DAY1 7/13 fri. 芦別~大雪から名寄
前半は十勝岳を遠望する定番ルートです。今年の冬は全道的に積雪が多かったため、十勝岳もいつもより雪渓が大きく、ひと際美しく見えます。まあ、天気が良ければの話ですが…。中盤、大雪の麓では迷路のような林道でナビゲーションの確かさが試されます。本当は、ここでは、コマ図に距離と方角だけを記載するという、ナビゲーション技術を競う新しい試みを行う予定だったのですが、大雨の被害で林道の損傷が著しく、走行するだけで困難になることが予想されているため「新しい試み」は来季に持ち越すことになりました。名寄では、ハイスピードなSSが待っています。SSをフィニッシュしたらすぐビバークです。
DAY2 7/14 sat. 名寄~宗谷岬~中頓別
朝のスタートがそのままSSのスタートになっています。朝もやの丘陵地帯を抜けて市街で給油、其の後、ロングダートの連続でオホーツク海岸に出ます。ラリー前週の大雨によって、通行止めの林道が出ているため、ルートの大幅な変更も予想されます。日本の最北端を経由して広い道北を南下して、北緯45度の中頓別町を目指します。SSの直前にビバークを通過。その付近ではゴールするエントラントとすれ違うかもしれませんが、しっかりとコマ図をトレースしてください。中頓別にビバークを置くのは第1回大会以来です。中頓別町の有志、地元エンデューロライダーたちが協力してくれました。
DAY3 7/15 sun. 中頓別~遠軽~当麻
SSを終えると少し長いですが、快適で交通量の少ない道を南下。ロングダートに入る予定ですが、大雨の被害状況によってはルート変更が行われます。一路オホーツクを目指し、細かなナビゲーションで遠軽町を通過しますが、国道で橋の崩落があり、ここでもルートの変更が行われます。その後、クローズドコースでのSSをこなして、西へ移動。上川から愛別あたりで給油をして、当麻に向かいます。当麻でこの日3つ目のSSをこなしていつものビバークへ
DAY4 7/16 mon. 当麻~芦別
朝のSSを終えてすぐに長く、迷路のようなダートに入ります。ここでも、ナビの新しい試みを実施する計画だったのですが、やはり大雨の被害が深刻で、おそらく走行すること自体がチャレンジングなものになるでしょう。その後は十勝岳の山麓を巡って足芦別に帰還する道です。チェックポイントの位置、開設時間に注意してください。