2004/12/28 (火曜日)

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2004年もあとわずか・・・・・歳月の過ぎ行く早さに唖然としてしまいます。ひょっとして地球の自転速度と公転速度は、かつての1.5倍くらいになっているのではないかと疑いたくなります。スマトラの大地震による津波は、報道を見るほどに犠牲者の数が増えて、死亡者7万人の可能性も!!という最新ニュース!!本当に痛ましい限りです。被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。

こうした災害の規模が、巨大化の一途です。人類の生存環境としての地球は、大丈夫でしょうか。最近のNHKなどでよく見る、地球の誕生から今日に至る歴史、天体衝突による全海水蒸発とか・・・・今の温暖化などの環境問題は地球にとって、たいした問題ではないとは、東大の松井教授のお話。地球外から汚染された物質を持ち込まない限り、数千万年から数億年かけて、地球の循環のシステムで浄化され、またもとの青い地球に戻るのだそうです。6500万年前、恐竜が絶滅したときの地球環境は、かなり悪くて、それと同じ環境になれば今の人類も絶滅を免れないのでは・・・でもまたすぐ?数千万年かけて浄化作用が働き、その間にわずかに生き残った生物が進化していくという繰り返しなのです。子供の頃読んだ手塚治虫「火の鳥」のようなものでしょう。なんと地球の時間に比べて、人類の歴史というか時間の少ないことでしょう。

さて、そんな自然災害にも人災の影を感じながら、新しい年は京都議定書が発効されます。地球環境と人類の、新しい第一歩のような感じさえします。次世代エネルギーの本格的な実用化も、2005年にはアチラコチラで見られることでしょう。水素ステーションが、次々?と出来てきて、そのうちガソリン車は、そうそう、昔昔、有鉛ガソリンを探して困ったような・・・そんな時代の訪れを感じるのも2005年のはずです。いやそこまでは早くないか?

一方で世界の自動車産業は、未曾有の高度成長!!しかもスーパーカーブーム!!まさに消えいくものへの惜別の賦、ろうそくのひときわ明るい最後のともし火、とならないように切に祈る気分です。

自動車が悪いのではありません。人類の自動車の使い方や選び方が悪い、ということでしょう。自動車もしくは自動車の役目をするトランスポーターが、無くなる事はないでしょう。それはその存在が、人間の自律や自由といったものに資しているからなのです。

2005年、世界は新しい自動車生活の第一歩を踏み出すことでしょう。モーターサイクルの地位も向上するかもしれません。もっと高燃費でパワーのあるクルマが続々と誕生することでしょう。モーターサイクルにもハイブリッドが現れるかもしれません。自転車にエンジンが着いた人力とエンジンという、ハイブリッドの元祖みたいなのが、再び現れるかもしれません。

さらにFCEVは、まず家庭用の実用化が進みます。と同時にあなたの会社にも1台はやってくることでしょう。企業活動も、こうした環境問題を経営の中心に据えなければならなくなっています。
新しい年2005年は、人類にとっての新しい第一歩の年になることでしょう。大げさに言えば、この1年間に起きること、決断したこと、取り組んだことが、社会の、そして地球の将来を決めることになるでしょう。

どうか良い年をお迎えください。2005年もSSERと、そんな話デモしながら、ガンガン走りませんか?!

パリダカの中継解説!します。

きょうの一枚
ラリーレイドモンゴルから美しいワンカット、砂の壁に挑む後姿が美しい。

 


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