局持続可能性を謳ってもせいぜい10年20年の近視眼のことじゃあないのかと疑いたくなります。それよりも地球や人類の破綻に必ず立ち会う羽目になる人類の末裔のことを思うと、中島みゆきの「最後の女神」を思い出してしまいます。万物は、形あるものは必ず滅する、栄えるものは久しからずで、諸行は無常でっていったい僕は、何にひねくれてしまったんでしょう。継続する、ということ。それはあり得ないという事かもしれませんねえ。でも、頑張るんだ。

きょうの一枚
「恐竜の谷」名づけたのはSSERですが、モンゴルでも今では恐竜の谷といわれています。全く遊牧民も暮らさない荒野、ゴビ砂漠の中にあります。恐竜の形にそっくりな緑色の岩がたくさんあったので名づけたのですが、なんと恐竜の化石もたくさん、しかも手付かずで。 TV番組で、モンゴル人の学者も連れて行ったのが今では懐かしく、時間の概念を変えられた土地です。


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No.0599 – Organisation Voice 2004/02/23

毎回のようにお天気ネタで始まるのもどうかと思うんですけど、この週末は、異様なお天気で「もうすぐGW?てな感じで、これなら北の雪解けも時間の問題か!と思わせたんですが、さすがに広い日本、北の大地はまだまだ雪が降ってるようです。参ったなあ。

さて、TDNのニュースは、もう1人若きクロカンライダーがヨーロッパからやって来るというものです。名前はMichacl Aparicio、先のスペインバハでは、なんと?125ccでクラス優勝、チュニジアでも勝っているようです。あらまあ、TDNの優勝争いが、混沌としてきましたが、問題はルート!ほとんどリエゾン!を、どう走るのでしょうか。それと、日本の隅々までを見て、何を感じるのでしょうか。とまれ、こうしたイベントを通じて、特に長丁場であればあるほど、こういった交流は、大きな楽しみの一つにもなります。みんな英会話の勉強しておいてね。

「彼方へ」も本にしたら?というリクエストが多くなってきて、書きなぐってきたので推敲も校正も出来てないままの掲載!だったので、第1話から「なんとリライト!」是非?お楽しみに!!って何時のことになるか全く分からないのですが、それでも推敲をしていたら、「よく恥ずかしくもなくこんな文章のまま掲載していたなあ。」と思う今日このごろです。これまた言うは易し、行なうはなんとやらです。

きょうの一枚
ぶ厚いアクリルに本物のゴビの砂が詰められた「SSER特製マスターオブゴビの楯」です。8回大会のほとんどの楯が、ガントルガのおうちにあるのです・・・なんということか。


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No.0598 – Organisation Voice 2004/02/20

4月中旬並みの陽気!四国は暖かい一日です。今年の春は、早そうです。GDPも7%の伸びだとかで、その実はともかく、こうしたグッドニュースは久しぶりのような気がします。

さて、一昨日のこのコラムの写真、ラリークロス!のお話をしようかなあ?と思います。

ラリーのスポーツとしての魅力。それはトライアルの競技や、ひいてはゴルフに似ているともいえます。いくつかのホールまたはセクション、またはSSを駆け引き?をしながら一緒にラウンドしていく。楽しい仲間となら心から楽しいのですが、大きいタイトルなどのかかる大会にともなると・・・・・・・そしてこれが、MXやレースなどの同時にスタートしてだれが1着だったかを競うものとは一線を画しています。こうした常にメンタルな部分が浮き彫りにされてしまうこうした競技は、目の前や、すぐ後ろ、またはサイドバイサイドに、とりあえず闘うべきライバルがいないところから、「自分との闘い」というような表現がされるわけです。したがって観戦しにくく、かつ勝負どころが捉えにくいのでもあります。しかし、ゆえに競技する者には、無上の面白さもあるというわけです。

で、今回のラリークロス!SSER SUPER-Nでの新しい試みとは、その両方を競ってみるのは?というものなのです。とりあえずマッチレースには勝たなければならないのですが、勝ちながらもタイムアタックもあるというもので、「勝つ」という意味をリアルに感じることが出来るという点の面白さと、すべてが終ってみないと分からないという、もうひとつの結果、で2倍は面白いのではないかと考えているのです。ギャラリーにも良く見えてわかりやすいという点も大きいですね。

きょうの一枚
連載中の「彼方へ」第1回ラリーレイドモンゴルは、いよいよゴールのウランバートルへ向かう日となりました。で、まあその記念に。


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No.0597 – Organisation Voice 2004/02/18

まあ、主催者がこんなこと書くのはいかがかと、思わないでもないのですが、今度のTDN。今現在届いて車両内訳だと、BMW7台 VS KTM7台なんです。いや、それ以外のメーカーもないわけではないんですが「面白いなー」と感じ入っています。どちらがどうの、なんてつまらないことは考えてないのですが、もうひとつの話題は、菅原さんの最高齢記録を破る64歳のエントリー!で菅原さんを含めると3名の60代!長谷見さんもまもなく60代?あっ、ごめんなさい。あと、ガストンと続きます。で、平均年齢は現在39歳!そうそう、それからPIYOKO隊の皆さんもエントリーしています。愉快な話が聞けることでしょう。とてもとても楽しく賑やかな大会になりそうです。どうぞお楽しみに!実況メール中継も計画中です。

きょうの一枚
これこれ、今年のTDNも、芦別でこれあります。2台一組でスタートするツインスラローム!!ってかラリークロス!でも実は勝ち負けではなく、SSですからタイム計測によるものです。昨年はゼッケン順でしたが、今回はここまでのリザルト順のスタート!!ガストンの走りもみんな見えますよ!で、950 VS 1150とかならないでしょうかねえ。見ものです。


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No.0596 – Organisation Voice 2004/02/17

TDNとRALLY CROSSが、同時に音を立てて近づいてきている!!

