第2回湯布院ラリー3デイズ 総合リザルト

第2回湯布院ラリー3デイズ2016総評

素晴らしい好天に恵まれた本大会は、そのルートや景観の素晴らしさに目を奪われがちですが、そのコンペティターらの質の高さも評さなければ片手落ちでしょう。10本のSSで構成された競技のステージは、思わず唸るようなものもあって、あらゆるマシンにも何らアドバンテージを感じさせないようなものでした。川床の道でルートを見失い、川の中をさまよい続けてCPに遅着したり、SSの開設時間をミスしたりというイージーでもシリアスなミスも見受けられました。トップグループの争いは実にこれまでになく熾烈で、SSERの各イベントでの優勝経験者らとこのシリーズ戦のチャンピオン経験者らがあいまみえるという展開。前半にわずかなリードを保った池町佳生は、前田啓介にマシントラブルで首位の座を明け渡すことに。また3位争いも尾島嘉男が薄氷を踏むように福岡秀之を交わした。こうした部分ばかりでなく、あらゆるシーンで見どころたっぷりで、なんとか実況放送でもできないかと考えてみたりします。さて次は四国。果てない1年間の闘いがスタートしたような感じですね。

第2回湯布院ラリー3デイズ 総合リザルト

DAY3のみのリザルト

TIME SCHEDULE – 湯布院ラリー3DAYS

DAY1 3月19日(土)
1) 到着受付 7:00~8:45
2) 車両検査・装備品検査 7:00~9:00
3)  ブリーフィング、開会式 9:00~
4)

グランドスタート
※スタートは30秒間隔にて1台ずつスタート

9:30~
 

 

 
DAY3 3月21日(月・祝)

リザルトの発表と表彰はWeb上で行います。ゴールしたあとラリーは完全に終了します。そのあとの行動は全く自由(自由解散)です。

コラム – 湯布院ラリー3DAYS

「九州を再発見する。」

 

九州の魅力とは「人間」なのしれません。

そう思うのは確かに「火の国」と呼ばれるだけのことはあって、男も女もなにかこう身体の芯から「熱かね。」という人たちばかりです。
火山のような激しさというよりは、地熱のようなぐいぐいした熱さという感じです。
ですから、彼らと接するのは、楽しいし面白いのかもしれません。
しかし、その少し刹那的な熱さを考えると、私見に過ぎますが、火山を背負って生きてきた、なにがあっても平気!な気分や、明日は分らないから今日を精いっぱい生きる、というような死生観も醸成され、関係しているように思います。

そして、魅力的な姿の山々も、不思議な地形や神話や、そうしたファクターの数々が、ひょっとしたらこうした人間を育むのに一役かっているかもしれません。
なんせ天孫降臨の地も、不思議な神話も、あらゆる不思議も、この土地には満ち満ちています。
その大地に満ちる不思議さを感じながら走ってみましょう。
TDNシリーズの緒戦、3デイズに拡大された本大会で、愉快な人間と彼らが考え抜いたシークエンスを心から楽しんでください。
新しいフォーマットで「飲む食う走る」という九州勢の真骨頂がコンセプト、そして郷土料理をお楽しみに。
由布岳の麓で、お目にかかりましょう。


YUFUIN3DAYS 2016 もうすぐ19日から開催です。今回は機材の関係で現地からのリアルタイムレポートの数は少なくなりますが、たまにご覧頂ける(かも)しれません。下記のアドレスにてお楽しみ頂けます。

速報ブログ 写真(Flickr) twitter

ルートインフォメーション – 湯布院ラリー3DAYS

DAY1 3/19(土)「由布の高速ダートを愉しむ」

TOTAL 222.56km   DIRT 43.22km   SS-1 9.77km   SS-2 4.96km   SS-3 2.85km

実はあまり知られていないが由布市には高速ダートがある。グランドスタートのあと湯布院市街を高みから望む。おそらく連休の観光客でにぎわっているだろうが、我々は静かな町の中に向かう。SS-1は、美しく丸い山を回るように走る10.0kmのクリテリウムのハイスピード。
SS-2に向かうために、やまなみハイウェイへ。SS-2は、短いがスピードの乗る愉快なコース。営林署の許可でライダーたちのために初めて開けられたゲート。幾つかの分岐を正確に走る。そのあとは再びやまなみハイウェイへ戻りSS-3へ向う。まるでSSER 3DAYSのようにSSが連なる。SS-3は、去年、登れなかったライダーがいた、あのルート。ここを今年は逆走。つまり下りだから安心。あまり攻めてコースアウトしないように注意しSSを抜ければすぐにビバークに帰り着ける。夜は、バーベキュー パーティー!


