そういえば、いつかのTBIの最中に飛び込んできたNEWS「アイルトン・セナ、サンマリノGPにて事故死」この衝撃は大きかった。日本国内のモータースポーツが、セナの事故死で受けたダメージも相当なものだった。というか日本のモータースポーツも事故死したといって良い。そのF1サンマリノGP。2001年は、新世紀にふさわしいレースとなった。各誌はこう書くに違いない「復活祭のその日、ウィリアムズ、BMW,ミシュランの古豪が、ラルフ・シューマッハという若い力で復活した」と。
この日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世はバチカンのサンピエトロ広場で復活祭のミサをおこない「新千年紀にあたり、恐怖と悲しみの闇を追いやる復活祭の光は万人にもたらされる」とあいさつ。関係ないけど、なんかF1的には長い闇の中から僕の好きなウィリアムズやBMWやMICERINが、輝きを取り戻した。そんでもって僕は寝不足になった。
そして今朝、事務所に来てたくさんのメールを読んで居て考えた、その多くはTBIエントラントからの質問の山である。それを読んでいて「やっぱり参加するのはあきらめよう」と決心した。また右手の親指の痛みも「それがいい」っていってるような気がした(これは 3週間前に痛めた) 200名を超える参加者、うち 100名の初出場者、何とかみんながラストTBIを最高に楽しんでもらうために、また事故や大きなトラブルを起こさないためにも、迷いに迷った最後の選択になった。参加するぞと決めて、この半年間本当に楽しかった、こんな楽しさがあるなんて思っても見なかった。「きっと楽しいだろうな」くらいしか主催者には判らないんだが。 TTR125もとってももったいないけど、まあいいか。復活祭の次の日、僕の決心。
さて、最後なのでと甘く見ている数人の諸君、相当厳しくいくからね、覚悟しといて。
きょうの一枚
今、SSERの事務所内では12名がTBIに向けて全力で取り組んでいます。僕が「いいじゃないか、最後なんで少しくらい多めに見てあげよう」と言ったもんだからさあ大変。書類の揃わないエントラントでも、はじめて受理したもんだから「SSER PRESSのエントリーリスト今年は顔写真なしで良いですか?このままでは間に合いません!」とか、一晩で山のような質問のメール「前泊の料金案内が無いぞ」公式通知と同封した文書に書いてます。「案内が届いてない、友だちは届いているっていうんだけど、それはなに?」それは友達に聞けばどうでしょうか。だいいち返ってきた郵便物は調査して必ず届けてますし、現状返却された郵便物はありません。これでは10年前のTBI。あの頃僕は切れた。「僕たちは旅行代理店ではないし添乗員ではない。」
そこで社内の様子をご紹介しようと思う。エマージェンシー封筒を製作する人、SSERPRESSの制作をする人、オフィシアルマニュアル、スポンサーご一行様のスケジュール作成と各予約手配する人、集計プログラムを制作する人、 IDカードや参加者向けのツールを作成する人、食糧の最終手配をする人、事務所の中には、お米も大量に積まれています。記念品や、会場設営班、機材班、とんでもなく忙しくて、困っています。
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