そんなだというのに僕は、暖かくなったからバイクに乗ろうとばかり画策をしていて、修理の上がったG/Sを取りに行って、ヨーシ今度の試走に持っていこう!としているのでした。実はここだけの話ですがこの一年というもの、実に体調が良くなく、慢性筋肉痛と腰痛、自転車で転倒して痛めた左手首、五十肩などの諸症状が、ついついバイクから遠ざけていたのですが、いや他にも訳もあったのですが、まあそれはさておき。

宣言「GSに乗って乗って、日本中を走る!」んです。なんかHPもブロードバンドかなんかにして、「あっと驚く放送局」みたく「GSの一宿一通」なんてコンテンツ立ち上げて、南は西表島でイリオモテヤマネコと遊び、北は稚内の林道でパンク修理をヒグマに手伝わせる。そうじゃなきゃあ、このまま年老いてしまいそうで怖い。なんか気楽な旅に、GSでぶらっと、出かけたいよねえ。

TDNの質問の中に、ケイタイのメールアドレスという欄がありましたが、これは必ず必要というのではありません。実は、オフィシャル間では、このメーリングのシステムを使って、全員に「7:00全車スタート済み、本日の出走○○台」「11:00CP1全車通過、撤収後マーシャルとコンボイで行きます!」なんていう連絡が、前回あたりから写真付きで特にヒマそうなCPから、届くのが楽しみなのです。山の中の移動中に連絡がつかなくても、里に下りてメールを読み込めばたちどころに状況が把握できるという優れもの。今年はこの一部を、参加者に向けてサービスをしよう!という案が出ているのでした。もちろんそればかりじゃなくて、何かあって参加者に連絡が取りたくても、そのほとんどが運転中!なものですからメールで送っておくから、後で必ず確認して連絡してね!何てこともできるというわけ!うまくいくのでしょうかねえ。

さあ、もうすぐですよ!ガストン・ゼッケン4でKTM450!!ミスコース&CPミス!をしなければ優勝候補か!?どう思う?

きょうの一枚
なんか、とってもありがちなカットですが、昨年の夏のモンゴルツーリングのひとコマ。ちょっと空の色と雲が、モンゴル?って感じですが、8月ともなればもう秋!の気配、で楽しい超ロングツーリングの1シーンでした。


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No.0595 – Organisation Voice 2004/02/16

「毎年、この時期になったら、必ず黄砂の話ですね。」

そういえばこの時期は、黄砂の話が多い。

「いやなに、個人的にも興味があるんですよ。」

「万葉の昔、初夏の季語でもある”かすみ”、あの時代には、いったいどういう自然現象なのか想像もつかなかったことでしょうね。」

「ころもほすてふ天の香具山、の衣は砂だらけになっていたという記述はないのかなあ。」

ところでこの天の香具山というのも、これは奈良県にあるのですが万葉集よりも古く古事記の頃より出てきます。

天から降ってきたとされるこの山は、実は天上界にあって2つに分かれて落ちてきたそうです。でそのひとつが天の香具山でもうひとつが伊予の国に落ちて、とあります。『釋日本紀』の伊予国風土記逸文は、次のような地名説話を伝えています。

伊予の郡。郡家より東北のかたに天山(あめやま)あり。天山と名づくる由は、倭(やまと)に天加具山あり。天より天降(あも)りし時、二つに分れて、片端(かたはし)は倭の国に天降(あまくだ)り、片端は此の土(くに)に天降りき。因りて天山と謂ふ、本(このもと)なりこれが実はうちの会社の近くにある天山「あまやま」と呼ばれるところです。

この空から降ってきてできた山という古事に、僕は新説を唱えようかと。それは「黄砂で出来た山なのである」と。

昔々のお話です。ある春の日、これまでだれも経験したことのないほどの西風が吹きました。だれも目なんて開けていられません。人々は家を一歩もでずに、息を潜めていました。家の中には風で運ばれた砂が堆く積もって行きます。そんな西風が3日3晩吹き荒れました。やっと風が収まったので、外にでてみると、目の前になんと小山が出来ているではありませんか。

人々はこれは天から降ってきた山なのだと畏れ大切にするようになりましたとさ。なんか日本昔話みたいになりましたが、それほどここのところの黄砂が気になります。

舒明天皇の国見歌です。

大和には 群山あれど

とりよろふ 天の香具山

登り立ち 国見をすれば

国原は 煙 立ち立つ

海原は 鴎(かまめ) 立ち立つ

うまし国ぞ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は

さあさあ、松山にお越しの際は、その天山までご案内します。というわけで、春一番が吹き荒れた先週末は、砂混じりのすさまじいものでした。こうして、本格的な春は近づいて来ているのですが、林道の雪はまだまだ融けそうな気配はありません。

北の島に電話して、「雪はどう?」

って聞いたら「今も降っていますよ。」だそうな。いいよ雪は、春になれば融けるから。

きょうの一枚
この砂漠も生きていて、西から東へ移動しています。やがて湖を完全に覆いつくして、さらに東へ向かっています。TDNも、今年も西から東へ。そうそう、KTM950アドベンチャーも出場します。これも西から東へ、なのか?

No.0594 – Organisation Voice 2004/02/13

さて、昨日は黄砂から中国の危険な経済成長のお話を書いたところ、「昨年の原油需要、中国が日本を抜いて2位に!」というニュースの記事!おまけにOPECは、高値続きなのに減産に踏み切るそうな。まあ、問題は中国の石油消費量。一人当たりの消費量は日本の10%くらい。って新聞に書いているけど、そんなの書かなくっても人口1億2千万の国の消費量を、人口15億人の国が抜いたら、一人当たりの消費量は10分の1くらいって分かるよねえ。これが40%くらいになるとアメリカを抜いて首位に立つのでありますよ。でもってそれは時間の問題なのですが、やはり時代に逆行している感が強いですね。おまけにアメリカは史上最低の備蓄量になっているそうで、世界第2位の埋蔵量のイラクを武力で略奪したって「何か文句あるんかい。」という事なんですね。もう破綻しますよ。それに食糧事情も。このままの中国の成長は、食糧も、原油も世界最大の輸入国になって世界最大の浪費大国になって行きます。

中国での穀物の不足は深刻です。1994年に食糧輸入国に転落して以来、その不足量というか輸入量はうなぎのぼり。「安い中国産のネギだ、なんだ。」って言っているのは実はおかしな現象になってくるでしょう。しかも経済成長による食生活の変革で、動物性蛋白の摂取量が急増。動物性蛋白の生産には、同量のエネルギーを得るためには、より大量の穀物を飼料として消費しなくてはならないという悲劇も起きているわけです。2020年には、約2億トンの不足量を生じるという計算、これは日本の穀物生産量の20年分を超えるといわれています。

要は、まだわれわれが生きている時代にも、確実な石油と食糧をめぐる、時には武力衝突もありそうな過酷な弱肉強食の闘いがあるのです。日本も減反をしないで、アルファ米を作って備蓄をしよう!って本当にこの10年間提唱してきてるんだけどなあ。

で、結論。「牛丼くらいで騒ぐんじゃない」食べにいけなかったもんで。

きょうの一枚
なんや、このバイク!そうです試走に使っちゃったのは、この超町乗りBMW名前は何故かロックスター。乗って走ってる写真もあるけど、とってもおかしいのでヤメ。ここは雲仙普賢岳、ワインディングを楽しみましたがヤッパ次はGSにしよう。その向こう側には溶岩流で数十名の方が遭難された場所。

