ようこそ、10年目の北海道4デイズへ。例年に無く長い試走の日々もようやく終わり、気がついたら皆さんをお迎えする日が近づいています。毎年、この時期になると2007年の第一回大会の準備の日々のことを思い出します。なにもかもが思うように進まず、夜は心労で眠れない日が多かったなあ。その時に力になってくれた、斎木先生や坂田先生、そして山田実行委員長、黒川さん、スタッフのみなさんのやさしさを思い出します。そして北海道の仲間たち、なによりジェントルでスポーツマンシップにあふれた選手のみなさんに支えられた10年であったと思います。今は、少し人間が図太くなったのか、不眠に悩まされるということはなくなりましたが、やはりすべての準備が整った今は、ほっとした気持ちになります。10年という時と経験が、良いか悪いかは別として、ぼくを変えたのだと思います。そう、時は流れましたが、北海道の美しさは変わらず、人のやさしさも変わっていません。もちろんぼくたちの「北海道はやっぱり最高だ!」と思って帰ってほしいという願いも変わっていません。ですが今は、4日後に再び芦別のゴールで、笑顔のみなさんに会うことが唯一最大の望みです。くれぐれも注意を怠らず安全運転で、地域の生活環境に配慮して、そして最高に楽しんで、4日間を走ってください!