ラリーの舞台が南米に変わってから、毎年車検はフランスのルアーブル港で行われます。ヨーロッパから出る、全ての参加車両はこの港で車検が行われ、主催者手配の船に乗せられて南米に向かいます。人検は全員、次回はスタート地点であるパラグアイの会場でやる事になるのです。
我々チームはサービスカーの3台はルマンの工場で保管しているので、社員3名がフランスの工場に出張して、事前の整備などをやって、ルアーブル港までは運びこんで車検を受けてくれました。
11月24日にルアーブル港に運び込み、アルゼンチンで受け取るのが12月20日頃で、今年から日野さんの販売会社がアルゼンチンに出来たので、日本から直接送ったラリーカミオン2台とサービスカー3台がこちらでドッキングして。販売会社の工場をお借りして、さらに事前整備をして、スタート地点のパラグアイまで自走して向かいます。
毎年の事ですが、予定通りにはいかないもので、ある年には日本から直接乗せた船が故障してしまったり、船長さんが途中で亡くなったりしました。
スタートは1月2日ですので、応援してください。
写真の説明
1 は弊社のフランス・ガレージの前で写したもので、低床のトレーラに乗せられた6輪のサービス・カミオンです。全長がとても長いですね。
2 は車検会場に集まったカミオンですが、ゼッケンの台紙が白でないので、サービス・カミオンで左がカマズで右はジナフです。
3 は車検が無事に通過した、サービス車両の3台です。