自然に対して畏敬の念を新たにします。合掌。でCP2はこの辺りらしい。

No.0593 – Organisation Voice 2004/02/12

さて、四国路はすっかり春の気配。今朝なんて、セーターすら要らないんですよ。事務所に一番に来て、マリア・カラスなんかを大音量でかけていると「ハッ、ハッ、ハックション」ついに花粉症もやってきました。この季節いいことばかりではありません。おまけに黄砂もモンゴルあたりからやってきますね。

黄砂といえば、地球の砂漠化は一層深刻で、われわれに近いところでは、中国の砂漠化が、かなりのものです。中国の北半分は森林破壊による土壌の流失は、想像を絶していて、表土の流失面積は国土の30%近く、約2億ヘクタールを越えているということのようです。このために北部での黄塵がひどくなって世界的な問題となっていますべ。中国の今の好景気は、まだその勢いに衰えは見えませんが、肥沃な農業に適した土地には、工場や住宅が立ち並び、15億もの人々の食卓をまかなう農業生産地は、こうして土壌破壊によってその行き場を無くしつつありますね。

モータリゼーションも大問題でしょう。今世界を走っている車の台数は、5億台といわれていますが、中国とインドの2国で、日本並みの2.5人に1台という保有台数に達したなら、この二国で10億台!合計で約15億台、現在の3倍になってしまいます。燃料電池など次世代エネルギーへの転換の速度をはるかに超える!勢いは、大きな破綻のシナリオに向かっていることを、だれもが気付きながら、自分たちの世代以降に問題解決を託して、年々ひどくなる黄塵の中で一夜の春の快楽をむさぼっているに過ぎないと、そう思うのです。エコを社是のようにうたう、1兆円の利益を生み出す巨大自動車企業も、かの地で売りに売っているのは4500ccで、「燃費はひどいけど、素晴らしい車だよ。」と中国人もモンゴル人も、我先にと買い漁っているのがそれ。平家物語を持ち出すまでもなく、おごれる者久しからず。そーか、僕ももっとシンプルにしなきゃ。

きょうの一枚
長崎は平野が少なく、農産業が厳しそうです。そんな中で全国1位の生産量を誇るのは「びわ」だそうです。そして、馬鈴薯の生産は北海道に続き全国2位。この赤い土は島原の馬鈴薯畑。「カレー食べたい?」

No.0592 – Organisation Voice 2004/02/10

2月10日、お約束のTDNの本レギュレーションなど資料関係は、プレエントリーをお済ませの50名の方に発送いたしました。って言うか今まさに持って行ってるところで「消印は2月10日で!」と大急ぎの按配です。なんかささやかなプレゼント?も同封されてるようで、プレエントリー済みの方はぜひお楽しみに。またこれから本番までの間、どうかご無事?で。ここんところ毎回のように3から4名の方が「練習中のケガ」でやむなく、とか、まあこれは仕方ないことなのでしょう、新年度に転勤してしまって、とか。また彼は今年もエントリーしてますが、某大手広告代理店のS田さん、昨年は「急遽プレゼンが入っちゃいました。」と無念の出場断念。

さて、今年東京にゴールするための「大きな問題、頭痛の種!」があります。それは東京だけでなく近隣各県に広がった「ディーゼル規制」ウチのオフィシャルカーは、TOYOTAコースターも、ランドクルーザーも、車体番号000001を誇る日野レンジャー4×4も、それ以外の個人のオフィシャルカーも、みーんなディーゼル!「いいんじゃないのGWは?」なんてとぼけたこと言ってたら、どうもばっっきんが半端じゃない!そうで、車両のやりくりに。

とそこへ登場したのがチームスガワラのスポンサーでもある、あのカミオンの車体にひときわ輝くロゴマークの「UNICAT」(株)ユニキャットから、絶対はずせない、皆様の荷物を最終ゴール地、都心の超一等地のHOTEL(どこだ)まで運ぶ、日野4×4にある装置が贈られたということであります。その装置は、もちろんご存知の方多数、DPFです。

DPFとはディーゼル・パティキュレート・フィルターの頭文字を取ったもの。DPFは排気ガス中の粒子状物質、黒煙を大幅低減する後処理装置のことです。

まずはみなさんにUNICAT という社名をご理解いただければと思います。感謝。

UNICAT http://www.unicat-inc.co.jp

No.0591 – Organisation Voice 2004/02/09

不謹慎を承知で書くと、イラク入りする自衛隊のコンボイは、なかなかカッコ良かった。いやあの映像はクエートでの訓練風景だったのかも。いずれにしても、ですが。「コンボイ」なんて言葉が、お茶の間に流れたのも、アメリカ映画であったトラック野郎以来で、違和感がなくはなかったものの、ヤッパ戦争に行ってる装備はカッコいいと思うのです。もちろん道具としては究極にあって、美しささえ漂わせます。怖いことです。でもまあ、あれは人道支援で、戦争に行ってるんじゃあない!そうなので誤解のないように。

さて最近イラストづいてるSSER!今度はTDNのなんか変なイラストを完成させました。早速に2月10日に発送される本エントリーフォームやらレギュレーションやらに使われることでしょう。あとTシャツやステッカーにも?使われるのでしょうか。長崎の龍踊りの龍が可愛いです。こんな感じ

どうもゴールは東京タワーの予感がします。違うかも。

こうして雪解けを首を長くしながら待っているのですが、今年の冬は後半に雪が降って困った感じ。

No.0590 – Organisation Voice 2004/02/06

最近は歳のせいでしょうか、ここのところ毎朝、会社に一番に行きます。みんなの出社が遅い!というのもあるのですが、この朝のしばしの時間がなかなかよろしいです。

やめたはずのパソコンを立ち上げて、その間に日経新聞や日経産業新聞を斜め読みして「トヨタが純利益1兆円!?1台当たり幾ら儲てるんだ。でも北米依存!とかって世論?のホコ先をかわしているし、けしからんなあ。」などと考えている間に、パソコンも立ち上がって、メールチェックして、ワイヤレスにしたマウスの調子が悪くて、電池を換えようとするんだけど換え方がわからなくて、「まあいいか」と思っているうちに読み込みに時間のかかる日経ブロードバンドニュースが始まって、それを見て、自分ちのHP見て「また、間違いだらけだわい!」と怒っているうちに、誰か出勤してきて、コーヒーがやっとはいって、やがて朝のミーティングが始まる!という寸法。その中でも、知り合いのとあるバイク屋のHPを見るのが楽しみになっていて、そこにへたくそな(本当にごめん)日記があって、これを読むのがとても大好きになって、とそのHPで彼が書いているような文章を書いて見ました。文章のうまい下手では書いた人の人格はわからないですもんね。むしろうまい人ほど怪しいん。

さて、前置きが長くなりましたが、現在の僕の悩みはTDNフェリーの長旅の最中(もなかじゃない)のエンターテイメントをどうしようかなあ!ということ。何か良い案はないですか。ホールみたいのは借りる予定で、北海道ステージのブリーフィングは、そちらでします。まあ、なにか考えておきますので、オタノシミニ。またいろんなアイデアも募集いたします。

さあさあ、春はもうそこまで来ましたですよん。バイクバイク!僕も走りに行きますよ。

きょうの一枚
北の島から届いた1枚です。なんか雪のある国がうらやましいー。寒いのはいやだけどパウダースノーは好き!ってのはお金は好きだけど仕事はいや!みたいなもん?違う?

