不思議な事があるものですね。写真1の小説「ル・マン自動車レース」と言う本は、写真2にあるように、私が23歳で学生の頃に買って読んだ本です。この歳に鈴鹿サーキットが出来ました。
写真3は筆者のグレゴワールさんで、写真4は1929年に彼が発明したフロントドライブ車で自らル・マンのレースで走っております。(彼の特許をシトロエンが買い現在に至ってます)
写真5は私が以前買った絵葉書で、本の内容はグレゴワールさんが作ったタービンエンジン車でルマン・24時間を戦うというお話です。文中にはアルゼンチン人のゴンザレスさんもフェラリーの4号車で出場してます。(彼の運転しているフェラリーは彼の為にアルゼンチンの国で買ってくれた車両です。本当の話)
写真6は現在も博物館に飾られているグレゴワールさんが作ったタービンエンジン車です。空力も良く考えて、流線的ですね。
30年程前に行った時には、自分が読んだ本との繋がりが分からなかったのですが、ルマンに工場を持つようになってから、繋がり自分でもびっくりです。
今のダカールはアルゼンチンをスタートするので、モータースポーツの勉強をしていたらゴンザレスさんも文中に出て来るので、更に驚きました。
写真の6は博物館で写した写真で7は説明パネルです。
追伸 翻訳者の桶谷 繁雄さんは私が初めてパリ・ダカに出た1983年の2月に亡くなりました。