昨年と同じジムニーで出場しましたが、3日目のSSの約80km地点の砂丘の中でエンジンの出力がなくなり、前進できなくなりました。これには予兆があり、2日目の砂丘に入って1km位走ったところでパーンという音がエンジンから聞こえてきて、エンジンがストップしてしまい、急いでエンジンを始動するのですが、中々かかりません。4WDのHで走っていたたのでLに切り替えてやっとエンジンが掛かりましたが、5000回転くらいで頭打ちになってました。だましだましSSを終えて、更に655kmのリエゾンを走り、96kmのSSを終えてキャンプに戻り、ターボを予備のと交換して3日目に臨んだのですが、出力がだんだん落ちて来てのストップでした。プラグをチェックしたら写真のように2番目のプラグのマイナス側の部分が解けてました。
サポートカーに牽引をしてもらいキャンプ地に戻り、リタイアを宣告してウランバートルまで自走で戻る事にしたのですが1,000kmもあり、途中には峠もたくさんあるのでエンジンがだめになったらサポートカーに牽引をお願いする事にして走りだしました。660ccの内一気筒がだめなので440ccのジムニーです。下りは70km/hも出るのですが登りはだめで、何回もサポートカーに牽引してもらい3日かけて無事にウランバートルに着きました。車が帰って来たら早速原因を調べてみます。分かったらお知らせしますね。ラリーは非日常の連続です。楽しくてなかなかやめられません。
菅原 義正
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