No.0589 – Organisation Voice 2004/02/05

長崎クイーーズ!

正解は「晩白柚」(ばんぺいゆ)たくさんのご応募ってほどではありませんでしたが、ありがとうございます。もう賞味期限が怪しいので正解者の中から、晩白柚を池田さんに!副賞、長崎カステラは坪田さんに、そのほかの皆さんには、印刷が上がり次第TDNのステッカーをお届けします。次は鳥取は境港からクイズ!プレゼントは「タラバガニ」にしようかなあ、どうしようかなあ。こうご期待!

これからの季節、高知の水晶文旦やら、八朔やらといったのが美味しい季節です。愛媛のオフローダーは、休憩するたびにジャケットのポケットから、そうしたかんきつ類がなぜだか出てくるのであります。

話は変わりますが、TDN。4月28日の夜!前泊のご希望の皆さんは、例によってご一報ください。ちょこっと会費制で、ホテル近くの、前にも書きましたけど、ヨーロッパで日本人がやっているみたいな店で、軽く一杯やりましょうね。あっでも、長崎に行くのも良いかなあ。佐世保という手もありです。ところで、僕はそんなことしている時間はあるのでしょうか。というわけで、ハウステンボス!もぜひゆっくり見てもらおうと、29日車検日の到着受付は17時くらいまでを予定しています。

昨日は大学の先生と講演に出かけた、とある企業で終って帰ろうとしていると、いきなり「29日って何時まで受付するんですか?」って聞いてくる人がいるんですもの。講演のテーマは、複合材料!でも彼は講義の後に熱心な、質問をしておったので「よろしい。」と教えてあげました。

それから「彼方へ」のご愛読ありがとうございます。最近のメールでは「UPするのが遅い!」なんてのも、この場を借りてお詫びしますのと、あれって在庫があって順に載せてっているのではなくって、書き立てホヤホヤをUPしてるんですね。アー、急いで次ぎ書かなくっちゃあ。じゃあ。

きょうの一枚
きょうの一枚は二枚!です。どちらもTDN長崎ステージの、オンコース上のカット。平和記念公園は言わずもがなですが、なんかこうアメリカの暴挙の連続には、言いようのない悲しみを覚えます。

そして美しいくだりのワインディングの中に立つ大木!それも1本や2本じゃなく「危なーい!」と腹が立つよりも「ほほう!」とさまざまに考えさせられます。それだけでも「旅」TOURとは、素晴らしいもの。

No.0588 – Organisation Voice 2004/02/03

恒例?TDNクイーーズ!!

はい、お待たせいたしました。昨年は奄美の黒糖焼酎とハブ酒で盛り上がった、あのTDNスタート地点のお土産クイズです。

ではクイズ。この写真のお化けみかんはなんという名前でしょうか。漢字3文字でお答えください。

正解の方には抽選で、あのばかでっかい「みかんのお化け」を1名さまに。続いてもうおひと方には、「長崎カステラ」を。そして抽選に漏れた方には、もれなくTDN3rd のステッカーセット(コチラの郵送のみ4月とさせていただきます。)

という訳でどしどしご応募ください。その前には、ラリークロス!SSER SUPER-Nが立ちふさがっています。楽しみですねえ。

そうそう、ガストンの英会話の聞き手の名前を社内公募したところ(って大げさかなあ)名前はトシちゃんに決まりました。あなたのまわりにも居そうでしょ?似顔絵が、ちょっと出来すぎの好青年。彼の2005パリダカの出場の運命はいかに?なんか英会話というより、物語として面白くなりそうでしょ。それからスガワラテルヒトさんは、再びフランスに向けて旅立ちました。きっとダカールから帰ってくる車両(たくさん)の引取りと日本への輸送なのでしょう。これも大仕事!代理してやってくれるのは大変なご苦労です。

応募要項

このばかでっかい「みかんのお化け」の名前を漢字3文字でお答え下さい
コレダ!と最高の答えが思い浮かんだ方はお名前、メールアドレス、そして当デキニチへのコメントや要望などをご記入の上 support@sser.org 宛にお送り下さい
04/02/05 クイズは終了しました。ご応募ありがとうございました

ご注意

*正解でも他の読みの場合(ひらがな読みなど)の応募は無効です
*正解者多数の場合は抽選とさせて頂きます。
*締切は正解者が現れるまでの予定ですが、先に賞味期限が来そうな場合は応募メールの中のうち面白い書き込みの方から抽選して決定とさせて頂きます。

No.0587 – Organisation Voice 2004/02/02

TDN九州パートの試走が終りました。既に1度終えていたのですが、「やり直そう!」という決意の下に再度行ったものです。これで4月29日は終日車検。早めに終えた方はハウステンボスで過ごしてください。近くの佐世保を見物に行くのも、とにかく見所一杯です。

僕たちは、長崎に遅い午後に到着。NH○の森さんと路面電車に揺られて、行ったのはランタンフェスティバルっていうからもっと洋風のものを想像していたのですが、なんとそこは日本の中の異国。香港でした。豚の頭もたくさん飾ってあり「本物です」なんて書いておいてあるところがたいへんキッチュでよろしい。それにしても偶然の旧正月で、素晴らしいの一言でした。龍踊りも見えたし、中華街の脇にある界隈がまんまアジアです。この地には中国総領事館もあったりして、不思議な世界観を見せています。

