「ちょいと、七沢温泉の闘いへ、行ってきます。」

Pocket

2011/09/12
「ちょいと、七沢温泉の闘いへ、行ってきます。」
SSER3DAYSカウントダウン中ではありますが、この夏の決着!のために七沢温泉まで行ってきます。
いまさら書くまでもありませんが、これはモンゴルの「オヤジ対決」のお約束。この場に及んでも、たぶん「あーだった。こーだった」「それは違う!」といったなにか、余韻のようなものがまだまだ燻っているはずで、それはそれで面白いのであります。
七沢温泉とは丹沢の神奈川県側、厚木市にある静かな温泉です。われわれの宴会の舞台となるのは?福元荘。その福元荘こそは日本のプロレタリアート文学の旗手、小林多喜二が隠れていたところなのです。小林多喜二の「蟹工船」などは再び近年読まれるようになったり映画化されたりしたそうですが・・・その後の日本はというと???
小林は東北の生まれですが4歳のときに北海道の小樽に引き取られます。小樽高校や現在の小樽商業大学を出て北海道拓殖銀行に入行。同じ小樽出身の菅原さんは、この福元荘での宴会に深い感銘を受けているようです。
そもそもあの時代は、まさに右往左往していたのです。右によるか左によるか・・・で日本は右に向いてしまいました。ボクはどちらも否定したくはないのですが、相容れない思想を受け入れてはじめて均衡の取れた時代になるのではないかと思うことしきりです。
反するものは排除するものではなく、お互いが理論であれ実践であれ切磋琢磨して人々に信を問えばよいことではありませんか。マスコミがそれに関わってはならないし、真実だけを伝えればよいのに必ずいずこかに加担してしまうのは彼らの立場には許され無いはずです。
こんな稀有なことを考えながら、ボクはラリーの前後を通じていかに公正であるかを感じながら二人のオヤジ対決から学んでいたものでした。
きょうの一枚
レゴラリータ。その響きを聞いて「・・・」と思うあなたはおそらく48歳以上か。椎名先生は、そのレゴラリータ、ドカティ125でSSER3DAYSのヒストリックエンデューロを走る。

OVバックナンバー

(2022/06)Organisation Voice は現在旧サイトからデータ移行中です。
工事中のところが多数ございますがご了承ください。

2015年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2014年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2013年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2012年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2011年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2010年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2009年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2008年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2007年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 01 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2006年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2005年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2004年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2003年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2002年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2001年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
2000年 | 01 : 02 : 03 : 04 : 05 : 06 : 07 : 08 : 09 : 10 : 11 : 12
1999年 | 10 : 11 : 12月
旧Organisation Voiceはこちらからご覧いただけます。

ブックマークする パーマリンク.

コメントは受け付けていません。