さてパリダカも終わってって書こうと思ったら、「こちらのコラムには敢えてシュレッサーのとった行為について触れてないけど、」などと鋭い質問がいくつか届いて、ギョッとしてます。たいした立場ではないのですが、そこはやはりジャーナリストとは違い小なりと言えども主催者の一人としては参加選手についてのコメントは差し控えたいものです。ですがN尾さんからの電話に拠れば表彰式会場にシュレッサーの姿は無く、名前が読み上げられれば大ブーイングだったようで、まあそれでヨシトシタラどうなんだろうとおもいます。
どちらにしても彼もTSOもなんらかのコミニュケを出すだろうし、出さないかもしれないけど。勝負に行き詰まった子供のような行為に対して悪く言うだけでは本質は見えてこないような気がする。それよりも「三菱チームはどうしちゃつたの?チームオーダーをどうして出さなかったの」というマニアックなT木さん、そうなんですが、ひとつには篠塚総合優勝のときの問題のうえに、いまはひとつのチームではなくなってるということもいえます。かつては三菱のフランスのインポーターはソノートといって、ま古いファンにはなじみがあると思いますが、ソノートミツビシとかチームソノートシチズンだとか、まあソノートはヤマハのインポーターでもあってJ.Cオリビエなんかがそこの親分だったりしてて、そのソノートが三菱もヤマハも取り扱いを止めて三菱はヨーロッパのセールスの拠点を失ってると言う事実があるんですね。それとモータースポーツとどういう関係があるんだと、僕も言いたいんですが、これが大人と子供の差みたいなもんです。
でそのチームオーダーなんですが、ソンナこんな事情で出せなかったと見るべきじゃないでしょうか。ブレーマー監督も雇われてるしチーム内では篠塚のほうが立場が上だってぐらいですもんねえ。ということは、どういうことか?ちょっと今日はついつい言わずもがなのことを書いてしまいました、ただただ僕はこのような素晴らしいイヴェントが美しい地球の上に存在しそしてその存在が若者に門戸を開き、子供たちに夢を与え続けるもの(でも)あって欲しいとただただそう願うからであります。企業の論理に支配されることはやぶさかではありませんが、それはもっと違うところでやってって思います。ほんとに美しい地球上にこれらの存在が許されなくなる日が足早に訪れるとしたら、その理由はここでも企業論理なんでしょうか。参加者の多くは僕の知る限りみんなゴミを捨てます、出かけるたびに愕然とします。
きょうの1枚
僕の子供の頃の原風景といえば、こんな枯葉の道だ。これは香川県の五色台でこの日曜日に取った一枚。雑木林の中のトレイルは、冬の午後の日差しがなんとも言えず良くて、散歩にも良いしMTBにも良いし、ボチボチとちっちやいバイクで駆け抜けるのもいい。走り去った後に落ち葉が舞うのもトテモいい。ちょうど、そんなトレイルランドを作ろうと言う話になっちゃって、少しカフェ・レゴラリータの計画が遅れ気味でごめんなさい。