ジャパネット○田の広告で覚えた?長崎弁で、「純粋のジュンは純情のジュンじゃありません、あれ同じじゃん。」と訳のわからないことをしゃべりながら、長崎の夜は更けていきました。普賢岳も、前回のルートよりも更に山に近寄るように設定を変更、大溶岩流のすぐ脇を通ります。すると今度は諫早湾の汐止め堤防がすがたを現します。この土地のない長崎の県民が、あの当時に大干拓を熱望したのはうなずけます。それほどに平野が無く田畑が無いのですねえ、この地域は。こうして、4月30日はスタートの午前中は、さまざまな思いを巡らす観光的な要素がふんだん!午後には3本のSSが用意されています。でも軍艦島はルート上から望めなくなりました。

あ、そうそう。僕はバイクで行く約束をしてて、80GSに、久しぶりに乗ったらブレーキスカスカ!どうもホースがだめで、BMWに電話して「R1200GSの試乗車貸して!」「無いですよ、まだ。」「じゃあ1150GSでええわい。」「無いですって。」「○○はどうですか?」ってんでそのバイクに乗ってビックリ。これからBMWのバイクはどこに行くのだろう?あっ、いや良いバイクなんですけどね、時代の要求するトラディショナルやらレトロとやらを一蹴して、ポストモダニズムというかコンテンポラリーいやいやアバンギャルドとストリートファッションを組み合わせて、おじさんたちを置き去りにする感性が、マーケティングオリエンテッドだ、なんて訳のわからない業務用語を並べ立てて余計にごまかそうとしている僕の姿にこんにちのBMWを見て取れるわけです。ああ訳わからんなった。僕はとっても心配になった。でも九州を走ってまれにすれ違うツーリングバイクは、6割がたBMW。

そんなこんなでTDNルート制作の旅編は、まだまだ続きます。こうご期待。

きょうの一枚
きょうの一枚は2枚。ランタンフェスティバル会場へ向かう中華街もご覧のとおり。もう一枚は市内を一望、これはオンコースからです。正面に見える豪華客船はまだ建造中でした。実は火災で燃えたやつ。手前の橋はオンコースで通ります。

No.0586 – Organisation Voice 2004/01/28

寒波も去って、久しぶりに暖かい陽光が戻った早春の四国路に、春を告げるといわれる「椿さん」がやってきました。前にも紹介しましたが近所の神社の春の大祭です。近所に住むスタッフが早々に行って来て「今日の一枚」をパチリ。どうか皆さんにもゴリヤクがありますように。

さて、少し暖かくなると誰もが言うこの週末は、TDNの九州ステージ試走パート2です。というか再試走で、少しばかりリラックス。

で、僕はバイクで行こうかとたくらんでいます。どうせ行くのなら変わったやつで行こうと思案中。結局何で行ったかは、来週のコチラのページでご紹介します。

そうそう、いよいよR1200GSも2月には発売のようです。30kgも軽くなって、パワーもアップ。こりゃあ良いことづくめ!じゃあないですかい。で、よく見たわけじゃないんだけどあのフレームワークがなかなかそそりましたし、軽そうな感じで走っている写真も見ました。乗っているのが大男で、インチキクサイゾ!と思ったものですが、最近のわかりにくくなってきたBMWの文法が解き明かされるんでしょうか。2月には試乗してレポートを書きます。あと気になっている通勤用バイクが、前にも書いたドカのムルティストラーダとBMWのロックスター、でもデザインやグラフィックの一部がどうしても許せなかったりして、例の衝動が抑えられています。

TDNの九州ステージ試走はやっぱ650で行こうかなあ。80GSは元のコンベンショナルな姿に戻そうと後付のスクリーンまで取っちゃったしなあ。でもって今回の試走で特にレポートしたいのは、暮れに買ったBMWのインナー品名「ファンショナルアンダーウエア・サーモ」このオーバークオリィティぶりにはただただ感動。ぜひお勧めです。次は「サマー」モデルを試してみよう。

マツモトミチハルさんに鋭意執筆をお願いしていました「バカジャ」が最終回を迎えました。われわれが書く表面的な事象ではなく、ウチに向かった少し分析的で精神性の高い論調はこれからはバックオフ誌でお目にかかれそうです。とまれ長い間ありがとうございました。変わってスガワラテルヒトさんのパリダカのダークサイドじゃなかったディープな世界と題して、今のパリダカを、どう見るか。といったようなテーマで、市民参加も出来る国際マラソン大会にいかに走るか?といったこと。などのような切り口で、書いていただくことにしました。ぜひともご参考に。

そうなんです、パリダカは今やボストンマラソンとかパリマラソンまたはホノルルマラソン状態で、世界のトップアスリートと同じ舞台を市民ランナーが味わえるというのが魅力のひとつなんです。それでもフルマラソンを歩いてでも、時間内にゴールしなければ完走とは認められないのは事実。僕はホノルルマラソンに出場してみたい!でも42.195kmを歩ききることは出来ない。でもパリダカなら、どうだろうか?そう思いついたならばとる道は、そんなに多くはないはず。さあ、いつかはパリダカへいくのなら、あなたは市民ランナー?そして大きな1000番台のゼッケンで上位を狙う?醍醐味ですね。

No.0585 – Organisation Voice 2004/01/26

さて、一部リニュアルなったこちらのHPにはたくさんのアクセスやら、お励ましのお便りやら、ありがとうございます。英会話教室も滑り出し上々で「参考にして、出場を考えます。」なんていう意気のいいご意見などが来て、こりゃホントにやらなきゃいけないと、YAMAHA450WR-F RALLYについて調べてたりします。なんか忙しくなりそう。で、帰国したての菅原照仁さんに、新しい連載をお願いしました。テーマは「パリダカの傾向と対策」分析力と判断力に特に優れた彼は、実は類まれなパリダカの申し子なのです。

で、今回のパリダカを含め「いろいろ考えさせられた。」そうで、日本でTVを見ながら「いろいろ考えさせられた僕と、結構話が盛り上がりました。今月じゅうに新連載が始まりますので、オタノシミニ。

さて、また長崎パート2に出かけようと思います。僕はバイクで行こうかなあ?などと考えて顰蹙を集めていますが、やっぱりルートに普賢岳を入れる!と大張り切り。長崎佐賀のスタッフの皆さん、この後メール入れますばってん。

きょうの一枚

これ、ケープタウンのヴィクトリーラン待ち。このヘリの数にはうんざりでしょ。テーブルマウンテンと美しい南アフリカ。また訪れたい土地です。

No.0584 – Organisation Voice 2004/01/23

忙しさをものともせずに、こちらのHPでは一挙に2つのコーナーが新しく立ち上がりました。恐るべきことです。ひとつは「モンゴル情報局」モンゴルのイマ!が、たちどころに分かる!というもの。主な登場人物を紹介しておきます。最近SSERが得意としている似顔絵で紹介。

