2012で使ったキャブ(運転席部分)が恵比寿の会社に運びこまれ改造が始まりました。室内の内装が全部外されて、掃除した後に塗装がされます。
塗装はクラックの発見や落とした品が分かりやすく白い色で塗装しており、フレームも普通は黒色ですが、我々のチームは白い塗装にしてあります。
各部品を外す事によって、取り付けたネジの強度(軽量化の為にアルミのボルトにした場所が強度不足だった事が判明しました)が適正かどうかも分かります。
人間で言うとマラソンランナーにまでに軽量化をしており、これ以上すると強度的に難しい範中に入っているのですが、人間の知恵は素晴らしく強度に関係無い場所を見つけて、軽量化をしております。
乗員がここまでやっているチームは世界でも珍しい事で、逆に言うとここまてやっているから、ラリー中に何処かが調子が悪くなっても自分達で直してキャンプ地まで戻れるのです。
エアコンの室内のラジェターも埃まみれです。(埃を嫌って外気導内のシステムを殺しています)これでは効率も悪くなり、1年ごとに新品に交換です。
このキャブが新しいフレームに載せられて、モンゴル・ラリーにテストとして出場します。ブレーキもブレンボーで特注のディスクです。
お楽しみに…..
菅原 義正
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