DAY2 3/20(日)「雄渾なる阿蘇」

TOTAL 324.43km  DIRT 32.34km   SS-4 6.76km   SS-5 6.26km   SS-6 2.52km   SS-7 6.72km

スタートして、走り慣れた少し湿った黒土の森の中のSS。SS-4は、登りだ。続けてSS-5へ。ここも営林署特別許可で開設できたSSである。路面は少しラフでガレもあれば、落ち葉でスリッピーな箇所もある。とにかく慎重に進む。名物「東洋のナイアガラ」の上を走り、SS-6は通称「カオルズベルグ」。ちょっと手強そうな名前のそのルートは一部、路面から石が覗く、荒れた軽い登り。その後、宮崎にはいり高千穂をかすめ、阿蘇に向かう。阿蘇は、活動が盛んなうえに野焼きのあと。火山灰が降り積もり、まさに真っ黒な状態で、それはそれで一見の価値はある。その黒い阿蘇の中央を抜け、ミルクロードを進む。山々が一望できる場所でCP-2。周りにはいくつもの温泉がある。SS-7は、下りの森林ルート。SSをぬければゴールは近い。燃料を補給しビバークへ。


DAY3 3/21(月・祝) 「川床の道へ」

TOTAL 210.31km  DIRT 31.72km  SS-8 10.00km  SS-9 4.96km  SS-10 6.23km

スタートし、快走の舗装林道で進み、湯布院を鳥瞰した後、SS-8へ。1日目の丸い山の周回コースを今度は逆回りする。その後、「日本のマチュピチュ」を見て、ついに「川床の道」へ。まさかとは思うがリタイアの危機もここには存在する。水面で川底が見えないので、慎重に慎重に。その後は、ハイスピードのSS-9、荒れ気味のSS-10と最後まで読めない戦いがハードだ。SS-10を終え満腹感と至福の境地で快走路を一路、グランドゴールへ。

第2回湯布院ラリー3デイズ2016

まだ春浅い九重連山、紫たなびく阿蘇。 湯布院を起点としたクロスカントリーレイドは、まだ見たことのない風景に出会うかもしれない。誰も通したことのない林道の扉を、営林署が開いてくれる。 それに、楽しさいっぱいの3日間で、おそらくこの1年のモーターサイクルライディングを占うことに。 さあ、湯布院だ。 ★第2回湯布院ラリー3デイズ2016★ エントリーの締め切りが近づいてきました。 締切日は3月4日(金)です!! オンライン申し込みはコチラ: https://pro.form-mailer.jp/fms/d7e3216887540

第2回湯布院ラリー3デイズ2016

yufuin_2016ツールドニッポン・シリーズ2016は、湯布院3デイズに拡大してさらに魅力的に。 第1戦は湯布院で開催!「湯布院ラリー3デイズ」 湯布院・九重阿蘇山系を、このラリーに限った面白いフォーマットで展開してまいります。

大会名称 The 2nd YUFUIN RALLY 3DAYS 2016 第2回湯布院ラリー3デイズ2016
開催日 2016年3月19日(土)~21日(月・祝日)
会場 大分県由布市 ゆうゆう館
距離 DAY1:250km DAY2:300km  DAY3:200km Total 5SS :750km !!
湯布院は3デイズに拡大開催! 魅力たっぷりの九州で、あの川の中の道や、阿蘇の外輪山とその周辺に連なる林道群。

「川床の道で」

湯布院は地元スタッフの強いリクエストで3デイズに。案内したい林道が、あちこちに。大きな林産会社の協力で、これまで使えなかったところもルートに組み込むのだそう。 そして大好きな巨木の庭の古い小学校跡地、そこがこの大会の集合場所で2泊する会場になるからテントシュラフの要らない気軽なものだ。 そして距離は昨年の450kmから750kmと大きく増えて行く。SSも従って相当の増量。 そしてDAY3の日2本目 Total SS8(予定)には、草原のCafeがあるかも?。。。 そしてこのSSのフィニッシュでラリーは自動的に終わり。この大会は終了。 つまりグランドゴールも閉会式もない。そこからツーリングに出ても良いし、温泉行くのもいい。翌日にはWeb上でRESULTSが発表されてネット表彰式。 新しいスタイルのクロスカントリーラリーを模索したカタチの2回大会だ。

スケジュール

(日付は2016年)

1. エントリー書類 受付締切   3月4日  必着
2. 公式通知発送   3月10日  
3. 受付・メディカルチェック 大分県由布市 庄内ゆうゆう館 3月19日 07:00-08:45
4. 車検 3月19日 07:00-09:15
5. ライダースブリーフィング 3月19日 09:15
6. 第1日目 スタート 約250km 3月19日 09:30
7. 第1日目 BBQパーティ 庄内ゆうゆう館   3月19日 19:30
8. 第2日目 スタート 約300km 3月20日 09:00
9. 第3日目 スタート 約200km 3月21日 09:00

10.

リザルトの発表と表彰は Web上で行います   3月21日 14:00まで

エントリー費

32,400

*2回湯布院ラリー3デイズ2016はプレエントリー申込みを設けておりません。エントリー受付締切日にご注意ください。

昨年の模様

こちらのリンクよりご覧頂けます。

NEWS

2回湯布院ラリー3DAYS 2016のサイトがオープンしました。(2015/11/02)

エントリー書類ダウンロード

申込書に必要事項を全て記載の上、エントリー費を添えて申し込みください。

■ 第2回湯布院ラリー3DAYS 2016_大会概要

■ 第2回湯布院ラリー3DAYS 2016_申込書

■ SSERツールドニッポンシリーズ2016 レギュレーション

オンラインお申し込み

※ SSERパートナーショップでもお申し込み頂けます(ショップ一覧)

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