カミオンに乗るのは、バイラー! 1994年の試走からのスタッフで、スーパータフなヤツです。今では菅原さんに、その腕を買われてパリダカのアシスタンスカミオンのドライバーを務めます。モンゴル本番中には、X1トラックの切れたファンベルトを、自分のズボンのベルトで代用してビバークまでやってきたりとか、いつも斬新な?緊急対応がとても興味深い、人です。一人でクルマに乗って世界中に行きます。出先からよく電話がかかってきて「いまフィンランドでフェリーに乗っています。」とかね。で、日本語はすべて試走中とSSERに遊びに来たときに覚えた独学!釣りが大好きで名人。二人でウランバートルでフィッシングとツアーのお店を出そう!というのが合言葉。

好青年風は、ジャンガル。ラリーの初めの頃はまだまだ子供だったんですが、今は一児の父親に。ウランバートルでは、若者があこがれるヤンエグ?でもって異常なほどのきれい好き。ジャンガルがSSERに遊びに来ると事務所の中がきれいになります。アパートの部屋にはご自慢のホームシアターがあるんですねえ。日本語はとっても得意。彼の文章は、おかしくても極力そのまま掲載しますけん。ってすっかり伊予弁のジャンガルでした。趣味、掃除と後片付け、プラモデル、部屋の模様替え。まったく日本人のようなモンゴル人です。

さて、もう一人はムッホ。彼も最初から通訳として参加。力持ちで働き者。父親はモンゴル航空の国際線の元パイロット。空港の近くに、自作のログハウスを建てて暮らしています。大工さんとしてもやっていけそうです。学生時代から優秀で、とても頭がいいんですが、奥さんは陸上競技のアスリートで、アジア大会や世界陸上にも参加しているというモンゴルでは有名人。相撲が大好きで、暇があればいつも相撲をとっています。大相撲に関しては、ちょっと詳しい。いや詳しいなんてもんじゃなくて、専門的といってもいいでしょう。今もウランバートルで初場所を見ていることでしょう。

さて、もうひとつのコーナーは「ガストンの英会話教室」いつまで続くのか?という批判は内部に渦まいていますが、これと平行して追加企画「原文で読む車両レギュレーション」というのも検討中です。いや、これは「もう一度FIA/FIMのレギュレーションを勉強しなおそう!!」と思っていたところからのスタート。はてはてどうなりますことやら。会話の中の事象はフィクションで内容に気をつけて、頑張ってみますので応援よろしくです。

きょうの一枚

ウチの事務所の裏にお雛さまのように出来てた小さい雪だるま。近所の子供の仕業かと思ったら○野と三○の制作によるもの。造型的にはデザイン事務所のスタッフの作品とは思いにくい。

No.0583 – Organisation Voice 2004/01/22

大寒。日本じゅうがブルブルです。松山には「椿さん」という愛称で親しまれている神社がありまして、商売繁盛の神様として知られています。毎年旧正月明けに大祭「お椿さん」が開かれて参道は大賑わいなのです。今年は1月28日からだそうです。

でもって、この頃がきまって一年のうちで一番寒くて、土地の人々は口をそろえて「やっぱり椿さんの頃が一番寒いねえ。」と、挨拶代わりにしています。

で、この神社は、SSERの最初の頃の事務所に程近く、今でもラリーなどのイベントの前には安全祈願に必ず出かけています。行くたびに思うことは、安全と繁盛、この二つはいつもコインの裏表のように密接です。安全を慮る人は、栄えます。なにかこうパリダカにも通じるような気がしませんか。チームスガワラ、菅原さんのカミオンは初出場以来、完走率100%、1年中準備をしています。TDN出場の準備も、パリに出かける前には完全に終ってるんです。こうして安全?とは完璧を期することで、それが結果として信頼を勝ち取っていくわけです。今プライベートで参加する日本人は、そうしたキャリアがサポートシステムを採用しているのは実に幸運なことです。

僕たちの時代には、高い金取られて、その上頭を下げて頼んだサポートカミオンが、とっととリタイアしては「最初から丸腰で来りゃあ良かったね。」なんてことは、ざらでしたもん。そういえば、まったく報道されることはなかったけど、8回大会のモンゴルでカミオンバレイのドライバーを勤めていただいた尾上さんと、本部ヘリで写真を撮りながらのナビの松田さんも、そのサポートサービスもあって、見事完走されています。

もちろん万全の準備があれば必ず大丈夫、と言うわけでもありませんが、リスクは大幅に抑えられることは間違いありません。「時間がなかった。」と言う言い訳をしない。僕の今年のテーマです。さて、参加される皆さんの安全とお仕事の隆盛を、椿さんに祈願しておくとしましょうか。ヨッコラショット。「えっ、時間がない?やっぱりねえ。」

きょうの一枚

撮りたてのウランバートル市内の写真です。氷点下20℃、気持ちのいいお天気です。

No.0582 – Organisation Voice 2004/01/20

自衛隊の先遣隊が、サマーワに到着しましたね。

でも、川口探検隊!を見ているようで、大勢の報道陣のカメラの前に現れるあたりがおかしいです。「いよいよ日本の自衛隊がイラクに、コンボイで到着します。ブーツオンザグラウンドです。」マスコミ危なそう。

宿舎まわりのCG映像まででてきて、エアコンのよく効いた広いテントは、素晴らしいし、なんかうらやましいような変な気分です。「いいなあ、あんな装備」「あんたそりゃ見ているポイントが違うがな」と一人ぼやき一人突っ込み。でもあの先遣隊の装備と人員があれば、最高の砂漠のラリーが運営できるだろうなあ。と不謹慎極まりないボク。

で、経済対策としては、この大挙して押し寄せる報道陣が雇う車の運転手やら通訳やら、はたまたホテルやら、実にそこそこではないのでしょうか。「日本の企業に来て欲しい」って言われてもねえ「いっぱい行っていますがな、マスコミ各社が」と。でもあの服装はいかん。迷彩はだめだ。昨日産廃業の危なさそうな人と話していたら、「やっぱり迷彩着て役所に行ったらいかん」と、なるほど、やっぱ迷彩はTPOが難しいようです。というと、あの先遣隊の迷彩服はどうなんでしょうか。と、まあ賛成意見を言うわけもでなく反対の強い意志があるわけでもなく、国論を二分したというのに、情けないです。いや実はほんとは明確な意見を持ってるんですがここでは差し控えさせていただきます。

昨日は佐世保の映像がTVで、これは僕たちが子供の頃、空母エンタープライズが佐世保に入港する!ので大騒ぎになった事件でした。それも1月19日のことでした。とキャスターは叫ぶのですが、それからの日本の道程はいかがなものだったんでしょうか。あ、いやこんなこと書くつもりじゃなくて、佐世保といえばTDNの出発地だ。つい先日お邪魔したばかりだったので、ついつい。いいんです、この佐世保という町も、ハウステンボス周辺も。まだ、TDNにお悩みの方は、ぜひお早めに!

