それは、日本という限られ整備された国土の中で、まるで海外のラリーを味わうように日常から身を切り離すことにあります。そしてコマ地図に描かれた無機的なマークを追って走れば、誰もが1本の道に結ばれていることを感じ取ることが出来ます。高速道路や国道を離れて地方道や林道を行けばGWの喧騒から解き放たれて、おそらく思いがけなかったような経験を得ることにあります。
●今年のルート
四国に入ると西行が過ごした庵や、崇徳上皇の御陵を訪ねます。そこは、「讃岐うどん」で賑わうエリア。空海が日本に持って帰ったとされる「うどん」は、西行は食べたのでしょうか。ルート上にも、いくつかの「うどん屋」をコマ地図に記載しておくことにしますね。CPまでに少し余裕があればぜひ。ポイントはお昼前です。