No.161「ルマンの自動車博物館、その2」- 菅原さんからの手紙 2014/06/05 22:46

Pocket

この博物館はサルト県の県立の博物館で、館長とは20年以上の友人です。

受付で館長用に用意したお土産を渡したら、受付の女性が大きな声で「フランシス!!」と呼んだら裏側から出て来て「TON TON」と抱き付いてきました。

私のフランスでのあだ名はトントンなんです。

letter_161_20140605_2246_01何時もは何人かを連れて行っても、私の分の入場料は取らないのですが、今回は6ユーロ取られました。後で他の人に聞いたら、今は館長ではなく、アドバイザー的な役割だと聞いて納得しました。売店ではここでしか売ってないエルメスのネクタイを扱っていたのですが、今は売ってませんでした。ゴメンネ山田さん。

博物館は2つに分かれていて、最初に出来た蒸気機関の車から現代までと、24時間レースに出た、歴代の車が飾られており、日野さんがルノーと提携して作ったルノー4CVもレース部門に飾られております。

国産では、マツダが優勝したロータリーのプロトタイプやホンダのエンデューロ(ロード)で年間優勝したバイクがあります。このバイクに乗ったチャンピオンのライダー、ジャン・クロード・シュマラン氏は1991年の日野さんの2号車のドライバーになってもらいました。

写真の1と2は今回初めて見たド派手な車です。マーシャルのデモカーなんですね。ヘッドランプはラリーで許されているのは8灯まですよ。

写真3と4はマックイーンのコーナーもありました。

彼は映画を撮るのにルマンで走りましたが、実際のレースには出ておりません。

彼はセブリング12時間耐久レースでポルシェに乗って完走しており、その時の写真を、弊社で日本初のレースカレンダーを作った時の表紙に使いました。

写真を撮ってくれた人は、後でとんでもなく有名になる二村 保さんです。

マツダさんが総合優勝した年に、偶然、ルマンで観戦してましたよ。当時、パジェロに乗っていたので、三菱さんがお客様用に用意したピットの2階で24時間、食事や飲み物のサービスがフリーで綺麗なお姉さまのサービスが付いてました。

letter_161_20140605_2246_02

letter_161_20140605_2246_03

letter_161_20140605_2246_04

 


著者紹介 菅原義正氏

バックナンバー:
2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 
2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 
2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 
ブックマークする パーマリンク.

コメントは受け付けていません。