このラリーを祝福するような快晴は、この季節には珍しく大気も透き通っていました。そして複雑に構成されたルートは、13本ものSSを擁し、競技としての魅力も格段のものとなりました。そしてこの大会ならではの旅としての楽しさも忘れられません。
閉会式の無い大会ですが、最終にゴールする選手を待って集計表彰という時間を省き、各自のゴール後にさまざまなもう一つの目的地(温泉や、岩下コレクションやらと)出掛けて行く姿がとても印象的です。
ここにご参加のみなさまには、その健闘を讃え心よりの賛辞をお送りいたします。
また九州からばかりか、全国からお集まりいただきました競技役員のみなさまにも、併せて御礼を申し上げます。
また大会には由布市長、市会議員のご臨席の栄を賜りまして、本大会が地域に確実の受け入れられて来ていると実感することも出来ました。
さて、この湯布院を初戦としてはじまるツールドニッポンシリーズ、ますます充実を図りたいと考えております。
また、今後は競技のレギュレーションの運用を少し厳正化する方針を取って参ります。
特に競技会場内での喫煙などは、この数年間はパーソナルなモラルに任せようということとし「注意」をしないようにいたしましたが、車検会場やCPでの喫煙、くわえタバコなどを見るにつれ、非喫煙者への配慮ばかりか、安全面なども含めモラルを高めたいと考えます。
またコントロールゾーンへの侵入または逆侵入。
SSのFCPでのゴール済みの選手がその場に留まり、計測作業中のCPスタッフに自身のタイムや前後の選手のタイムを聞きにコントロールゾーン内を歩き回る姿は、モータースポーツ、特にラリーの現場ではあるべき姿ではありません。
こうしたことをこれからは厳しくコントロールをし、競技としての質を高めていかなければなりません。
今回は本大会の運営にご協力頂きましたことを御礼申し上げます。