この写真は1984年にオランダのデュロイ選手がパリダカに持ち込んだ車両です。写真の説明では、ダブルキャビンでダブルエンジンとなってますが?です。
こんな発想は日本人の私には出来ません。
次の年には私も夏木陽介さんとパジェロで出てこの車両を見てますが、途中で転倒してリタイアをしてます。この年、デュロイ選手は別に仕立てたカミオンで出て総合15位で完走してます。この車両は親分のデュロイ選手のサポートをしてたようです。この発想が面白いですね。
もう一枚の写真は1946年に作られた消防の連絡車の用です。実に合理的で火災現場にまっすぐに入って行き、危なくなったら反対の席で運転して真っ直ぐに避難が出来ますね。Uターンなんてしている場合ではないはずです。
日本でこんな発想をして、上の人にお話ししても、絶対に実現しないのです。デメリットだけを考えるからなのです。
今年もチリでライノのサイズの消防車を何台も見ました。どこでも走れて初期消火には最適です。
あれをやるとだめ、これをやると誰が責任取るのだと、考えてばかりで前に一歩も進まないのが日本の現状ですね。
少しづつ改めましょう。
菅原 義正
著者紹介 菅原義正氏
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