きょうの一枚

これはモンゴル!じゃなくてTDNの1ステージ、あの史上最悪の道の風景です。

No.0581 – Organisation Voice 2004/01/19

パリダカも、あれよあれよという間に終ってしまいました。終ってみれば、大勢いた日本人エントラントも、リタイアの山累々といった感じです。でも池町選手と片山右京が、最終盤までT1の優勝争いをしましたが、軍配は池町選手に。このT1の優勝というのは、とにかく難しいのですが、素晴らしいことです。来年はぜひT2に!

さて、TDNには、なんとガストン・ライエからもエントリーが届きました。マシンはこれまたなんとKTMジャパンから!なんですが。まあ考えてみれば、彼は現在フランスのバイクショップでKTMを扱っているのですね。どうも昨秋に日本に来たときに、TDNに異常な興味を示していたのです。「これは素晴らしい!」と絶賛。でも彼は、極端に雨が嫌いなのですが・・・

きょうの一枚
その、史上最悪の道、のはじまり。いや、4輪での話で2輪ではたぶん問題ないです。で、最悪という意味は「通り抜けることが出来た道の中で」という意味で、辺りの風景もあいまって「早く経験してみたい?」と思いませんか。

No.0580 – Organisation Voice 2004/01/16

パリダカもヌアクショット(モーリタニアの首都)に到着。実質ほぼ終了といったところです。エンジントラブルでストップした片山右京も、何とかヌアクショットに向けて出発したようです。なんて思っていたら、アシスタンスのクルーから電話がかかってきて「今ヌアクショットです。今回は大変だった。」と1500kmのアシスタンスの迂回路なんか、それは大変だったろうと思います。お疲れさま。こうして競技をする者とアシスタンスをする者で構成されるチーム。「どうだい?パリダカにアシスタンスで行ってくれないか?」「いいんですか?連れてってくれるんですか?」ってな形で、物見遊山的な気分で行ってみると、その大変さに驚かされることになります。それでも男を磨く良い機会になるでしょう。そうしたメカニックたちには、男を感じさせられます。

パリダカを題材に、作られた倉本聡監督作品「海へ」は、そんな男たちの群像を描きたかったのですが、パリダカの部分を見てしまうと「なんだかなあ。」って映画だったんです。そのロケは、僕が始めて出た1988年にラリーと並行して撮られて、あちらこちらで大スターたちを目にすることが出来ました。今頃もう一度見てみると、「ひょっとすると、良いかもしれない。」なんて予感すらあります。

さてTDN。今日の一枚には長崎を行く試走チームのワンカット。先頭を行くのは地元メンバーのランクル、コマ図を描くのはパジェロ・エボ、そして距離を取るのが写真を取っているクルマ、プロシードもちろん距離はパジェロでも取っていて、ミスを防いでいきます。さらに後続にランクル70,60と続いて、どこかの4×4クラブのツーリングの様相です。で「トラトラトラ」の件。これは、間違い。だってその電文は「ワレキシュウニセイコウセリ」だから連合艦隊が発したもの、正解は「ニイタカヤマノボレ」でした。どうですか皆さん、一緒にニイタカヤマに登りに行きましょう。TDNで。

「ごめんなさい、プロローグデイは変更!余裕を持って現地入りしてくださいね。」

そして、問題の4月29日のプロローグデイ!はですね、ステージは行われずに、車検を終日(午後6時まで)することになりそうです。というのも現地入りの予定を既に立てられていたり、また車検に問題があった方のマージンが少なすぎる、などといった事です。早く到着された方は、のんびりとお過ごしいただくことになりそうですが、夜はささやかなパーティの2次会も予定しています。もう一度長崎入りのスケジュールを調整ください。詳細は公式的な発表をお待ちください。

No.0579 – Organisation Voice 2004/01/14

パリダカも、いよいよ後半戦に突入!再びモーリタニアに戻って行きます。アイヨン・エル・アトラスとはチームSSERにとっては、なんとも思い出深い町です。また、コリン・マクレーやアリ・バタネンら、かつてのビッグネームの存在感というか、人間性をとても素晴らしく感動的ですらありますねえ。BMWのリュック・アルファンの活躍もうれしい限りです。間違っていなければ、元オリンピック・スキー選手で、パジェロエボで、数年前からパリダカを走っていました。

モーリタニアの最も厳しいルートが前半に使われたり、アシスタンスがうまく出来ないようなルートと日程の構成は、おそらく少なくないブーイングがあるでしょうが、ひたすらダカールへ、ひたすらゴールへと向かうさまが、パリダカを象徴しています。ほんとにドラスティックで、危険な香りに満ち満ちています。

さて、TDN3rd・試走レポート2.プロローグデイは車検日(4月29日)のことです。つまり早朝より車検を行い、午前中のスタートになる予定です。クローズのSS1本をはさんで、約280kmあまりの観光?と足慣らしですね。ですから前日入りが可能な方は、ぜひ!場合によっては前日から夜間にかけての受付車検も検討しています。そしてDAY1は午前8時スタート、伊万里方面に向かいSS2,そして福岡でSS3、なんとそのあとのリエゾンの難コース!!

これにはビックリ!抜けたところにCPが用意されています。詳細はまた今度ね!!

きょうの一枚

佐賀の林道から見た玄界灘たい。何しとっとね?

No.0578 – Organisation Voice 2004/01/13

さあ、TDNの九州ステージの本格試走が始まりました。長崎、佐賀、福岡からそれぞれ応援に駆けつけてくれたスタッフのおかげで、一時は大コンボイの様相を呈してしまいました。そして第一声「長崎は素晴らしい。」です。

どこの土地に行っても、すぐにその土地のいいところを見付けるのが上手いと自分でも思うのですが、なんかこう長崎は、風光も良く、それに今の日本の縮図を見るような思いでした。地形は自然の要害というのでしょうか、佐世保も長崎もフィヨルドの北欧的地形を思わせます。長崎港には豪華客船!それもこれまでに見たこともないほどのものが停泊していて、非現実な雰囲気をかもし出していました。

基地の町佐世保には、妙なエキゾチシズムがあって、町のイルミネーションや空気感が、異国を感じさせます。ホテルの近くで見つけたバーは、ヨーロッパのアッパータウンにありそうな、日本人がやっている店?って感じで、入ってみると白髪の店主と、ヨーロッパにいそうなマダムが出迎えてくれて、夜の更けるのも忘れました。外に出でてみれば、そこはヨーロッパの街角?って感じでハウステンボスは、中より外のほうがいいくらいですね。

TDN参加の皆さんは、ぜひ1日早くここに来て、ハウステンボスやらそこら辺りをお楽しみください。アミューズメントパークなどとは一線を画していますね。で、何が日本の縮図かと言うと。まずプロローグデイで目にするもの

1) 軍艦島、あの島じゅうが要塞みたいに見えるあの島です。たしかバトルロワイヤル(観ていませんけどね)のロケに使われた?昔から一度行ってみたかったところなんですが

2) 長崎国見高校、こんなところの高校なんだ、と感激。校長先生が監督なんですって?

