昨年、モンゴルから持ち帰ったロシア製のバイク「イーチ」のレストアを開始しました。御殿場の工場に置いてあるので、9/17(金)の午前11時頃に東名に入ったら、何と45キロの渋滞です。空いていたら1時間で行けるのに、その日は3時間も掛ってしまいました。
運転手のシートと後席のシートアッセンブリーを外して、東京に持ち帰り錆とりや塗装を剥がしたり、結構細かい作業の連続です。塗装を剥がして判ったのですが、今のグリーンは前のオーナーが塗ったもので最初の色はブルーでした。車両全体のサスペンションは当時の技術では難しかったようで、シートにもサスペンションが付いてます。この車両にはコイルスプリングを引き方向で使ってます。
このバイクのルーツをドイツのカイザーさんに聞いたら、ドイツのDKWのコピーだとの事です。そう言えば私が乗っているロシア製のウラルもドイツのBMWの水平対向エンジンのコピーなので納得です。DKWは昔、自動車も作っていたので会社名は知ってました。1930年頃は世界最大のオートバイメーカーだったそうです。
色も決めましたし、後席の人が持つハンドルやキックペダル、シフトペダルは再メッキにお願いしてます。今後の作り込みをまたご報告しますね。どうも年齢は私と同じ位なようです。
写真は椅子を取った状態のイーチと当時のDKWの宣伝のポスターです。
菅原 義正
著者紹介 菅原義正氏
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