まず鉄ホイールの内側を見て下さい。(写真:一枚目)各スタットボルトの外側に2ヶ所触っている痕があります。内側は錆びと汚れで見にくいですが線状に黒く当たっている痕があります。ナットが締まる場所は浮いているのです。
これしか、とまってないのです。鉄ホイール自体にメカニズムを感じますね。そんな訳で私のジムニー(ラリーレイド・モンゴル仕様)はあえて鉄ホイールを使っているのです。
最初にタイヤに衝撃が入り、リムに伝わり、足回りに伝わるのでホイールをヒューズにしている訳です。車の持っている特性以上の入力が入るとリムが変形して教えてくれます。
次はアルミのキャストホイールです。(写真:二枚目)完全に面あたりをしていますね。車両の運動性能を上げるのには良いのですが、昔4輪でのレースでも使用していましたが、ストレスはスタットボルトにくるので定期的に交換が必要でした。(レースではホイールの脱着が多かったので)
次は来年のTBI用にスペアーとして新しく組んだXR230の前輪です。(写真:三枚目)オフを走る事を前提としているのでスポークですね。
こちらにも弾性があり、オフには適しているのですね。
全てに長所と短所があるのですが、プライベートでやるには何処を壊すかが難しい選択になります。車は壊れるのではなく、ドライバーが壊していると思った方が正しい事が多いのです。
著者紹介 菅原義正氏
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