「北海道4デイズ、いよいよ」

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_Z2X0170冬の間から関係各方面との調整を進めていますが、実際にルート製作・試走が行われるのは、雪解けを待ってから、毎年この時期からです。山深いところはまだ走ることができませんがまずは平野部から走り始めます。ここ数年は、SSERが試走用に製作したLC70(ランドクルーザー)を使用させていただいています。四国、九州、北海道、それにサハリンも何度も走っているこのLC70は本当にタフなやつで、しかも現在はSSERのラリーの試走は、共通してこのクルマを使用しているので、距離計測の安定性も格段に上がっているのではないかと思います。おかげで試走もストレスなく効率よく進めることができ、その分、楽しいルートの構築ができているのかなとも期待していますが、北海道の場合はどうでしょうか。今年も楽しみにしていてください。そう、ちょうど先ほど、愛媛のSSERオフィスからランクルを小樽に向けて船積みした、との連絡が来ましたら明日には北海道に上陸することてじょう。これで早速週明けには、道東方面に向かうことができます。

11-00128今年は、久しぶりに道東のかなりはじっこの方までルートを延ばす計画です。今年のルートは、ダイナミックに、広く、そして自分にとっても新しい発見のあるものにしようと考えています。大地の広さ、空の高さを実感し、そして毎日のビバークで、仲間たちとの時間を楽しんでほしいと思います。今年は、ぼくの仕事の上は後輩になりますが、実に頼りになる仕事のパートナーである稲垣正倫君(今年のダカールでチャレンジングな取材旅行を敢行した男です)が、初めて北海道4デイズをプレスとしてカバーする予定と聞きました。モデル兼レーサーとして活動するREIさん(http://ameblo.jp/rei-pilot/)が初めて北海道4デイズに参加するためその同行取材を兼ねるとのこと。バイクは話題のCRF1000Lアフリカツインで、このバイクのラリーデビューも楽しみにしています。

さて、みなさんのご準備はいかがでしょうか。これまで、第一回の大会から、昨年まで、毎年毎年、それそれを特別な思いで振り返ることができる大会ばかりです。しかし、今、北海道のぼくたちは、今年の大会を過去10年のうちで最高のものにしようと思っています。ぜひ、北海道の夏をご一緒に。

春木久史

千歳

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