3) 雲仙普賢岳、溶岩ドームや溶岩流を目の前に見ます。

4) 諫早湾干拓事業!これは、けしからん事だとずっと考えていたのですが、いって少しだけ考えを改めました。もちろん良い事だという訳ではないのですが、この地域は山と海ばかりで田畑が、ほとんどないのです。かつてここに農地というか平野を作ろうとした意思は、それはそれで凄まじいものがあったはずです、事業が顕在化した時代が悪かったというか、反対を叫ぶ人たちの多くは、埋め立てられた東京湾の上で事務所なんか構えていませんか?で、長崎を日本の縮図のようだと考えたわけなのです。

プッチーニのオペラ「蝶々夫人」初演から今年100周年!を迎えますね。ニューイヤーオペラで、少しやっているのを観ましたが、そんなエキゾチシズムの濃さといったら、この長崎にかなう土地はないですねえ。「あっ、あのアンテナが太平洋戦争のときの「トラトラトラ」の電文を送った短波アンテナです。」なんてやりながら長崎は続くのでした。

佐賀福岡編はまた今度。福岡では「これまで四輪で走った中で世界最悪の道、それはパリダカやモンゴルを含めて!という林道のお話」をお楽しみに?!

No.0577 – Organisation Voice 2004/01/07

年始恒例の私的パリダカ解説第2弾

やっぱり増岡は、速い!彼は勝負は後半のモーリタニアで、それまでは抑えて走るよ!と語ったものの昨日の337kmのスペシャルで3時間18分48秒でトップ。(でも本当はペテランセルが4分差でトップなのになぜか5分のペナルティを受けてる、なんだろうなぁこの5分)三橋や池町も滑り出しは上々。ベスト!といっていいくらいです。

上位陣はすごい面々!コリン・マクレーやミキ・ビアシオン、アリ・バタネンなんてビッグネームぞろい。

こりゃあ今年のパリダカは盛り上がりますわな。それは特にNISSANの昨年以来の本格参戦によるところが大きいでしょう。ってかそれまでMITSUBISHI-VS-SHRESSERという構図でワークス対プライベートの様相。でもシュレッサーはルノーエンジンを手放してからは苦戦中。

でもってBMWもX5が3年目でディーゼルで速いらしいし、VWも昨年までのバギーから、ついにトゥアレグを本格投入。

というふうに徐々にドライバー同様にファクチャラーズもそろってきたわけです。で、そう思うほどにMOTO部門が寂しいではないですか。KTMの一人舞台もいいですが、盛り上げていくためには「しゃあない、ウチがひとつやってやろうじゃないか。」というメーカーが出てきて欲しいです!来年はヤマハがきっと450RALLYを投入すると信じています。その際にはぜひ日本人ライダーを、で三橋、池町に続くライダーの登場をステージは望んでいるんですが・・・。

PS:分かった分かった。ペテランセルはリエゾンのゴール手前でミッショントラブル、でメカニックが3人がかりで押してゴール!で5分のペナルティだそうです。???はて?

No.0576 – Organisation Voice 2004/01/05

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年はSSERにとっては、本当に記念すべき20年の節目の年です。考えてみれば、最初の10年(1985~1994)は、SSERやTBIなどなどのイベントの立ち上げとパリダカへの挑戦の日々でした。パリ北京などを入れると6度の挑戦でした。それは、苦しいながらも充実していました。

次の10年(1995から2004)は、これらのイベントに加えラリーレイドモンゴルへの日々だったと言えます。困難の極み、海外でのこうしたイベントの開催に奔走した歳月でした。でもその間には2度のパリダカ参戦も果たし?(1勝1敗ですが)ツールドブルーアイランドもニッポンへとステージを広げました。やっぱり苦しくても充実の日々であったと言えます。

では、次の30年目への10年は?何に向かうのか。この課題は本来は1年先に発表するところなのですが、個人的にはこれまでの嵐のような日々を慈しみつつ反省し、心穏やかに内面に語りかける・・・「お前、出家でもするのか?」と言われそうですが、そういう日々を過ごしたいと思うのです。で、来年こそは久しぶりにパリダカールへ、と決意も新たに(何が心穏やかにじゃ)パジェロエボリューションT1ソノート製を手に入れて、このHP上でメイキングストーリーを展開しようかなどと、心穏やかならんことを画策する毎日です。実はこのマシン、手許にあるんですねえ、しかもナンバー付きでTDNの試走にもこれが投入されるってわけです。でもガソリン車はリストリクターの規制がひどくてなるほど、ディーゼルのほうが優位なんで結構ディーゼルで闘うチームが増えているのか?と納得。

さて、年始恒例の私的パリダカ解説。

見所のひとつは、カミオンクラスのデルーイ親子、カマズ、タトラ、それにチームスガワラの闘い。非常に興味深いですね。AUTOでは、増岡、ペテランセルの一騎打ちに待ったをかけるかニッサン。バタネン、マクレーら二人のWRC王者とは豪華です。T1では右京VS三橋、池町!われらがエンデューロライダー、元F1パイロットと闘うのは「いいぞう」と応援。でも右京さんもいい奴だしなあ、と悩みつつ全員を応援。

さてヨーロッパを後に、いよいよモロッコへ、明日くらいからはSSも長くなってきて、より鮮明な模様が浮かび上がってくるでしょう。でMOTOはどうなの?と言う質問。これまでになく多数参加の日本人勢、「みんな、頑張ってください」愛媛県の人もいるんだって!なかでも田中ユキさんが健闘しそうな予感ですが、ありゃマシントラブルか、急にポジションを落としちゃいました。先は長いのですが・・・MOTOであまり順位を下げちゃうと、AUTOのトップグループと絡んできて厳しいのだ。「アフリカの最初のうちにポジションをあと50番くらい頑張って上げとくように。」なんて、電話しようかなあ。


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